ドル円 の記事一覧

吉田恒の為替デイリー レーバーデイ「アノマリー」の米ドル/円
欧米のトレーダーにとって実質的な夏休み明けとなるレーバーデイ明けから、相場は一方向へ大きく動き出す傾向があった。 過去3年についてみても、米ドル/円は、レーバーデイ明けから一方向に2円以上動いていた。今回は112円、それとも108円!?
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 豪加欧の金融政策と為替相場の関係
今週は火曜=豪州、水曜=カナダ、木曜=欧州と金融政策会合が続く そこで、それぞれの現在の金融政策スタンスと為替相場との関係について整理してみた
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 米ドル/円は底堅い展開。豪ドル/円は大幅続伸、そろそろ頭打ちか
米ドル/円 日足週間予想レンジ:109.00~110.70メインストラテジー:レンジ取引・ドル指数の値動きとの乖離・調整波継続も穏や...
陳 満咲杜
田嶋智太郎の外国為替攻略法 対米ドルでのユーロ・英ポンドの戻りも、そろそろ一巡か
米雇用者数、8月は市場予想を下回るサプライズ 9月以降の雇用者数は再び増加傾向を強める可能性も ユーロ・英ポンドに対する米ドル売りの流れは一服か
吉田恒の為替デイリー 米金利の転換点になってきた雇用統計
米ドル/円など主要な為替相場は、過去2ヶ月方向感のない展開が続いてきたが、それは影響力の大きい米金利の方向感の乏しい展開が続いたことが主因だろう。 その米金利のトレンドは、注目指標とされる米雇用統計発表をきっかけに発生することが少なくなかっただけに、今回も注目。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー クロス円「底値圏」の可能性を考える
8月にかけて主要なクロス円は軒並み大きく下落したが、基本的に52週MA前後で踏みとどまり、経験的にはあくまで一時的な下落に過ぎない可能性となっている。 本来、株価と順相関のクロス円が7月以降株高を尻目に「異例の下落」となった動きは、じつは米金利低下の影響があったようだ。ただ、その米金利も「下がり過ぎ」圏にあることからすると、上述の「一時的な下落に過ぎない」といった判断とも一致する。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー ジャクソンホール後、米金利と米ドルの行方は?
注目のジャクソンホール・パウエル発言の後は米金利低下・米ドル反落。ただ米金融緩和見直しの可能性が高まった中では、米金利低下には自ずと限度があり、基本的には米金利上昇再燃を手掛かりに、米ドル高・円安再開をにらむ展開か。 物価や雇用の客観データからすると、考えられる最短のシナリオである9月FOMCでテーパリング開始が決定される可能性もありそう。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 今週の豪ドル反発の理由と今後の焦点
先週、豪ドルは急落し、金利差からはかい離が目立ったが、今週は「ジャクソンホール待ち」となる中で反発する展開となった。これは、そのかい離の修正によるものではないか。 金利差とのかい離がほぼ是正され、ニュートラルな状態でパウエル発言を迎えることになる。当面の方向性は、金融政策を反映する米2年債利回りが、パウエル発言にどう反応するかが焦点か。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 豪ドル/米ドルと豪ドル/円の「違い」
豪ドルの下落が最近にかけて拡大している。ただ、52週MAなど一部の指標との関係で見ると、対米ドルと対円ではその「意味」にかなり違いがありそうだ。 豪ドル/米ドルは下落トレンドへ転換した可能性があるが、豪ドル/円の下落はまだ一時的な可能性が残っている。以上からすると、当面の豪ドル売り戦略は米ドルに対してより有効と考えるのが基本ではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー テーパリングまでの金利と為替のシナリオ
いわゆる「テーパリング」が年内にも開始される可能性が出てきた。かつて、「リーマン・ショック」後の金融緩和見直し局面では、テーパリング開始に向けて金融政策を反映する米2年債利回りが大きく上昇。今回も同様なら、米ドル高要因になる可能性がある。 ただし、米金利上昇を懸念し、株価が急落する場合は米ドル/円下落リスクにも注意。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 米景気指標悪化でも米ドルが反発した理由
8月17日、米7月小売売上高が予想より悪い結果となったものの、米ドルは反発に転じた。先週金曜日の「ミシガン・ショック」以降米景気指標悪化が続いたが、米ドルもこれまでのところは「下げ渋り」の範囲にとどまっている。 米金利は、「ミシガン・ショック」以前から「下がり過ぎ」となっていた。このため、米金利低下を見込んだ米ドル売りの反動が入りやすくなっている可能性あり。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 米ドル/円の短期予想と「利上げでもメキシコペソ反落」の理由
先週の米ドル/円も米金利に連動する展開が続いた。週末はその米金利が大きく低下したことから、米ドル/円も反落。 ただ米金利は短期的には「下がり過ぎ」圏にあり、米金融緩和見直しの可能性が高まる中では、さらなる米金利低下は限られそう。米ドル/円も下落リスクは限定的か。 メキシコは先週連続利上げを決定したが、メキシコペソはむしろ小反落となった。これはすでに中長期的な高値警戒域にある影響が大きかったのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 「ミシガン・ショック」とユーロ、豪ドルの考え方
13日、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことをきっかけに、米金利と米ドルが大きく下落する「ミシガン・ショック」となった。ユーロ/米ドルはいわゆる「二番底」のようになったことで、一部にはユーロ安・米ドル高終了との見方も浮上した。 ただ52週MAとの関係で見ると、トレンドはユーロ/米ドル下落で、反発は一時的な可能性が高いのではないか。これは豪ドル/米ドルも基本的には同じ。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 米物価指標の金利と為替への影響を考える
今週はCPI、PPIと米物価統計発表が予定されているが、テクニカルに上昇率鈍化の可能性もある。では実際にそうなった場合、米金利低下、米ドル安となるか!? 名目金利からインフレ率を引いた米実質金利は、景気指標との関係で見ると「下がり過ぎ」の可能性あり。これが、名目金利自体の「下がり過ぎ」の可能性を示しているなら、物価統計の結果にかかわらず、米金利は低下より上昇バイアスが強いのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 「テーパリング」という金相場の急落リスク
2021年の金相場は米金利上昇への弱さが目立つ。2021年の金相場急落のほとんどは、あの「タカ派サプライズ」となった6月FOMC直後に代表されるように、米金利の大幅上昇局面で起こっていた。 米7月雇用統計を受けて、早期の「テーパリング」開始への注目も高まってきた。「リーマン・ショック」後に「テーパリング」が始まる時は、それに向けて金相場の急落が拡大しただけに、今回も要注意ではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 米雇用統計の注目すべき数値とは?
4日、複数のFOMCメンバーの見通しは、年末年始から緩和の縮小、「テーパリング」開始で一致した。これは、これまで私が失業率の見通しを前提に述べてきた見通しと基本的に近いと言えるだろう。 失業率が米金融政策に大きく影響するといった観点で見ると、今後5.9%を継続的に、大幅に下回っていくかが注目点になる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 109円割れの米ドル/円、今後の行方は?
米金利の低下が続く中で、米ドル/円は8月3日、一時109円割れとなった。米ドル/円のさらなる下落は、引き続き米金利が鍵になりそう。 その米金利、米10年債利回りの90日MAからのかい離率はすでにマイナス20%以上に拡大するなど「下がり過ぎ」懸念が強くなっている。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー クロス円下落と「謎の金利低下」の関係
7月以降、株高では「異例」のクロス円下落が拡大した。これは、独金利低下に伴う金利差の影響が大きかった。 その独金利低下は、「謎」とされる米金利低下に連れた可能性。その米金利は「下がり過ぎ」懸念が強くなっている。米金利低下が終われば、クロス円下落も終わる!?
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 8月の米ドル/円を予想する
7月の米ドル/円は反落。その中でチャート的には1月から続いてきた米ドル高・円安トレンドが崩れ、下落リスクが試されやすくなっている。 米ドル/円の下落は米金利次第か。その米金利は、株高、リスクオン続く中で低下、「謎の米金利低下」が続いた。その意味では米ドル/円の下落余地は、「謎の米金利低下」の行方次第!?
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 米ドル/円「雇用統計相場」の傾向と対策
雇用統計発表日の米ドル/円は過去3ヶ月連続で米ドル陰線引けとなるなど、雇用統計発表まで米ドル高傾向が続き、発表後に米ドル反落のパターンが繰り返されてきた。 これは、米ドル高の流れが続いた中で、雇用統計の結果を受けた米ドル高加速への警戒の影響が大きかったのではないか。7月からそんな米ドル高の流れが変調しているだけに、雇用統計に対する米ドル/円の反応も変わる可能性に注目。
吉田 恒