記事一覧
チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
毎営業日更新

【為替】これまでとは大きく変わった為替介入
2022年、2024年の為替介入を指揮した当時の神田財務官は、介入の判断基準について、「水準そのものよりも動き方を重視する」などと説明していた。
2026年の為替介入は、そうした判断基準が変わったことが明らかになったのではないか。その理由を考えてみる。
【為替】ベッセント円高誘導とヘッジファンドの連携
9月に入り一時152円台まで円高が進んだ中で、ヘッジファンド(以下ヘッジF)が円買いを急拡大していた可能性があることが分かった。そして、この円買いへの急転換には、ベッセント米財務長官による円高誘導との連携の可能性が見え隠れする。
【為替】日銀金融政策発表と米ドル/円の関係
日銀は本日9月18日、追加利上げを決定するとみられている。ではそれに対し為替相場はどう反応するか。
実は、2026年に入ってからこれまでに行われた5回の金融政策決定会合と今回の会合では、米ドル/円との関係にいくつかの違いがあり、その影響も注目される。
【為替】緊急レポート:FOMC後の米ドル/円の行方を考える
9月FOMC(米連邦公開市場委員会)は0.25%の利上げを決めた。また今回公表されたFOMCメンバーの経済見通し「ドット・チャート」から、年内でさらに0.25%の追加利上げ1回が予想されていることが確認された。
これらのことが当面の米ドル/円の見通しにどう影響するかについて考えてみる。
【為替】FOMCの予想と米ドル/円への影響
9月16日は米金融政策の発表が予定されている。米国は利上げを見送るのか、それとも再開するのか、それどころか0.5%以上の大幅な利上げとなる可能性はないか。
米金融政策の米ドル/円など為替相場への影響を考えてみる。
【為替】年内は円高143円か円安172円か
2022年以降、米ドル/円の値動きは急拡大した。そうした状況がまだ続いているなら、2026年の米ドル/円はこれまでの152~163円のレンジを抜ける「もう一相場」が起こる可能性がある。
【為替】ヘッジファンドは円買い戦略に変わる?
2026年に入ってからの2度の為替介入でも割れなかった「鉄壁の155円」を、先週(9月7日週)ついに割り込んだ。
それは投機筋の円売りポジションの損切りの影響が大きかったのではないか。
【為替】当局が目指す円安是正の目標水準
通貨政策の責任者である三村財務官は、先週(8月31日週)155円台まで米ドル安・円高に進んだ動きに対し、「安心も満足もしていない。臨戦態勢に変わりない」と発言した。
通貨当局が「満足」する水準、円安是正で目標とする水準について考えてみる。
【為替】120日MA等で考える円高の目標値
9月に入ってから米ドル安・円高が急拡大した。この米ドル安・円高の今後の見通しについて、120日MA(移動平均線)との関係や、「レーバーデイ・アノマリー」などを参考に考えてみる。
【為替】政官界人事と米ドル/円の関係
最近の米ドル/円は、霞が関及び永田町の人事への過敏な反応が目立っている。
これはそうした人事が、高市総理の積極財政、「高市リフレ」を進める姿勢を示すものとなり、財政規律への懸念を背景とする「長期金利上昇=円安」の行方を左右しているということではないか。
【為替】円高へ急反転した原因は何か?
米ドル/円は9月2日、3日と2営業日連続で最大下落幅が2円以上となった。4月末から日本の通貨当局が円安阻止の為替介入を再開して以降、米ドル/円の1日の最大下落幅が2円以上となったのは介入局面以外ではなかった。
今回、為替介入はなかったとみられる中で、なぜ米ドル/円は急落したかを考えてみる。
【為替】雇用統計と米利上げ、為替の関係
本日9月4日は、米8月雇用統計発表が予定されている。予想は失業率が前回から横ばいの4.1%、そしてNFP(非農業部門雇用者数)は5.5万人の増加。
ではこの雇用統計発表が米ドル/円など為替相場にどう影響するか、考えてみる。
【為替】介入効果を帳消しにする長期金利上昇
協調介入後の円高から足下で160円まで円安に戻す動きは、日本の長期金利上昇と連動したように見える。
介入による円高への反転を、財政規律への懸念を受けた長期金利上昇が打ち消す状況が続いている。
【為替】協調介入と「米ドル離れ」の再燃
投機筋のポジションを見ると、7月末の日米協調介入後から米ドル売りが急拡大した。似たようなことは1月の円安けん制「レートチェック」後も見られた。
円安阻止への米国の協力が、「米ドル離れ」再燃のきっかけになっている可能性がある。
【為替】米国の「高市リフレ」けん制と円安是正
ベッセント米財務長官は、8月30日に行われたあるインタビューの中で、「リフレ政策であった『アベノミクス』はおそらく終わりを迎えたと考えている、と言っておきたい」と発言したという。
高市総理は、アベノミクスのリフレ政策を継承してきたと自負していることから、この発言の「真の目的」はそれを進めることをけん制することだった可能性がある。
【為替】米ドル/円の「レーバーデイ・アノマリー」
過去半月余り、米ドル/円は158~159円台半ば中心の小動きが続いた。8月後半にかけて小動きが続くのは、例年多く見られるものでもある。
ただその小動きは、9月初めのレーバーデイ明けから一転して一方向に大きく動き出すことが多かった。その理由について改めて考えてみる。
【為替】3度目の為替介入シナリオを考える
日本の通貨当局は2026年のゴールデンウィーク、そして7月末には米国と協調して円安阻止の円買い介入に動いたが、米ドル/円はこれまでのところ、なお160円近辺の円安圏で推移している。
では円高への反転を目指し、3度目の為替介入はあるのか、考えてみる。
【為替】為替の大規模介入の効果を考える
2026年の円安阻止の為替介入額はすでに過去最高の20兆円規模に達した可能性が高そうだ。ただ、過去の円高阻止介入でも、1シリーズの介入額が合計で20兆円前後に達する例はあった。
年間の介入額が20兆円前後にも達する場合、中長期の為替需給への影響も大きくなるのではないか。
【為替】協調介入後に対円以外で米ドル急落
7月末に実施された円安阻止を目的とする日米協調介入以降、むしろ円以外の通貨に対し米ドル安が拡大した。
米国は米ドル売りではなくユーロ売り介入を行ったものの、それでも円以外の通貨に対して米ドル安が拡大したことは、米ドルの地合いの弱さを再確認したのではないか。
- 吉田 恒
- マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
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大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
「イラスト図解 知っているようで知らない 為替のしくみ」(池田書店)
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