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吉田恒の為替デイリー の記事一覧

チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
 

吉田恒の為替デイリー
ユーロ反落の理由、そしてその目途
ユーロ反落の理由、そしてその目途
ユーロの反落が目立ってきた。これは「コロナ後」高い相関関係が続いた米国株が反落したことに連れた面が大きいだろう。 ではユーロ安はどこまで続くか。一時的なユーロ安なら、経験的には52週MAの1.12米ドル前後までがせいぜい。ただ、それをさらに下回るようなら、ユーロ安の背景、米国株安も一時的ではなく、トレンドとして展開している可能性への警戒が必要になりそう。
豪ドルの「反落」メドを考える
豪ドルの「反落」メドを考える
豪ドルが反落している。上昇トレンドにおける一時的な下落なら、52週MAの73円前後、0.68米ドル前後までがせいぜいというのが経験則からの判断。 かりに、そんな52週MAの水準を大きく下回るようなら、下落の主因と考えられる株安が一時的ではなく、株安トレンドへ転換した可能性を意識する必要も出てくるだろう。
米大統領選挙年の米ドル/円アノマリー
米大統領選挙年の米ドル/円アノマリー
米大統領選挙年の米ドル/円には、選挙前までは小動きが続くが、選挙前後からとたんに一方向への大相場が始まるといった「アノマリー」があった。 過去の実績を参考にすると、選挙前後に米ドル/円が90日MAからのかい離率±2%以上に拡大する値動きとなった場合、それは年初来高安値のどちらかを更新する動きの始まりの可能性がある。
FOMC後の株安とユーロ安の可能性
FOMC後の株安とユーロ安の可能性
16日FOMC後に米国株は反落。最近のFOMC後のパターンが続くようなら、しばらく米国株は続落する可能性がある。 為替相場では、米国株とユーロ/米ドルなどの高い相関関係が最近にかけて続いてきた。この関係がまだ続くなら、米国株の下落はユーロ/米ドルなどの下落をもたらしそう。
為替も注目、「FOMC後の株反落パターン」
為替も注目、「FOMC後の株反落パターン」
「コロナ・ショック」以降のFOMCでは、FOMC終了後に株価が反落に向かう傾向が続いてきた。 そんな株価、とくにNYダウなど米国株と、ユーロ/米ドルなどドルストレートは、「コロナ・ショック」一段落以降、高い相関関係が続いてきただけに、為替相場の行方を考える上でも、FOMC後の株価の動きは注目。
資源国通貨・豪ドルの反落リスク
資源国通貨・豪ドルの反落リスク
代表的な資源国通貨である豪ドルと、資源価格などの総合指標であるCRB指数のかい離が目立ってきた。 資源価格の下落傾向が続くようなら、それとのかい離を修正する形で豪ドルが反落するリスクは要注意だろう。
「警戒域」に近付いたメキシコペソ買い
「警戒域」に近付いたメキシコペソ買い
メキシコペソ/円が5円前後まで上昇、90日MAからのかい離率はプラス5%近くに拡大してきた。 経験的には、歴史的リスクオンが展開するとか、大幅な円安が展開するといったことがなければ、さらなるメキシコペソ買いは警戒が必要な段階に入ってきた可能性あり。
英ポンド「大幅下落リスク」の可能性
英ポンド「大幅下落リスク」の可能性
「合意なきEU離脱」懸念再燃などをきっかけに、英ポンド急落が再燃している。 英ポンド/円は金利差から見ると「上がり過ぎ」。またポジションも英ポンド売り余力がたっぷりありそう。売り材料が続くようなら、英ポンドは「大幅下落リスク」要注意か。
ECBユーロ高けん制の裏事情
ECBユーロ高けん制の裏事情
ECBが「ユーロ高けん制」発言を行ったが、「行き過ぎたユーロ高」が問題になりそうなのは1.3米ドル以上であり、足元ではその懸念はほとんどないだろう。 「ユーロ高けん制」の真意は、ユーロ高が物価を押し下げることへの懸念。このため本日のECB会合でインフレ見通しを下方修正する可能性がある。
株安局面での為替相場のシナリオ
株安局面での為替相場のシナリオ
米国株の下落が広がってきた。短期的な「上がり過ぎ」修正という意味で類似していた6月のケースは最大10%程度の下落であった。 その6月の株安局面では、米ドル/円下落、ドルストレートも下落となった。かりにNYダウが今回も10%程度下落するなら、相関関係の高いユーロ/米ドルは1.15米ドル程度まで下落する見通しになる。
米大統領選挙の勝敗を決めてきた株価
米大統領選挙の勝敗を決めてきた株価
過去の米大統領選挙で政権与党交代となったケースでは、選挙前に「××ショック」で株価低迷が続いていた。その意味では、株価は政権与党にとって「成績表」だった。 「コロナ・ショック」後の株価急回復がこのまま続けば、トランプ再選の可能性が高い。先週後半からの株価急落の行方は、11月大統領選挙の勝敗を左右する可能性あり。
豪ドルの対米ドル、対円の「下値」メド
豪ドルの対米ドル、対円の「下値」メド
豪ドル/米ドルは先週高値更新の後に反落した。この間の豪ドル/米ドル上昇は株高と高い相関関係が続いてきただけに、反落のメドはどこまで株安になるかが鍵か。 NYダウが6月のように1割程度下がるなら、豪ドル/米ドルも0.7米ドルを大きく下回る可能性あり。その場合、豪ドル/円も75円を割り込む可能性あり。
株急落の理由と為替への影響
株急落の理由と為替への影響
3日に米国株は急落したが、NYダウなどは短期的な「上がり過ぎ」の反動の可能性が高いだろう。 ナスダック指数の下落率はそんなNYダウの下落率を大きく上回ったが、そもそもNYダウに対する割高感がITバブルのピークに急接近するほど強まっていた影響だろう。 この数ヶ月株高・米ドル安が続いてきたことを考えると、株安の中では為替は基本的に米ドル高になりそうだ。
ユーロ/米ドルの行方は米国株で決まる!?
ユーロ/米ドルの行方は米国株で決まる!?
2年4ヶ月ぶりに1.2米ドルの大台まで上昇したユーロだが、「買われ過ぎ」懸念も強まっている。 ただこの間のユーロ/米ドル上昇は、米国など株高との連動性が強かった。これは「米ドル・キャリー」取引の影響ではないか。そうであれば、この先のユーロ/米ドルの行方は、基本的には米国など株価次第ではないか。
英ポンドの投資戦略を考える
英ポンドの投資戦略を考える
英ポンドは、「コロナ後」に豪ドルには及ばないものの、ユーロを大きく上回る上昇となった。米ドル売りの対価として、英ポンド買い余地を探る動きは続きそう。 英ポンド買いにとってポジティブ要因は、まだ「買われ過ぎ」懸念がないということ。一方でとくに日英金利差と比較すると、金利差からかい離した英ポンド高の懸念あり。
止まらない豪ドル高の「目標」と「死角」
止まらない豪ドル高の「目標」と「死角」
豪ドル高が止まらない。過去の52週MAとの関係を参考にすると、この先さらに0.75米ドルを超えていく可能性は高そうだが、0.8米ドルを超えるのは簡単ではなさそう。 4月末以降の豪ドル高は、CRB指数と高い相関関係が続いてきた。そのCRB指数は、短期的な「上がり過ぎ」懸念が強まっており、その反動が入ることが豪ドルの反落リスクか。
「安倍ショック」、為替・株への影響は?
「安倍ショック」、為替・株への影響は?
安倍政権終了の金融市場への影響を考える上で、「長期政権」終了後として、中曽根政権、小泉政権終了後の影響を振り返ってみた。 この2つのケースに共通したのは、長期政権後の後継政権は1年程度の「短命」に終わったということ。そして株バブル崩壊の1~2年前のタイミングだったということ。 これを参考にすると、「ポスト安倍」政権は2022年までに崩壊し、その中で世界的な株バブル崩壊が起こる可能性は要注意かもしれない。
一段と6月に似てきた金利・株・為替の関係
一段と6月に似てきた金利・株・為替の関係
パウエルFRB議長のジャクソンホール発言を受けて、米金利は今年6月中旬以来の水準まで上昇した。これを受けて、米国株/米国債のイールドレシオは6月上旬以来の水準まで低下してきた。 6月はイールドレシオが低下した後から、NYダウは1割の下落に向かった。その中で米ドル/円も上昇から下落へ急転換した。以上のように見ると、今回も米金利上昇が米国株にどう影響するかが、為替の行方を考える上でも鍵になるのではないか。
米ドル/円の「ジャクソンホール大相場」
米ドル/円の「ジャクソンホール大相場」
ジャクソンホール会議でFRB議長が講演する日の米ドル/円の値幅は、過去5年の平均が1円を僅かながら上回るといった具合に拡大する傾向があった。 本日もそのパターンが機能するなら、下落方向なら105円割れ、上昇方向なら107円乗せもあるといった計算になる。
高値警戒域に接近してきた新興国通貨
高値警戒域に接近してきた新興国通貨
メキシコペソ、南アフリカランドといった新興国通貨の対円相場がじりじりと上昇、90日MAからのかい離率は3%前後に拡大してきた。 経験的に同かい離率が5%以上に拡大すると短期的な「上がり過ぎ」懸念が高まってくる。足元で計算すると、メキシコペソ/円は5円前後、南アフリカランド/円は6.5円前後から高値警戒が高まる見通し。
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吉田 恒
吉田 恒
マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長などを歴任し、国際金融に関する情報発信の分野で活躍。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なっている。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務めた。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。