記事一覧

チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
 

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吉田恒の為替デイリー
【為替】少し変わってきたユーロ売りを巡る状況
9月以降、ユーロは大きく下落した。ただ最近は、縮小に転じた独米金利差とのかい離が目立ってきた。また、一部のデータによると、ユーロ売り越しは2012年欧州債務危機のピークに徐々に迫ってきた。
【為替】米中間選挙の為替への影響を考える
11月3日の米中間選挙投開票の結果は、為替相場にどう影響するのか。最近の傾向を見ると、10月以降広がった「株安→長期金利低下→金利差米ドル優位縮小→米ドル買い見直し」の流れがさらに広がるか、転換するかが焦点になるのではないか。
【為替】ヘッジファンドが続ける「異例の円買い」
ヘッジファンドの取引を反映しているCFTC(米商品先物取引委員会)統計の投機筋の円ポジションは、9月以降「異例」と言える買い越しを続けている。 その背景には、日米通貨当局の円安是正策との連携がありそうだ。日米金利などの条件次第ではさらなる円買い拡大に動く可能性があるのではないか。
【為替】米ドル/円「日銀相場」の特徴
10月30日に日銀の金融政策発表が予定されている。 2026年の日銀金融政策発表日の米ドル/円の値動き、「日銀相場」には分かりやすい特徴がある。それは「真の主役」が介入警戒であり、利上げの有無の影響はほぼないということだ。
【為替】ヘッジファンドが円買いを続ける理由とは?
CFTC(米商品先物取引委員会)統計の投機筋のポジションを参考にすると、ヘッジファンド(以下ヘッジF)は9月以降円買いを続けてきたようだ。 ヘッジFが円買いを続けた理由と、それを維持するための159円台での米ドル売り・円買い介入の可能性などについて検証する。
【為替】FRB利上げは株安次第なのか?
10月28日のFRB(米連邦準備制度理事会)会合では、政策金利が据え置かれるとの見方が有力だが、次回の12月の会合では、利上げが発表されるとの見方がなお有力なようだ。 ではそうした見立て通りになるのか。株安の動向が大きな鍵になるかもしれない。
【為替】「財政懸念の円安」は終わったのか?
一時163円まで進んだ円安は、日本の財政規律への懸念を受けた長期金利上昇と基本的に連動した。 その長期金利は、株安が拡大する中で最近は比較的大きく低下した。財政規律への懸念を受けた「長期金利上昇=円安」は終わったのかを考えてみる。
【為替】株安で米ドル「買われ過ぎ」修正へ
「買われ過ぎ」懸念が強まっていた投機筋の米ドル・ポジションは、先週(10月19日週)にかけて買い越しが縮小した。 株安やリスクオフが、米ドル買いの「行き過ぎたリスク・テーク」見直しのきっかけになった可能性がある。
【為替】円高へ転換の可能性が広がるクロス円
52週MA(移動平均線)との関係を参考にすると、メキシコペソ/円などいくつかのクロス円に円安から円高へのトレンド転換の可能性が出てきた。 一方、米ドル高・円安のトレンド転換の確認には、例えば150円割れなどが必要だろう。
【為替】円安阻止介入の限界と「補強策」
円安阻止介入で、2026年の為替介入額はすでに年間の最高を大きく更新したが、それでも必要ならさらなる介入の可能性はありそうだ。 かつて円安阻止介入の長期化で、外貨売り介入の補強策として検討されたのは、外貨建て債券発行に伴う外貨資金調達。今回なら「サナエ・ボンド」発行ということになる。
【為替】円安阻止「3度目の介入」の条件
2022年以降の円安阻止介入は、投機筋の円売りを円買いに転換させることが大きな狙いになっていた。 足下では、未だ米ドル安・円高の進行が限られる中でも、一部のデータを見ると投機筋は円買いに転換。この投機筋による円買いの維持が、「3度目の介入」条件になっている可能性あり。
【為替】米ドルに「買われ過ぎ」の懸念
世界的長期金利上昇の中で米ドル買いが拡大、「行き過ぎ」が懸念されてきた。長期金利上昇一服なら、「行き過ぎ」修正の可能性にも注目。 主要通貨が軒並み対米ドルで大幅な売り越しとなる中、円のみ買い越し維持は極めて異例。ベッセント米財務長官の円安是正策との連携と考えると辻褄が合う。
【為替】「米ドル自滅」の円安終了はあるか
今の円安の流れが変わるのは、その主因とされる日本の財政規律への懸念の払しょく、具体的には高市政権の財政政策の転換が必要との見方が基本だろう。 ただもう1つ、米ドルの「自滅」で円高へ転換するというシナリオもある。その代表例となった1998年のケースについて振り返ってみる。
【為替】アベノミクス継承の高市総理の為替観
高市総理は、9月の日米首脳会談以降、「一般論として円の過小評価は問題だ」との認識を繰り返している。 これだけでは、現在の円相場に対する本人の認識は分からないが、アベノミクス継承の立場からすると、特に過小評価を問題視していないのではないか。
【為替】歴史的ユーロ高・円安は終わったのか?
9月以降のユーロ急落に一服の兆しが出てきた。ただ、すでにユーロは対米ドル、対円ともに下落トレンドに転換した可能性が高く、反発は限られるだろう。 歴史的ユーロ高・円安も187円で終わった可能性が出てきた。
【為替】「為替介入」の基本を確認する
2022年以降、大幅な円安が繰り返される中で、円安の阻止・是正を目指す通貨当局による為替市場への介入、「為替介入」が重要な役割を担ってきた。 そこで改めて、「為替介入」の基本について確認してみる。
【為替】「異例の円買い」を続けるヘッジファンド
ヘッジファンドの主要通貨のポジションで対米ドルの売り越しが大きく拡大する中で、円だけが買い越しとなる異例の状況が、9月以降続いてきた。 これは、ベッセント米財務長官など、日米の通貨当局が目指す円安是正に向けた連携の可能性を感じさせるものだろう。
【為替】「介入vs投機」の構図は変わるのか
これまでの円安阻止局面では「介入の円買いvs投機の円売り」が基本だった。ただ9月以降、ヘッジファンド(以下ヘッジF)は一時大きく円買いに転じた。 なぜヘッジFは円安是正を目指す当局にとっての「敵」から「味方」に転じたのか。また当局は再びヘッジFが「敵」に回ることを防げるかを考えてみる。
【為替】ベッセントはヘッジファンドの「胴元」なのか?
2025年のベッセント米財務長官就任以降、同氏と関係が深いとみられる投機筋の代表格のヘッジファンド(以下ヘッジF)が円買いを積極化する局面が見られた。 これは、円安の流れを変えるべく、短期的な相場の流れに影響力のある投機筋を「味方」につけようとするベッセント米財務長官の関わりが大きいのではないか。
【為替】クロス円が先行する円安終了の可能性
52週MA(移動平均線)との関係は、為替相場の継続的な方向性を示す「トレンド」を判断する上である程度参考になる。 52週MAとの関係で見ると、一部のクロス円に円安から円高へのトレンド転換の可能性が浮上してきた。
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吉田 恒
マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
「イラスト図解 知っているようで知らない 為替のしくみ」(池田書店)
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