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チーフ・FXコンサルタントの吉田恒による週間為替展望です。注目通貨ペアの相場動向を解説します。

週の第1営業日に更新
吉田恒の為替ウイークリー
今週の米ドル/円予想は133.5~136.5円
今週の米ドル/円予想は133.5~136.5円
先週の米ドル/円は米ドル高値更新後、米金利低下に連れて反落。予想通り、上下に振れの大きい展開となった。 先週の米金利低下は、米利上げ見通し下方修正示唆の可能性あり。そうであれば、140円への米ドル一段高の可能性は低下か。 予想レンジは133.5~136.5円中心となるだろう。今週も、インフレ指標や金融政策キーマン達の発言などを受けて、主に米利上げ見通しがどのように推移するかが焦点。
米ドル/円は132~136円中心の展開か
米ドル/円は132~136円中心の展開か
米ドル、米金利とも、短期的な「上がり過ぎ」懸念の強い状況が続いている。その意味では、今週も先週と同様に、132~136円中心に上下ともに振れやすい荒い展開が続きそう。
FOMC後も米ドル高予想が基本、ただ注意点も
FOMC後も米ドル高予想が基本、ただ注意点も
米5月CPI上昇率が高水準となったことなどから、米インフレ懸念は強く、6月FOMC後も、FRBのインフレ対策を受けた米金利上昇・米ドル高の流れは続くとの見方が基本。 ただ、米ドルの短期的「上がり過ぎ」懸念再燃等いくつか注意点もあり。今週の米ドル/円は米ドル高値圏で上下ともに振れやすい、132~136円中心の波乱含みの展開を予想。
6月FOMCにかけて米ドル高値圏で波乱含みの展開か
6月FOMCにかけて米ドル高値圏で波乱含みの展開か
米ドル、米金利とも短期的な「上がり過ぎ」修正が進み、米ドル高値再トライの流れに。米ドル高値更新なら、次の目標は135円。 米ドル下落リスクは、米金利低下と日本の円安阻止介入の可能性。6月15日予定のFOMCにかけて、130~135円中心に米ドル高値圏でボラティリティの高い波乱含みの展開が続く可能性に要注意。
6月の米ドル/円を予想する
6月の米ドル/円を予想する
5月FOMCを境に、「米金利急上昇=米ドル急騰」も一段落、先週にかけて「米金利低下=米ドル下落」が続いた。 6月半ばにFOMCが予定されているため、これまで織り込んできた米利上げ見通しを吟味することになる。その上で、「米金利低下=米ドル下落」が限られ、125円程度まででとどまるか、さらに125円を割り込んで下落リスク拡大となるかが当面の焦点。
米ドル高「調整」と「終了」の見分け方
米ドル高「調整」と「終了」の見分け方
5月FOMCの後から米金利上昇が一段落する中で、米ドル高・円安も調整局面入りの様相に。 米ドル安が、飽くまでこの間の急過ぎた米ドル高の調整の範囲内なら125円程度までがせいぜいか。ただ米利上げ見通しが、FFレート引き上げは2.5%未満にとどまるといった具合に下方修正されるようなら、米ドル安リスク拡大の可能性にも要注意。
「怒涛の円安」調整局面の可能性
「怒涛の円安」調整局面の可能性
前回も指摘したように、「怒涛の円安」は、「息切れ」の可能性が出てきたのではないか。 それは、この米ドル高・円安トレンドが終了したということではなく、この2ヶ月ほどほとんど見られなかった本格的な調整局面入りの可能性として注目。 そうであるなら、先週のような、米ドル高値圏での振れの激しい展開が、今週の場合、127~131円といったレンジ中心に展開するといった予想が基本か。
怒涛の円安、さすがに息切れか
怒涛の円安、さすがに息切れか
先週の米ドル/円は米ドル高値圏で一進一退。短期的な「行き過ぎ」懸念が強まる中で、「怒涛の円安」にも息切れの兆しが出てきた。 ただ大きく米ドル安・円高に戻すイメージは描きにくい。CPI発表等を受けて米金利の短期的な「上がり過ぎ」修正がさらに広がるか。それが米ドル安・円高リスクにおける最大の焦点だろう。
円安140円の可能性を考える
円安140円の可能性を考える
130円程度の米ドル高・円安は、既に「行き過ぎ」の可能性があるものの、米金利上昇がさらに続くようなら、140円まで「行き過ぎた米ドル高・円安」が一段と広がる可能性はあるだろう。 米ドル高・円安にとっての最大のリスク・シナリオは、日本の金利が横ばいから上昇に向かうことだ。
米ドル高値圏で荒っぽい展開の可能性
米ドル高値圏で荒っぽい展開の可能性
金利差からのかい離が目立つなど、さすがに米ドル高・円安も短期的な「行き過ぎ」懸念が高まってきた。当面は米ドル高値圏で荒っぽい展開が続きそう。 短期間の一方的な円安により、経験的には円安阻止介入の可能性が高くなってきたのではないか。介入の効果は、米国との協調ではなく、日銀の金融政策との整合性が鍵。
「怒涛の円安」一服の鍵を握る米金利
「怒涛の円安」一服の鍵を握る米金利
米ドル/円は先週126円台まで上昇した。米ドル高・円安が126円を超えたのは20年ぶりのこと。まさに「歴史的な円安」展開となっている。 そんな米ドル高・円安は米金利上昇にこれまでは裏打ちされてきたが、その米金利上昇が先週は一服となった。歴史的な「怒涛の円安」一服は、米金利の動向が鍵か。
米金利の「上がり過ぎ」が米ドル/円の行方を左右
米金利の「上がり過ぎ」が米ドル/円の行方を左右
先週は、米10年債利回りが2.7%まで上昇する中で、米ドル/円もそれに連れて一時、3月末に記録した米ドル高値125円に接近するなど上昇傾向が続いた。 ただ米10年債利回りは、短期的にも中長期的にも「上がり過ぎ」懸念がかなり強くなっている。約40年ぶりの本格的な米インフレ局面を迎えている中で、米金利「上がり過ぎ」がさらに続くか否かかが、米ドル/円の行方を左右しそう。
4月の米ドル/円を予想する
4月の米ドル/円を予想する
3月の米ドル/円は一気に約10円もの急騰となった。ただ、月足チャートの長い「上ヒゲ」は、「怒涛の米ドル高・円安」も一息つく可能性があることを示唆。 一方、最近の米ドル/円は株安でも下落リスクが限定的。米金利は「上がり過ぎ」修正の低下リスクがあるものの、インフレ対策の利上げにもかかわらず景気回復に著変ない中では、「米金利低下=米ドル安」も限られそう。4月の予想レンジは、120~125円中心か。
円全面安となった理由と今後の行方
円全面安となった理由と今後の行方
先週にかけて、クロス円も円一段安となり、米ドル/円含めて円全面安の様相となった。金利差の円安示唆拡大に対して、クロス円も過敏に反応した結果と言えそう。 長く続いた小動きを円安方向へブレークしたことで、クロス円も円高への戻りは限られ、円安リスクを模索する展開が続きそう。
円安130円の可能性を考える
円安130円の可能性を考える
米金利上昇に連れた米ドル高が展開。「行き過ぎ」が警戒されるのは、130円を超えてからか。 約40年ぶりの本格的インフレも米ドル高容認の理由。一方で、インフレ鎮静化の後に、「行き過ぎた米ドル高」の反動に伴う米ドル下落リスク拡大にも注意は必要か。
FOMCと120円までの米ドル高・円安シナリオ
FOMCと120円までの米ドル高・円安シナリオ
米ドル/円は先週、長く続いてきた小動きのレンジを「上放れ」したことから、しばらくこれまでのレンジの上限だった116円以下に下落せず、上値を模索する展開が続きそう。 ただ、米金利は短期的な「上がり過ぎ」懸念が強く、今週のFOMCなる米金利上昇は限られる可能性がある。次の米ドル高・円安の目標、118円台、120円を超えていくのも意外に時間がかかる可能性あり。 
米ドル高・円安シナリオを再検証する
米ドル高・円安シナリオを再検証する
米ドル高・円安の足踏みが続く中、インフレ懸念の拡大やロシアのウクライナ侵攻などを受けて株安が拡大した。 そこで、年末にかけて120円を目指し一段と米ドル高・円安が進むといったシナリオに変更の必要がないかを再検証してみる。
3月の米ドル/円を予想する
3月の米ドル/円を予想する
2月の米ドル/円は、米金利上昇の割には米ドル高とならず、米国株安の割には米ドル安にもならず、方向感の乏しい小動きが続いた。 90日MAかい離率で見ると、米金利は「上がり過ぎ」、一方米国株は、ナスダック指数は「下がり過ぎ」だが、NYダウは「下がり過ぎ」懸念が強くない。 3月も小動きが続くか、動くとしたら相対的には米ドル安リスクか。3月の米ドル/円は113円半ば~116円半ば中心のレンジを予想。
危機回避より危機拡大に要注意の「ウクライナ相場」
危機回避より危機拡大に要注意の「ウクライナ相場」
米金融市場は、これまでインフレ懸念を主因に金利上昇・株安が続いたため、ウクライナ危機が回避された場合に想定されるリスクオンの金利上昇・株高よりも、ロシアがウクライナに侵攻した場合に想定されるリスクオフの金利低下・株安の反応のほうが大きくなる可能性あり。 円のポジションも売りに傾斜していることから、リスクオンのさらなる円売り拡大より、リスクオフの円買い戻しのポテンシャルが大きいと思われる。
「円金利上昇抑制=円一段安」予想を検証する
「円金利上昇抑制=円一段安」予想を検証する
世界的に金利上昇が広がる中、日銀は金利上昇抑制策に動くことから、金利差拡大で円一段安との見方もある。 ただ日銀の金利上昇抑制策が有効なのか、一方米金利上昇がどこまで続くかなどの検証は必要だろう。思ったほど日米金利差は急拡大せず、円安の拡大にも自ずと限度がある可能性も。
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吉田 恒
吉田 恒
マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長などを歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
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