FX の記事一覧
今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】円安がどこまで続くのか、当局を試す展開も
現在のファンダメンタルズ:日銀会合後は円独歩安に
米ドル/円チャート(週足)、平行チャンネルを上抜け年初来高値を視野に
米ドル/円チャート(日足)、2本の移動平均線は12月17日に改めてゴールデン・クロス
ユーロ/米ドルは2週連続で週足移動平均線を上抜け上昇トレンド確定
ユーロ/円は史上最高値更新の流れが止まらず
吉田恒の為替デイリー
【為替】年内最後の為替イベント、日銀会合
2022年以降の12月日銀金融政策決定会合が行われる日の米ドル/円最大変動幅は2.7~6.9円にも達していた。12月日銀会合は、為替相場が年内最後に大きく動くイベントと位置づけられる状況が続いてきたわけだ。
吉田恒の為替デイリー
【為替】米失業率悪化が示した大幅利下げの可能性
注目された12月16日発表の米11月雇用統計において、失業率が4.6%と大きく上昇した。これまでの失業率と米国の政策金利、FFレートの関係を参考にすると、これは次回FOMC(米連邦公開市場委員会)で0.5%以上の大幅利下げの必要性を示している可能性がある。
次回FOMCまでにもう1回、雇用統計発表があることなどから、今のところ早期利下げに慎重な見方に著変ないようだが、引き続き米労働市場の動向は注目されそうだ。
吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル/円と金利差との連動「復活」
2025年に大きくかい離した米ドル/円と日米金利差の関係だったが、この1ヶ月は両者の連動が復活したようになっている。
その理由と、この先も続くかについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「異例の円安」を演出したヘッジファンドの損切り
11月157円までの円安は、日米金利差から大きくかい離する異例の動きだった。
「異例の円安」が起こった一因には、ヘッジファンドの空前規模の円買いポジションの、損切りに伴う円売りの影響もあったようだ。
今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】日銀利上げを織り込み済み、海外はクリスマス休暇モードへ
現在のファンダメンタルズ:日米金利差縮小も円高には動かず
米ドル/円チャート(週足)、上昇地合い継続もチャンネル内の動き
米ドル/円チャート(日足)、2本の移動平均線は12月8日にゴールデン・クロス
ユーロ/米ドルは週足移動平均線上抜け1週目
ユーロ/円は改めて史上最高値を更新
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】12/15-12/19の米ドル/円を予想する
先週(12月8日週)の米ドル/円はFOMCの後から反落し、一時155円割れとなった。
11月20日以降、米ドル/円は日米金利差縮小に比較的素直に反応するようになった。2025年末にかけての損益確定や、ヘッジファンドの円買い損切り一巡などが影響したと考えられる。
今週(12月15日週)は注目材料も多く、過去3週間続いた155~157円中心の狭いレンジを抜けた方向に大きく動く可能性あり。米ドル/円は153~158円のワイド・レンジで予想。
吉田恒の為替デイリー
【為替】為替と金利、当局関係者たちの考え方
高市政権誕生以降、米ドル高・円安は157円まで、そして長期金利10年債利回りは2%突破寸前まで上昇した。こうした円安や金利上昇に対して、政策当局関係者たちはどのように見ているのか。
円安阻止介入や長期金利上昇抑制差策について、複数の関係者に直接質問してみた。
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
【為替】日銀利上げでもあまり円高にはならない?
12月FOMCでは予想通り利下げ、日銀会合では利上げ見込み
主要国は2026年利上げを開始する?
植田総裁の会見に要注目
吉田恒の為替デイリー
【為替】長期金利がさらに上昇した場合、日銀は利上げを続けられるのか?
日本の長期金利上昇への懸念が続いている。
過去の代表的な長期金利暴騰、債券価格暴落として1998年の「資金運用部ショック」があった。
この時長期金利上昇に歯止めをかける切り札になったのは史上初の日銀ゼロ金利政策という「究極の利下げ」だった。
吉田恒の為替デイリー
【為替】理由を変えて繰り返す「不気味な円安」
2025年も150円を超える円安再燃となった。日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小や経常収支の貿易・サービス赤字縮小などでも変わらず、理由を変えて繰り返すのは「不気味な円安」ということではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2026年のメキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラを予想する
2024年に「バブル」破裂のような形で急反落に転じたメキシコペソや南アフリカランドだったが、円安が再燃すると2025年は後半に再び大きく上昇した。2026年は「上がり過ぎ」の反動が焦点となるだろう。
2026年の予想はメキシコペソ/円が6.5~9円、南アフリカランド/円が7~9.5円、そしてトルコリラ/円は3~4円。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2026年のユーロと英ポンドを予想する
ユーロ/米ドルは2025年前半に大きく上昇したが、後半は小動きになった。1.2米ドルが重大分岐点の可能性があるかもしれない。
ユーロ/円、英ポンド/円はともに金利差から大きくかい離し、円安が急拡大した。
2026年の予想は、ユーロ/米ドルは1.1~1.25米ドル、ユーロ/円は155~185円、英ポンド/円は185~210円。
今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】FOMC利下げは織り込み済み、ドットプロットに注目か
現在のファンダメンタルズ:米利下げ、日銀利上げともコンセンサスに
米ドル/円チャート(週足)、上昇地合いも目先は調整局面
米ドル/円チャート(日足)、2本の移動平均線は12月3日にデッド・クロス
ユーロ/米ドルは下降トレンドに注意信号
ユーロ/円は調整局面が続く
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】12/8-12/12の米ドル/円を予想する
米ドル/円は一時154円台前半まで下落。例年のように年末が近づく中での円売りポジションの利益確定から、日銀の利上げなどに反応しやすくなっている可能性がある。ただ、この間の円売りの主導役とみられた日本の債券下落、長期金利上昇はなお止まらない。
今週(12月8日週)はFOMC、来週(12月15日週)も日銀の金融政策や米雇用統計発表など注目イベントが続く。
今週の米ドル/円は153~157円で予想。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2026年の豪ドルを予想する
2025年の豪ドル/円も、米ドル/円同様に年後半は金利差からかい離して円安が拡大した。これは日本からの資本流出の影響か。一方、豪ドル/米ドルは、年後半は小動きに終始した。
2026年の豪ドル/円は円安から円高への転換を予想。予想レンジは85~105円。
2026年の豪ドル/米ドルは0.6~0.7米ドルで予想。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2026年の米ドル/円を予想する
2025年の米ドル/円は、4月までは円高、5月以降は円安へ転換した。この円安は日本の財政リスクへの懸念に伴う資本流出の結果との見方が強い。
日本からの資本流出に伴う円安が続くのか、それとも株バブル破裂等で米国からそれを上回る資本流出が起こるのか。2026年はここ数年以上に波乱含みの展開になる可能性あり。
以上を踏まえ、2026年の米ドル/円は130~165円で予想する。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「2つのショック」で考える円安の行方
最近にかけての円安は、日本の財政規律低下を懸念した資本流出の影響が大きいとされる。
似たような例として引き合いに出されるのは、2022年の「トラス・ショック」、そして日本の債券暴落なら1998年の「資金運用部ショック」だろう。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「悪い円安」が止まる条件とは?
最近にかけての円安は、2024年までと異なり日本からの資本流出を受けた「悪い円安」が懸念されている。その「悪い円安」が止まる条件について考えてみる。
