FX の記事一覧

吉田恒の為替デイリー
【為替】急に少なくなった「米ドル買いの理由」
最近の米ドル/円は米金利低下だけでなく米金利上昇でも下落し、急に米ドルが「買われる理由」が少なくなったようだ。
ただ米ドル売り・円買いへの傾斜は記録的な動きとなっており、その修正の米ドル買い戻しは今のところ数少なくなった米ドルが「買われる理由」だろう。

吉田恒の為替デイリー
【為替】円安是正の日米交渉とヘッジファンドの関係
トランプ米大統領の関税政策を巡る日米交渉において、円安是正も焦点の1つに浮上した。トランプ政権誕生を機に、それまでの円売りから円買いへ大転換したヘッジファンド(以下、ヘッジF)の売買戦略との関連を改めて注目してみる。

今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】米中間の報復合戦による米トリプル安の行方に注目
現在のファンダメンタルズ:株安から米国債売りへと悪材料が変化
米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続、チャンネル下限をトライ
米ドル/円チャート(日足)、4月11日に改めてデッド・クロスで売り
ユーロ/米ドル、長期トレンドはユーロ買い継続
ユーロ/円、週足では方向感が出にくい流れ、当面は日足チャートを参考に

吉田恒の為替ウイークリー
【為替】4/14~4/18の米ドル/円を予想する
先週(4月7日週)の米ドル/円は一時142円まで急落。株安の中でも米金利が上昇する「悪い金利上昇」が広がるなど急に米金融市場が不安定化し、米ドル安リスクも拡大した。
トランプ米大統領の相互関税発表をきっかけに株式、債券など米金融市場の不安定化が急拡大してきた。これを収拾できるまで米ドルの上値は重く、荒い値動きが続きそう。
今週(4月14日週)の米ドル/円は140~146.5円で予想する。

吉田恒の為替デイリー
【為替】3月までの円高と4月以降は「違う円高」
3月にかけて米ドル/円は146円まで下落したが、先週(4月7日週)はそれを大きく更新、一段安となった。
ただ3月までの米ドル安・円高と最近にかけての米ドル安・円高では日米金利差との関係が大きく異なる。
その意味では、両者は別物の円高との理解が必要だろう。

大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
【為替】注目は米金利動向、円高トレンドは続くのか?
米国売り?トリプル安懸念か
米国の信認低下に歯止めがかけられるか?米金利上昇の行方
米国リセッション確率上昇、FRB利下げ加速の可能性
日米の関税交渉、為替への影響は?

吉田恒の為替デイリー
【為替】「トランプ・ショック」米ドル売りの「主役」
いわゆる「トランプ・ショック」が広がる中で、株価は暴落、米ドルは下落したが、米金利は教科書通りの低下ではなく逆に急上昇となった。
なぜ株価暴落というリスクオフ局面でも米金利は上昇したのか。そして米金利が上昇した中でなぜ米ドルは下落したのか。
それらを追跡すると、「トランプ・ショック」での米ドル売り主導役の姿が浮かび上がってきた。

吉田恒の為替デイリー
【為替】関税撤回の鍵を握る円安是正のシナリオ
トランプ米大統領は4月9日、一部関税発動の一時停止を発表した。では、このまま日本に対する関税発動は回避できるか。日米交渉でその焦点の1つに浮上してきたのが円安是正だ。
米貿易赤字削減に有効な円安是正で合意することにより、関税発動を回避できるかについて考えてみる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】「トランプ・ショック」の円買いは誰か
トランプ大統領の相互関税発表を受けて世界的な株価暴落が広がる中で、米ドル/円は一時144円台まで米ドル安・円高となった。では、世界的な株価暴落の中で米ドル売り・円買い取引の中心となったのはどういったところだったかについて考えてみる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】「トランプ・ショック」と円売りの転換
2007~2008年に展開した大幅な金利差円劣位を拠り所とした円売りブームが完結したきっかけは2008年10月の「リーマン・ショック」だった。
ここ数年は、それ以来の「第2次円売りブーム」と言っても良いのではないか。「トランプ・ショック」が今回の円売りブーム転換のきっかけになる可能性を考えてみる。

今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】トランプ関税発動による株価急落と米ドル安
現在のファンダメンタルズ:株安による円一段高進行リスクは大きい
米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続、チャンネル下限に到達
米ドル/円チャート(日足)、3月31日にデッド・クロスで売りシグナル点灯
ユーロ/米ドル、長期トレンドはユーロ買い継続
ユーロ/円は、当面は日足チャートを参考に

吉田恒の為替ウイークリー
【為替】4/7~4/11の米ドル/円を予想する
トランプ大統領の相互関税発表をきっかけに米ドル/円は急落し、年初来の安値を更新、一時144円台まで下落した。
米ドル「売られ過ぎ」、株価も短期的には「下がり過ぎ」で、それらが米ドルの「下げ渋り」をもたらすことはありそうだが、米景気への懸念も強く米金利、そして米ドルの反発は限られそう。
以上を踏まえ、今週(4月7日週)の米ドル/円は144~150円で予想する。

吉田恒の為替デイリー
【為替】米経済悪化ならどこまで米ドル安になるか
2025年第1四半期の米実質GDPが、2022年前半以来のマイナス成長に転落するとの予想が出てきた。
その上で、トランプ政権の関税政策がさらに米景気を悪化させ、米経済がインフレと景気後退の同時進行「スタグフレーション」に陥る懸念も浮上している。
米経済の悪化がどこまでの米ドル安をもたらすかについて考えてみる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】「関税ショック」でどこまで円高になるか
トランプ大統領が4月2日、関税政策を発表すると世界的に株価が急落、米金利も大きく低下する中で、米ドル/円は150円台から一時145円割れ近くまでの「暴落」となった。
この「関税ショック」により、この先、米ドル安・円高がどこまで広がる可能性があるかについて考えてみる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】円高150円割れを演出した「謎の金利上昇」
日本の長期金利は、「世界一の経済大国」である米国の長期金利の影響を強く受ける。その意味では、2月を中心に起こった米長期金利の低下傾向を尻目に、日本の長期金利が大きく上昇するという動きは異例であり、「謎」だったのではないか。
「謎の金利上昇」と円高の関係を再検証する。

吉田恒の為替デイリー
【為替】円買いへの転換、ヘッジファンドは成功したか
ヘッジファンド(以下、ヘッジF)など海外の投機筋は、2024年7月に161円まで米ドル高・円安が広がった局面では積極的な円売りに動いたと見られたが、最近は逆に積極的な円買いに転換した可能性が高い。
円買いポジションは、これまでのところ金利差ではなお不利ながら、比較的大きく円高になったことから、総合的には含み益の状況が続いている可能性が高そうだ。

吉田恒の為替デイリー
【為替】続・なぜ「トランプ円安」予想は外れたのか
トランプ米大統領肝入りの関税政策は4月2日が大きなヤマ場となりそうだ。
トランプ氏の経済政策は、当初は米国株高、米金利上昇、米ドル高をもたらすとの見方が多かったが、これまではむしろ逆の展開になっている。それはなぜか、今回は考えてみる。

今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】トランプ関税発動と米国雇用統計が材料に
現在のファンダメンタルズ:株安による円高とインフレ懸念による米ドル高
米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続もチャンネル上限に到達
米ドル/円チャート(日足)、しぶといゴールデン・クロス後、次のデッドクロス待ち
ユーロ/米ドル、長期トレンドはユーロ買い継続
ユーロ/円は、当面は日足チャートを参考に

吉田恒の為替ウイークリー
【為替】4月および第1週の米ドル/円を予想する
3月の米ドル/円は146円まで続落した後に反発に転じた。日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小が一息ついたことが主因だろう。
ただ日本の金利が予想以上に大きく上昇したこと、また米景気の悪化がこの先顕在化する可能性もあり、「日米金利差拡大=米ドル高・円安」は限られそう。
4月の米ドル/円は145~152円で予想する。(第1週予想は最後をご参照ください)。