吉田恒の為替ウイークリー
FOMCと「米金利上昇=米ドル高」の転換
米金利はさすがに短期的には「上がり過ぎ」懸念がきわめて強くなっている。ただそれが修正に向かう手掛かりがなかなかつかめない。
FOMCの意識とは別に、相場が今週の注目イベントのFOMCを口実に、米金利「上がり過ぎ」の修正に向かう可能性はある。
最近の米ドル/円は米金利が主役の日米金利差と連動。このため、米ドル/円の行方も注目イベントのFOMCを前後した米金利の動向次第か。
吉田恒の為替デイリー
円安トレンドへの転換の見極め方
米ドル/円が110円に近づいてきた。90日MA(移動平均線)との関係で見ると、小動きが続いた2017年以降で、90日MAを2%以上上回るこの動きは、小動きの終わりや米ドル一段高への変化の兆しとしても注目。
トレンド判定で参考になる52週MAとの関係からすると、111円までは一時的な米ドル反発、111円を上回るなら米ドル高・円安へのトレンド転換の可能性が高まりそう。
市況概況
(朝) 先週末の米国市場は高安まちまち ダウ平均とSP500は連日で史上最高値を更新 日本市場は小動きでのスタートか
【米国株式市場】ニューヨーク市場NYダウ: 32,778.64 △293.05 (3/12)NASDAQ: 13,319.87 ▼78.81 (3/12)1.概況先週...
総合商社の眼、これから世界はこう動く
アセアン経済のリスクとチャンス
輸出を中心に経済が持ち直すも、金融市場の変調に注意
ワクチン接種が開始されるも、新型コロナウイルス感染症再拡大リスクが残る
RCEP(地域的な包括的経済連携)の批准手続きの進展
市況概況
(まとめ)日経平均は米国株高を受けて4日続伸 大きく上げ幅を広げる展開で506円高
東京市場まとめ1.概況本日の日経平均は米国株高を受けて4日続伸となりました。日経平均は76円高の29,287円で寄り付き直後に162円...
ストラテジーレポート
調整完了 期末要因剥落すれば再度上昇基調へ回帰
これ以上、国債利回りが上がる材料はない
米国10年債利回りは1.5%台が定着、ナスダックも調整完了
TOPIXはゴールデンクロス、ダウ平均の追撃態勢は整った
まるっと週刊ビットコイン予想
日米の金融政策動向に注目、BTC(ビットコイン)は好環境のなか直近高値を超えられるか
BTCは米追加経済対策期待に伴う株高や米国企業によるBTC購入、欧州アジア企業による暗号資産関連動向など好材料が相次ぐなか強い買いが継続、一時BTC=618万円(57,000ドル)を突破し、円建てで史上最高値を更新
来週は米FOMCと日銀金融政策決定会合に注目、好環境のなか直近高値であるBTC=629万円(58,000ドル)を超えられるか、下値としてはBTC=542万円(50,000ドル)を意識
吉田恒の為替デイリー
「米金利本位制」の今後のシナリオ
米ドル/円など為替、そして金相場なども米金利との相関性が高くなっている。米金利のボラティリティーが高まり、注目が高くなっている影響が大きそうだ。
多くの相場が米金利次第といった「米金利本位制」がこの先も続くとして、その米金利は短期的に「上がり過ぎ」、ただ中長期的にはまだまだ「下がり過ぎ」修正の道半ばの可能性がありそうだ。
市況概況
(朝)米国市場ではダウ平均とSP500株価指数が史上最高値を更新 日本市場は3ヶ月に一度のメジャーSQ
【米国株式市場】ニューヨーク市場NYダウ: 32,485.59 △188.57 (3/11)NASDAQ: 13,398.67 △329.84 (3/11)1.概況米国...
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
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先進国の長期金利が軒並み上昇
市況概況
(まとめ)日経平均はダウ平均の高値更新を受けて続伸 明日は3ヶ月に一度のメジャーSQ
東京市場まとめ1.概況本日の日経平均は続伸となりました。日経平均は2円安の29,033円で寄り付くと朝方に41円安の28,995円まで下...