12月決算銘柄の上期決算発表集計

3月決算企業の第1四半期決算発表が先月下旬からスタートしていますが、それと並行して行われていたのが12月決算企業の上期決算発表でそれも先週末で終わりとなりました。そこでTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象にその決算発表をまとめてみると、折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を見直す企業も少なからずみられました。

そのなかで営業利益の見通しを上方修正したのがINPEX(1605)で、ウクライナ危機による原油高や円安を受けて2022年12月期の営業利益の見通しを9240億円から1兆1330億円に引き上げ初めて1兆円の大台に乗せる見込みとなったことで株価が上げ幅を広げる場面がありました。また、住友林業(1911)も米国事業で利益率が上向くうえ、開発物件の売却件数が想定より増えることなどから2022年12月期の営業利益の見通しを1185億円から1420億円に上方修正したことで買いを集めました。

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