亀井 幸一郎 の記事一覧
- 亀井 幸一郎
- 金融貴金属アナリスト/(有)マーケット ストラテジィ インスティチュート 代表取締役
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1979年中央大学法学部卒業。山一證券に8年間勤務後、1987年投資顧問会社MMI入社。金市場ニューズレター担当。92年ワールド ゴールド カウンシル(WGC/本部ロンドン)入社。企画調査部長として経済調査、世界の金情報の収集、マーケット分析、市場調査に従事。2002年現職。「史観と俯瞰」をモットーに金融市場から商品市場、国際情勢まで幅広くウォッチしている。時事的な題材を切り口に分かりやすく金融経済を語ることで知られ、その分析は市場関係者の間でも評価が高い。BSテレビ東京やラジオNIKKEI(マーケット・プレス、マーケット・トレンドPLUS)、StockVoiceなどのメディアでの市況解説のほか、日本経済新聞、日経ヴェリタスへの寄稿、時事通信社「アナリストの目」、「Gold Daily Report」、(社)日本金地金流通協会サイトの市況解説およびメルマガその他媒体に定期寄稿中。
2005年からブログ「亀井幸一郎の金がわかれば世界がみえる」を更新中
2021年4月から、YouTubeおよびPodcast 「亀井幸一郎のゴールド・ボイス」を開始
著書『通貨の凋落で金急騰がはじまる!』(宝島社 2020年8月刊)『純金争奪時代(金に群がる投資家たちの思惑)(角川SSC新書)』など
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。
ゴールドマーケット解説

ニューヨーク金先物価格、および国内金価格ともに目先買い一巡か
先週の動き:マクロ金融環境の変化と地政学リスクの上昇。ニューヨーク金先物価格は過去最高値を更新
米経済を支える個人消費はペースダウンの兆候
売り圧力の強さを示すファンドの買い残が急増
今週の見通し:週初の急騰で当面の高値を出した可能性、指標では米雇用統計、ISMサービス景況感に注目。NY金は2,080~2,160ドル、国内金価格は9,680~10,050円を想定

ニューヨーク金先物価格は5月来の高値水準、国内価格は再び最高値突破も
先週の動き:ニューヨーク金先物価格はFRBによる利上げ終了観測にサポートされ2,000ドル超、国内金価格は円高に上値抑えられた形に
急増した10月インドの金輸入量
NY金では、高水準のファンドの買い残しを消化する新規買いが増加
今週の見通し:10月の米個人消費支出(PCE)価格指数やベージュブックに注目、国内価格は再び最高値突破も。NY金は1,990~2,030ドル、国内金価格は9,560~9,750円を想定