FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】日米首脳会談は為替に影響するか?
10月28日に高市総理とトランプ米大統領による初の日米首脳会談が予定されている。初の日米首脳会談で為替が重要イシューになった例は1993年の宮沢・クリントン会談などあったが、今回はどうかについて考えてみる。
今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】金融政策発表や日米財務相、首脳会談など重要イベント多数
現在のファンダメンタルズ:高市トレード再開で円安が進行
米ドル/円チャート(週足)、上昇チャンネル内で上限に近づく
米ドル/円チャート(日足)、10月21日にゴールデン・クロスへ
ユーロ/米ドルは下降トレンド継続
ユーロ/円は史上最高値を改めて更新中
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】10/27-10/31の米ドル/円を予想する
先週(10月20日週)の米ドル/円は前週(10月13日週)と逆に、一本調子の米ドル高・円安となった。高市新内閣誕生などが米ドル買い・円売り再燃の手掛かりになったのではないか。
ただ、この間の消費税減税など、日本の財政赤字拡大リスクを受けた円売りの流れは一段落した可能性がある。そうであれば、米ドル高・円安も限られ、何かの拍子に米ドル安・円高に大きく戻す可能性もあるのではないか。
今週(10月27日週)の米ドル/円は150~154円で予想する。
吉田恒の為替デイリー
【為替】消えた「消費税減税の円売り」シナリオ
日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小を尻目に広がってきた円安は、少数派となった与党が野党の消費税減税に象徴される財政拡張圧力に屈することで、財政規律の維持が困難になることへの懸念があった。
しかしそのシナリオはほぼ回避された可能性がありそうだ。
12:20
ストックボイス
金利面から見た相場状況と今後の注意点は?
2025年はリスク資産が堅調な年に
金利のマーケットのバリエーション
クレジットまわりのファンダメンタルズは?
足元のアメリカ経済の状況は?
分散がきく、割安な資産は?
吉田恒の為替デイリー
【為替】米政権に近そうな新財務相の為替観
片山新財務相の過去の発言を振り返ると、150円超を「望ましくない円安」と判断している可能性が高く、奇しくもその点ではトランプ大統領の考え方に近そうだ。
これまでのところ片山氏は追加利上げや介入強化には慎重と見られる。
ただし円安を理由にトランプ政権が関税再引き上げなどに動く可能性が出てきた場合の対応には注目したい。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「アベノミクス」と真逆の米ドル/円
高市新総理は、第2次安倍政権の経済政策である「アベノミクス」の継承として、「ニュー・アベノミクス」を主張している。ただし、「アベノミクス」開始当時と今では、米ドル/円や物価の状況はほぼ真逆になっている。
吉田恒の為替デイリー
【為替】高市新内閣誕生で米ドル/円の行方は
高市「自民党新総裁」誕生直後に為替相場では円安が急拡大した。では、高市「新内閣」誕生で円安は再燃するだろうか。
これまでの流れを見る限りでは、鍵は高市新内閣の経済政策を受けて日本の債券相場下落が再開するか、そしてもう1つは世界的な株高が続くかなどではないか。
13:11
ストックボイス
2025年10月のビットコイン相場
上昇から急落までの流れと主因
ステーブルコイン乖離の評価:範囲は限定的で、構造問題には波及せず
暗号資産保有企業の評価修正と市場への波及、今後の焦点
吉田恒の為替デイリー
【為替】「高市円安」一巡と米政権の「密使」
高市自民党新総裁誕生をきっかけとして、一時153円まで進んだ「高市円安」は先週(10月13日週)大きく反転した。その中で、経済政策では対立する懸念のあるトランプ政権「密使」との会談があったが、その影響について考えてみる。
今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】日本の政局が落ち着けば改めて米ドル材料が主役に
現在のファンダメンタルズ:米中貿易摩擦激化と日本の政局が2大材料
米ドル/円チャート(週足)、上昇チャンネル内での動きも153円台は当面の高値
米ドル/円チャート(日足)、10月14日のデッド・クロス状態が続く
ユーロ/米ドルは2週連続で移動平均下抜け
ユーロ/円は史上最高値からの調整中
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】10/20-10/24の米ドル/円を予想する
米ドル/円は先週(10月13日週)一時149円台まで下落した。高市自民党新総裁誕生をきっかけに大きく円安の流れとなっていた「高市円安」が、反転した。
米ドル安・円高に戻した理由は日米金利差縮小への反応などいくつか考えられる。そのうちの1つ、株安は短期的な「上がり過ぎ」の反動となった可能性。その意味では「株高=円安」再燃は限られるだろう。今週(10月29日週)の米ドル/円は148~152円で予想する。
吉田恒の為替デイリー
【為替】52週MAで考える米ドル/円シナリオ
高市自民党新総裁誕生を受けた円安、「高市円安」は153円で一段落し、先週は一時149円まで円高へ戻すところとなった。
「高市円安」は終わったのか、今後の見通しについて、主に52週MA(移動平均)分析で考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「高市円安」一段落の理由とは?
高市自民党新総裁誕生をきっかけに米ドル高・円安は一時153円まで進んだが、10月16日には一時151円を割れるまで米ドル安・円高に戻った。
「高市円安」一段落の背景を考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】円安けん制から「投機」が消えた謎
2022年、2024年に、通貨当局は断続的に円安阻止の円買い介入を行ったが、それを説明する上でほぼ必ず入っていたのが「投機的円売り」へのけん制だった。
しかし、それが今回は消えたようだ。これは、当局が今回の円安が2024年までの投機的円売り主導とは違うと考えていることを示している可能性がある。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「高市円安」より「日本売り」なのか
10月に入ってから150円を超えて急拡大した円安は、高市自民党新総裁誕生をきっかけとした「高市円安」との見方が一般的のようだが、むしろ日本の政策的限界を意識した「日本売り」の懸念もあるのかもしれない。
今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】10月10日に激変、今週は日本の首班指名思惑が最大の注目材料
現在のファンダメンタルズ:自公連立解消と米国の対中追加関税でリスクオフに
米ドル/円チャート(週足)、上昇チャンネル内での動きが続く
米ドル/円チャート(日足)、10月6日にゴールデン・クロス、週初の動き次第で転換も
ユーロ/米ドルは移動平均下抜け1週目
ユーロ/円は年初来高値を再び更新か
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】10/14-10/17の米ドル/円を予想する
高市自民党総裁の誕生をきっかけとした円安、「高市円安」は一時153円まで急拡大した。しかし、週末は日本の政局流動化や米中対立再燃への懸念から株価が急落し、円高へ急反転となった。
これまでの円安はクロス円中心に金利差から大きくかい離し、最高値更新の株価と連動していた。その株価には「上がり過ぎ」シグナルも目立つようになった。
株価が「上がり過ぎ」なら「株高=円安」も限界がありそう。今週(10月13日週)の米ドル/円は149~153.5円で予想する。
吉田恒の為替デイリー
【為替】トランプ政権で介入方針変更はあるか
米ドル高・円安が150円を大きく超えてきたことから、円安阻止介入の可能性も注目されてきたようだ。
ただし2022年、2024年に当時の神田財務官が主導した際の円安阻止介入のパターンと変わらないのであれば、162円を超えるまで介入はなさそうだ。
貿易相手国の通貨安に厳しいトランプ政権で介入方針変更があるかには注目したい。
