FX の記事一覧

吉田恒の為替ウイークリー 【為替】2/19~2/23の米ドル/円を予想する
先週は米インフレ指標の上ぶれをきっかけに米金利がこの間のレンジを上放れ、米ドル/円も約3ヶ月ぶりに150円台乗せとなった。 強い米景気にインフレ再燃がマーケットの新たなテーマに追加されたことで、米金利上昇を手掛かりに米ドル高値151円台をにらむ神経質な展開が続きそうだ。 今週の米ドル/円は148~151.5円中心で想定。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】年内152円超の円安の条件を考える・前編
米ドル/円が3年連続で150円以上に上昇してきた。過去2年の米ドル高値である151円台を更新し、一段と米ドル高・円安に向かう可能性はあるのか。 この間の円安値を更新し、152円を超えて広がる条件について、今回から前後編と2回に渡り点検してみたい。
吉田 恒
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】株高が米国の利下げ開始を遅らせているのか?米ドル/円が下がらない理由
揺れる利下げ観測の背景に、強すぎる米国の経済指標と働き手の急減 円安/米ドル高は継続の気配
吉田恒の為替デイリー 「終わらない円安」、1998年の終わり方
円安が長く続く中で、「これは日本経済の構造変化を受けたものなので、これまでの経験や循環論では説明できない。1米ドル=150円も通過点に過ぎず、200円になってもおかしくない」といった声が増えていった。 これは最近の状況についてではなく、1998年の米ドル高・円安について述べたものだ。このように断る必要もありそうなくらいに最近の状況と類似している1998年の円安の「終わり方」を振り返る。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 為替介入を「やらない理由」「やる理由」
米ドル高・円安が3年連続で150円を超えてきた。150円を超える円安に対し、2022年は為替介入が行われ、2023年は介入が行われなかったが、今回はどうか? 主に株価、決算と為替介入の関係を中心に考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】大幅金利差でも割高な米ドルは売り or 買い?
足元の米ドル/円は、米ドル割高懸念が強い一方で、金利差は圧倒的に米ドル優位といった状況にある。 こうした中での有効なトレード戦略は、割高を懸念した米ドル売りか、それとも金利差を受けた米ドル買いなのかについて考えてみる。
吉田 恒
13:09
ストックボイス 【為替】「内田ショック」円安は続かないのか?
・日銀イベントは為替相場を大きく動かす要因になることが多いが、2月8日の日銀内田副総裁の発言も相場を動かすきっかけとなった...
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】2/13~2/16の米ドル/円を予想する
先週は日銀副総裁発言などを材料に米ドル/円は149円半ばまで一段高となった。相場が大きく動きやすい日銀関連の材料で、米ドルの保合い「上放れ」が実現したということだろう。 副総裁発言後も円金利の低下は限定的なので、米金利上昇により米ドル「上放れ」を裏打ちできるかに注目。米金利上昇が限られるようなら、米ドル高も限定的か。 今週の米ドル/円の予想レンジは148~151円。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円安が金利差からかい離する理由
米ドル/円や英ポンド/円の円安への動きで、金利差からのかい離が目立ってきた。これは、大幅な金利差を収益機会とした投機の外貨買い拡大の影響が大きいのではないか。 金利差で正当化される以上に外貨買いが拡大しているなら、円高に反転した場合はこれまでと逆に、金利差以上に円高が広がるリスクもあるのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】過去の円安の終わり方を考察する・後編
前回は1990年以降の主な5回の循環的円安終了について見てみたが、円安終了のきっかけは株価急落を受けた米国の金融政策転換、日本の通貨当局による為替介入など様々だった。 今回は、円安終了において「共通ルール」があるのかについて、米ドル/円、そして円の総合力とも言える実質実効レートの5年MAとの関係を中心に考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】過去の円安の終わり方を考察する・前編
円安が中々終わらない。そこで前後編2回で、過去の循環的円安の終了について調べながら、円安が終わるパターンを考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米金利が意外に上がらない可能性はあるのか?
米長期金利の指標である10年債利回りは2023年10月には約16年ぶりに5%まで上昇したが、これは予想以上に強い米景気と、そしてもう1つ米財政赤字拡大を受けた米国債の需給不安が主因と見られてきた。 このうち後者、米国債の需給不安に緩和の兆しが出てきた。強い米景気は続いているものの、米ドルの行方に大きく影響する米金利が意外に上がらない可能性はあるのか?
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】2月からの米ドル高、1年前との違い
2023年は2月初めに発表された米1月雇用統計が「ポジティブ・サプライズ」になったことをきっかけに、一段の米ドル高・円安に向かった。 2024年も2月2日に発表された米1月雇用統計は予想より強い結果となった。これを受けて一段の米ドル高・円安に向かうだろうか。ただし1年前とは違いもある。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 【為替】米ドル/円は切り返しの上限を探り、豪ドル/円は保ち合い延長でも上目線
米ドル/円週間予想レンジ:147.00~150.50メインストラテジー:レンジの上限をトライ・米ドル/円は、米雇用統計を受けて急伸・...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】2月の米ドル/円を予想する
1月は一時149円近くまで大きく米ドル高・円安に戻した。12月までの米金利低下が一巡し、強い米景気指標の結果を受けて米金利が反発したことが主因。 2月の米ドル/円の行方を考える上では、米金利がどこまで上昇するかが最大の焦点。 円安はすでに循環的限界圏の可能性があるため、「米金利上昇=米ドル高・円安」も限られると予想。2月の米ドル/円予想レンジは145~151円。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】期末の円買い「レパトリ」拡大の可能性
日本企業の決算期末前である3月には外遊資金引き揚げに伴う円買い、通称「レパトリ」が増えやすい。ただ、この「レパトリ」は当然、為替相場水準の影響を大きく受ける。歴史的米ドル高・円安水準で推移するなら、「レパトリ」円買いが急増する可能性もあるだろう。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル高・円安はおわったのか?
米ドル/円は1月に入ってから148.8円まで上昇したが、1月31日には146円割れ近くまで反落した。米ドル高・円安はもう終わったのか、それともまだ続いているかの見極め方について今回は確認してみたい。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「黒田シーリング」を超えてきた円安
円の実質実効レートの5年MAかい離率が、2023年11月にマイナス22.49%まで拡大。2015年6月のいわゆる「黒田シーリング」発言直前、5月のマイナス22.13%を今回の円安局面で初めて超えた。限界的円安水準という意味の「黒田シーリング」を超える円安になってきた可能性があるのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米2年金利で考える利下げのシナリオ
米インフレは比較的順調に進んでいると見られるものの、一方で米景気は予想以上に強い状況が続き、米国株も最高値圏での推移が続く中で、金利市場の早期利下げ見通しが見直しを迫られている。 ただし、金融政策を反映する2年債利回りの値動きを参考にすると、さすがに利上げが再開されることはなく、5~12月頃には利下げが行われる可能性が高そうだ。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】急減速しない米景気と米ドル高の関係
米景気に急減速の兆しが見られないが、「米金利上昇=米ドル高」はまだまだ続くのか。5年MAかい離率などで見ると米ドル高・円安が循環的な限界圏にある中では、それにも自ずと限りがあるのではないか。 現状は、「米景気急減速=米金利低下再燃」という米ドル下落の手掛かりが得られず、米ドル高値限界圏での推移が長引いているということではないか。
吉田 恒