FX の記事一覧

吉田恒の為替デイリー 【為替】円安阻止為替介入は出来なくなったのか?
米ドル高・円安に対して、日本の通貨当局はそれを止める介入も、1年前に比べてやりづらくなったのかということについて、今回は考えてみる。
吉田 恒
13:08
ストックボイス 【為替】米ドル高円安が転換する鍵とは
・2022年と2023年の円安が同じ形の円安にならないと考えられる理由・円安終了のきっかけとなる3つの可能性①   10月下旬に発...
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】1年前とのアナロジー続く米ドル/円の関係
7月に急落したものの、8月に入るとほぼ一本調子で上昇し150円の大台に到達した米ドル/円。このようなプライスパターンは、水準に少し違いはあったが、基本的に1年前と似たものだった。 1年前は、10月21日で米ドル高・円安は終了、11月に入ると一転して急激な米ドル安・円高に向かうところとなったが、果たして今回はどうか?
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 10/16~10/20の米ドル/円を予想する
先週はFOMC関係者の「ハト派」発言が相次ぐ中で米金利が低下、米ドル/円も一時148円台前半へ下落。 その後、米インフレ指標が予想より強く、米ドル/円は150円近くまで反発した。ただし、中東情勢への懸念によるリスク回避の影響もあり、米金利は上げ渋り感が目立ってきた。 今週の米ドル/円は、「弱い」予想の米景気指標や中東情勢を受けた米金利の動きに注目しながらの展開か。147~151円中心での展開を想定。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「中東ショック」の原油・為替への影響は?
イスラム組織ハマスとイスラエルの紛争拡大で、まず警戒されているのが原油価格の高騰だ。世界的な産油拠点である中東の地政学リスク拡大は、原油価格が100米ドルを大きく超えるなどの高騰をもたらすとの見方もある。 今回の「中東ショック」の原油、さらには為替相場への影響を考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】金利・為替「転換期」の前兆なのか?
10月12日の米CPI(消費者物価指数)発表を受けて、米金利と米ドルの上昇再燃となった。しかし、最近にかけては雇用関連統計や物価統計といった景気に対する「遅行指標」への金利や為替の反応の鈍さが目立っていた。 これは相場の転換期に起こりやすい現象だが、今回の場合はどうかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米金利上昇終了の米ドル/円への影響は?
米10年債利回りが5%近くまで上昇するといった最近にかけての米金利の大幅上昇により、追加利上げの必要性が低下しているとの見方が、このところFOMC関係者から相次いで示された。 米利上げの終了、さらに米金利上昇自体が終了となった場合、それが米ドル/円にどのように影響するかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】中東リスクオフの金利・株・為替の関係
イスラエル情勢の緊迫化を受けて、金融市場ではリスク回避の動きが広がっているという。リスク回避で、「安全資産」とされる米国債が買われ、利回り低下となったのはともかく、リスク資産と位置付けられる株価が大きく上昇したのはなぜか。 為替相場は米国債利回り低下に反応、これまでは米ドル下落となったが、この中東リスクオフを受けた今後の行方について考えて見る。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 【為替】米ドル/円は自律調整で頭の重い展開、豪ドル/円は大試練で上値追い
米ドル/円週間予想レンジ:146.00~149.50メインストラテジー:レンジ取引・米ドル高の終焉か・値幅限定の公算が大きい・間接的...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】10/10~10/13の米ドル/円を予想する
先週は一時150円乗せも直後に米ドル急落。ただ介入はなかった可能性が高そうだ。 米雇用統計発表ではNFPが予想を大きく上回ったものの、「米金利上昇=米ドル高」は限定的にとどまった。景気への「遅行指数」雇用関連統計への反応が鈍くなった可能性も考えられる。 強い米景気は大幅な米金利上昇等で織り込まれ、むしろそんな金利上昇等が先行き景気減速をもたらす可能性に注目が移ってきたのではないか。米ドル/円は147~152円中心で予想。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円安終了後に大幅円高が起こった理由
2022年10月に151円で米ドル高・円安が終了すると、その後1ヶ月余りで20円近くもの大幅な米ドル安・円高が起こった。 ワンサイドで大幅に進んだ米ドル高・円安が終了した後、一転して急激な米ドル安・円高に向かった例は他にもあったが、今回はどうか。「転ばぬ先の杖」として、その理由について考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「米景気減速=米ドル安」のシナリオ
株安が広がってきた。大幅な上昇が続く米10年債利回りなどの金利上昇を嫌気した面が大きいとの理解が基本だろう。ただ株価は基本的に景気の先行指標なので、その意味では米景気の先行き減速を織り込む動きの可能性もあるのではないか。 米景気が先行き減速するなら、その程度にもよるが、米金利も低下に転じることで米ドル高から米ドル安へ転換する可能性も出てくるのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円安阻止介入を巡る「誤解」を考える
10月3日、米ドル/円は150円の大台に乗せた後に急落、日本の通貨当局による米ドル売り介入再開も注目されたが、2022年の介入後ほどの米ドル急落ではなかった。 円安阻止介入については、2022年より慎重になっているといった見方もあるが、むしろ逆ではないか。介入を巡る「誤解」の可能性についても再確認してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「一本調子の米ドル高」はまだ続くのか?
ユーロ/米ドルは先週にかけて11週連続ユーロ陰線となった。ただ英ポンド/米ドルも、小幅な陰線を挟みながら、7月半ば以降下落傾向が続いている。その本質はユーロ安、英ポンド安以上に米ドル高が続いているということではないか。 すでに約2ヶ月半も展開した「一本調子の米ドル高」がまだ続くかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「円安の原因は金融政策の違い」は正しいか?
米ドル高・円安が止まらない中、米国がインフレ対策の利上げを続ける一方、日本は大規模な金融緩和を継続するという「金融政策の方向性の違い」の影響が大きいとの解説を多く聞く。はたして、それは正しいかについて検証してみる。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 【為替】米ドル/円は大台試しを継続、豪ドル/円は年初来高値を試す
米ドル/円週間予想レンジ:147.50~150.50メインストラテジー:レンジ取引・米ドル高一服でも円買いはなしか?・オーバーボート...
陳 満咲杜
川合美智子のズバリ!円安?円高? 【為替】米欧景況感格差と金融引き締め長期化観測で米ドル全面高の流れが継続
先行き不透明感が増す米国経済、米ドル/円相場は強いトレンドを維持 チャートから見た主要通貨の行方
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】10月の米ドル/円を予想する
9月は「予想以上に強い米景気」の可能性が広がる中、「米金利上昇=米ドル高・円安」が続き、米ドル/円は150円の大台に肉迫する展開に。 10月の最大の焦点は、「米金利上昇=米ドル高・円安」が続くかどうか。米金利上昇は、経験的には「限界圏」を超えており、その意味ではいつ終ってもおかしくなさそうだ。記憶に残る株暴落など「不吉の10月」アノマリーの影響なども要注意。 米ドル/円は2022年の高値、151円の更新には至らず反落に転じる可能性があるとの考えから、144~152円中心での展開を想定。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】2015年「黒田シーリング」との類似
円の総合力の指標である実質実効レートは、8月までに5年MAを2割以上下回ってきた。これは、経験的には円安が限界圏に達している可能性を示している。 この実質実効レートを引用し、アベノミクス円安の幕をおろしたのが、2015年6月、当時の黒田日銀総裁発言だったことから、この時の円安終点は「黒田シーリング」と呼ばれた。当時と同じように「きっかけ」次第で、円安はいつ終わってもおかしくない状況にあるのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】分岐点を迎えた対ユーロの米ドル高
ユーロ/米ドルは先週まで10週連続の陰線(米ドル陽線)。今週末終値が1.064米ドルを下回ったら、連続陰線は11週とさらに延びることになるが、経験的にはいつ一段落してもおかしくない。 ユーロ安・米ドル高は、金利差からはかい離、また影響の大きいと見られる原油高も、そもそも「行き過ぎ」懸念がある。
吉田 恒