FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】軒並み金利差からかい離するクロス円
6月26日に160円を上回り、金利差からかい離した米ドル/円の円安が広がっているが、これはクロス円にも多く見られる現象だ。
ただクロス円の中には、日米金利差ほど大幅な円劣位と言えないケース、また対米ドルでヘッジファンドは売っているのに、対円では大きく買われる(円売り)など円売り拡大に疑問符が付くケースも見られる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2ヶ月で様変わりした160円の円安
4月末以来、約2ヶ月ぶりに160円近辺まで米ドル高・円安に戻してきた。ただこの2ヶ月で、米ドル/円と日米金利差の関係は大きく変わった。
その背景と今後の行方を考える上での注目点について確認してみる。
13:08
ストックボイス
【為替】1ドル=160円は円安の通過点か終点か?
・6月17日週の米ドル/円はほぼ一本調子で上昇し、160円に迫る展開となった。日米10年債利回り差は縮小しているにもかかわらず円...
吉田恒の為替デイリー
【為替】「行き過ぎ」懸念が強い総合的円安
円の総合力を示す実質実効レートには、過去5年の平均値である5年MAを20%下回ると下落が一巡するパターンがあるが、5月は23%下回った。
対米ドルだけでなく、クロス円も含めた総合的な円安について、「行き過ぎ」懸念のかなり強い状況が続いている可能性がありそうだ。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円は思惑があるなか投機筋主導の円売りが優勢、豪ドル/円は確実な上放れで当面は強気変動を維持
米ドル/円投機的な動きと為替介入の可能性が拮抗週間予想レンジ:157.50~161.50先週(6月17日週)は大幅続伸、投機筋が主導す...
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】6/24~6/28の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は、日米金利差円劣位の縮小傾向を尻目に上昇し、一気に160円に迫る展開となった。
日本の通貨当局による「3度目の介入」に注目。一方、米ドル高・円安を主導する投機筋の米ドル買い・円売りにも「行き過ぎ」懸念が強くなっている可能性あり。
介入があった場合は、一日で最大5円の円高が基本。今週の米ドル/円は155~162円で上下に荒れる展開を予想。
吉田恒の為替デイリー
【為替】米国の介入批判に誤解はなかったか?
5月のイエレン米財務長官の「介入はまれであるべき」などの発言から、米政府は日本の円安阻止の為替介入に対して否定的であり、このため日本はさらなる介入はできなくなったのではないかとの見方が広がった。
ただ6月20日に米財務省が公表した外国為替報告書と、それについての説明などから、そのような見方には一部誤解もあった可能性も出てきたのではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2008年「豪ドル・バブル」との類似と違い
豪ドル/円は、2007年以来約17年ぶりの高値まで上昇してきた。2007年はその後上昇が一巡すると、2008年に入り一転大暴落、「豪ドル・バブル崩壊」の様相となったが、今回はどうか?
豪ドル高・円安を巡る2007年と最近の類似点と相違点を整理してみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】欧州ショックの先例、債務危機の振り返り
英仏など欧州の政治不安が世界的なリスクオフの一因となる可能性が注目されている。
欧州発の世界的リスクオフとして知られているのが、2016年のBrexit(英国のEU離脱)ショックと、2010年から2012年にかけて展開した欧州債務危機だろう。今回はこのうち、欧州債務危機について振り返ってみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2016年Brexitショックを振り返る
フランスや英国など欧州主要国の政治不安への懸念が強まっている。フランスについては、今後英国に続くEU離脱に向かう懸念もささやかれている。
欧州発の政治不安が世界的なリスク回避のきっかけとなったのは2016年6月のBrexit(英国のEU離脱)ショックだったが、改めて当時のマーケットの動きを振り返ってみる。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円は上放れが困難な展開、豪ドル/円は主要抵抗ゾーンに
米ドル/円今後も米利下げ見通しや日銀政策に関する思惑に左右され、総じて頭の重い展開か週間予想レンジ:155.00~158.00先週(...
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】6/17~6/21の米ドル/円を予想する
先週は予想より弱いCPIの結果なども「黙殺」されて投機円売りが続き、日銀会合後は158円を突破した。
ただ日銀会合後の円安もすぐに行き詰り。投機円売りも「行き過ぎ」懸念が強くなってきた可能性あり。
投機円売りのさらなる円安をもたらす余力にも限りがありそうだ。円売りの調整が本格化した場合は円高に戻す可能性もある。今週の米ドル/円は155~158.5円で予想。
吉田恒の為替デイリー
【為替】欧州政治不安とユーロ安を考える
欧州の政治不安がユーロ急落をもたらした。6月初めに1.09米ドル程度で推移していたユーロは、先週一時1.06米ドル台まで急落した。
6月末のフランス議会選挙、7月初めの英総選挙が近づく中で、政治の流動化への懸念から安全資産へシフトし、金利が大きく低下していることが主因。ユーロの下落リスクとその影響について考えてみる。
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
【為替】タカ派のFOMCも、市場の利下げ予想は年2回で変わらず
FOMCはタカ派メッセージの中、ナスダック総合指数は史上最高値を更新
市場が早期利下げ開始を見込む理由
吉田恒の為替デイリー
【為替】円安是正が可能なのは日銀かFRBか
円安の阻止、是正への日銀金融政策の関わりが注目されているようだ。ただこれまでの経緯からすると、それには限界があるのではないか。
最近とよく似た2007年の「円売りバブル」解消への日銀とFRBの関わり方を検証してみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】FOMC後の米ドル/円の行方を考える
6月12日は、5月CPI(消費者物価指数)が予想より弱かったことから米金利が低下し米ドルも156円割れまで売られたが、その後FOMCの年内利下げ予想がこれまでの3回から1回に減ると156円台後半へ米ドル買い戻しとなった。
FOMC等注目イベント通過後の米ドル/円の行方について考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル/円「FOMC相場」を予想する
前回、5月FOMCで警戒されたほどタカ派ではない結果となったことを正当化できそうなのは、失業率の上昇傾向だった。そこで今回のFOMCでも失業率の影響に注目してみたい。
米ドル/円は158円が重要分岐点。ただ投機筋の米ドル買い・円売りにも「行き過ぎ」懸念が強い。
吉田恒の為替デイリー
【為替】広がり始めた投機円売りの損失
メキシコ、欧州と2週連続となった「選挙ショック」が投機円売りポジションに損失を負わせた可能性がある。
損失がさらに拡大、投機円売りが縮小に向かうかは、歴史的円安終了への影響という観点でも注目されそうだ。