コンセンサス予想を上回る上方修正を行った12月決算銘柄は
10月下旬からスタートした12月決算企業の第3四半期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益となる銘柄もみられました。そしてこうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った企業もあります。
そこで今回はコンセンサス予想を上回る強気の上方修正を行った銘柄をピックアップしてみました。そのなかでもコンセンサス予想を大きく上回る水準に営業利益の見通しを引き上げたのがレゾナック・ホールディングス(4004)です。人工知能(AI)半導体向けの半導体材料の販売数量が伸びるとみられることなどから、通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を21%以上上回る775億円に引き上げています。