FX の記事一覧

今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】金融政策イベントが終わり改めてトランプ関税がテーマに
現在のファンダメンタルズ:4月2日発表の関税に向けた思惑で振れやすい四半期末
米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続
米ドル/円チャート(日足)、次のデッド・クロスを待って売り仕掛け
ユーロ/米ドル、長期トレンドはユーロ買い継続
ユーロ/円は、当面は日足チャートを参考に

吉田恒の為替ウイークリー
【為替】3/24~3/28の米ドル/円を予想する
先週(3月17日週)の米ドル/円は一時150円台に乗せるなど反発力を試す動きが目立った。米ドル売り・円買いポジション「行き過ぎ」修正への意識が強くなっているのではないか。
ただ日米の金融政策会合を経て、日米金利差(米ドル優位・円劣位)拡大は一段落。金利差拡大に限度があるなら、米ドル高・円安も自ずと限られそう。
今週(3月24日週)の米ドル/円は146~151円で予想する。

吉田恒の為替デイリー
【為替】トランプ政権で米ドル売りへ転換の類似
投機筋の米ドル・ポジションが先週売り越しに転換した。
このように政権スタートを前後して米ドル買いから米ドル売りへ転換したのは、実は政権1期目の2017年も同じだった。
2017年はさらに米ドル売り拡大に向かったが、今回はどうかについて考えてみる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】日銀、FOMC、そして金利差縮小の円高
相対的に低い日本の金利が上昇する一方で、相対的に高い米金利が低下する中、最近にかけて日米金利差(米ドル優位・円劣位)は縮小する傾向にあった。
3月19日に行われた日米の金融政策決定会合を受けて、この流れは継続する可能性が高まったようだ。

吉田恒の為替デイリー
【為替】円金利の急上昇で後退する円安リスク
日本の金利が最近にかけて大きく上昇したことを受けて、金利差(円劣位)拡大余地がこれまでよりかなり限られる見通しとなってきた。これは、金利差との関係からは円安リスクが後退するという意味になる。

ストックボイス
【米国株】不安定な政策運営に乱高下する米国市場
戦略の見えないトランプ関税、投資家センチメントは2022年以来の弱気をしめす
マーケットには割安感が
今後の見通し、トランプ大統領の次の政策に注目

吉田恒の為替デイリー
【為替】なぜ「トランプ円安」予想は外れたのか?
米ドル/円は、トランプ大統領が就任する少し前に158円まで上昇したが、その後はほぼ一本調子で下落し、先週(3月10日週)は146円台まで下落した。トランプ政権がスタートすると米ドル高・円安に向かう予想が多かったと思われるが、これまでのところは「真逆」と言える展開ではないか。ではそれはなぜか。

今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】日米の金融政策決定会合が最大の注目材料
現在のファンダメンタルズ:日米金利差縮小鈍化によるポジション調整
米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続
米ドル/円チャート(日足)、3月13日にゴールデン・クロス発生
ユーロ/米ドル、長期トレンドはユーロ買いへ転換
ユーロ/円は、当面は日足チャートの短期目線で

吉田恒の為替ウイークリー
【為替】3/17~3/21の米ドル/円を予想する
先週(3月10日週)の米ドル/円は146円台で下落が一服。日米金利差縮小や投機筋の円買いが一巡したことが主な背景か。
米ドル/円の反発は、今週予定されている日米の金融政策決定会合などにらみながら日米金利差がどこまで拡大するかが目安。ただ最近にかけての日本の金利上昇、米金利低下を受けた日米金利差縮小の流れが大きく変わる可能性は低そう。
以上を踏まえ、今週(3月17日週)の米ドル/円は146~151円で予想する。

大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
【為替】金利のある世界、拡大する米ドル/円の年間変動幅
約2ヶ月で12円の円高が進行
パンデミック以降、主要国は「金利のある世界」へ
ポジションのリスク管理がより重要に

吉田恒の為替デイリー
【為替】円安誘導批判と異次元緩和、YCC(イールドカーブ・コントロール)の関係
トランプ米大統領の「日本が円安誘導を止めなければ関税を課す」という発言は、断続的に円買い介入を行うなどむしろ円安阻止に苦労してきた現実に対してあまりにも無理解だと感じた人は多そうだ。
ただし、大幅円安のきっかけとなった異次元緩和やYCC(イールドカーブ・コントロール)を指摘されると反論に困るかもしれない。

吉田恒の為替デイリー
【為替】構造変化の中でどこまで円高はあるか?
2024年7月161円までの米ドル高・円安は、日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小を尻目に起こったことから、「円安の理由は金利差だけではなく、日本経済の構造変化の影響もある」との指摘も注目された。
ただ、2025年に入り金利差が大きく縮小すると比較的大きく米ドル安・円高へ戻すところとなった。改めて日本経済の構造変化と米ドル/円の関係を確認してみる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】予想以上の金利差縮小という米ドル安リスク
先週(3月3日週)、独金利の記録的な急騰が起こった。この背景には、トランプ米大統領の「アメリカ・ファースト」が米国以外の国にとって自己責任を高める必要性をもたらしている。
そうしたことが金利差を通じ米ドル相場にどう影響するかについて考えてみる。

今週の為替相場予想(テクニカル分析)
【為替】日米金利差縮小と米独金利差縮小による米ドル安
現在のファンダメンタルズ:弱い米国経済指標と日銀会合が注目材料
米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続
米ドル/円チャート(日足)、3月5日にデッド・クロス発生
ユーロ/米ドル、長期トレンドは今週末でユーロ買いへ転換の可能性大
ユーロ/円は、三角もちあいシナリオが崩壊、新たなラインを想定

吉田恒の為替ウイークリー
【為替】3/10~3/14の米ドル/円を予想する
先週(3月3日週)米ドル/円は、一時146円台まで下落が拡大。日米金利差縮小とヘッジファンドなど投機筋の積極的円買いが主導した模様。
投機筋の円買い越しは過去最高を大きく更新、「行き過ぎ」懸念も強くなってきた。ただ日米金利差拡大が限られるなら、円「買われ過ぎ」修正の円安への影響も限定的か。
今週(3月10日週)の米ドル/円は146~150円で予想する。

吉田恒の為替デイリー
【為替】円安誘導とされない水準はいくらか?
トランプ米大統領は先日、日本や中国は通貨安誘導を行っていると批判し、それを続けるなら関税を発動すると語った。
トランプ大統領が過度な通貨安は是正されたとして関税引き上げの必要なしとするのは、米ドル/円の場合ならいくらぐらいなのかを考えてみる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】ヘッジファンド円買い戦略の裏に「トランプの影」
投機筋の代表格であるヘッジファンド(以下HF)の売買戦略がトランプ政権誕生を境にそれまでの円売りから円買いに大きく転換した可能性がありそうだ。