ドル円 の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
「コロナ後」株高・米ドル安の変化に注目
「コロナ後」一般化した「リスクオンの米ドル売り」。これは、「コロナ・ショック」で起こった金利差からかい離した高過ぎる米ドルの修正が基本で、それはほぼ一巡した可能性。
株高を口実とした米ドル売り、「リスクオンの米ドル売り」に限界が出てきたなら、それに株安拡大も重なった場合は米ドル安の調整が大きくなるリスクも要注意か。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
2021年は時代のフェーズが一変し、ビッグ・チャンスが巡ってくるか
年明け後の調整リスクに警戒
年内に時代のフェーズが「コロナ後」に一変する
中央銀行の政策方針の変化に注目
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は「リスクオフの円高」が試される!?豪ドル/円は堅調な推移
米ドル/円 日足週間予想レンジ:102.50~104.50メインストラテジー:レンジ取引・「リスクオフの円高」が試される・ブレイク...
吉田恒の為替デイリー
為替の「低ボラ化」を否定した2020年
昨年は、主要通貨の年間変動率が軒並み10%を大きく下回り、為替相場全体が構造変化により「低ボラ化」したとの見方すら浮上してきた。
ただ今年は豪ドル/米ドルを筆頭に年間変動率が軒並み10%を大きく上回り、「低ボラ化」は否定された。これが「コロナ・ショック」などの影響による一過性の結果に過ぎないかが、2021年に改めて問われることになる。
相場一点喜怒哀楽
2021年を予想!日経平均、米ドル/円相場はどうなる?
2020年の本コラムへの投稿もこれで最後になりました。読者の皆さま、1年間、本コラムをお読みいただきありがとうございました。...
吉田恒の為替デイリー
「リスクオンの米ドル売り」の変化
今年3月の「コロナ・ショック」後、伝統的な為替相場と金利差との関係は大きく崩れ、株高・米ドル安が基本として展開してきた。これは「リスクオン(株高)の米ドル売り」とされた。
この「リスクオンの米ドル売り」の本質は、異常事態「コロナ・ショック」で起こった金利差からかい離した「行き過ぎた米ドル高」の是正ではないか。対円以外では、金利差との関係がほぼ正常化してきたことから、今後の為替は株より金利との連動を回復しそう。
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円が動き出す2つの鍵
「コロナ後」、株高が展開する中で、米ドル/円は約2円のレンジを上下動しながら緩やかな下落トレンドが続いてきた。
そんな米ドル/円の流れに変化が出る鍵は、株高に変化が出るか、そして足元で102.8~104.9円のレンジをブレークするかに注目。
吉田恒の為替デイリー
2021年の米ドル/円を予想する ~「超円高」という可能性 ~
「コロナ後」米ドル全面安となった。その一因は、金利差とかい離した米ドル高の是正。それは円以外の通貨に対してはほぼ終わりつつあるが、対円ではなお続く可能性あり。
金利差との関係からすると、2021年にかけて100円割れ、いわゆる「超円高」の可能性あり。52週MAとの関係参考にすると、米ドル/円「下がり過ぎ」の可能性出てくるのは90~95円からか。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円はブレイクのタイミング!?豪ドル/円は年初来高値更新、上昇モメンタムの一段加速も
米ドル/円 日足週間予想レンジ:103.00~105.00メインストラテジー:レンジ取引・コップの中の嵐が続く・米ドル安の継続が焦...
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円が「今週大きく動く」理由
12月の米ドル/円は、経験的にはよく動き、とくに4年に一度の米大統領選挙年の12月は大幅なレンジとなってきた。
先週までの米ドル/円は小動きが続いているが、上述の経験を参考にすると、クリスマス前最後の大きなイベントになる今週のFOMC前後の動きには期待したい。
吉田恒の為替デイリー
金利とかい離、株と連動した米ドル/円
米ドル/円は、8月頃から金利とかい離し、米国などの株価と逆相関関係、つまり「米国株高=米ドル安・円高」で展開してきた。
要するに、「コロナ後」の米ドル/円は、金利より株で決まってきたわけだが、それがこの先どう変化するかも注目。
相場一点喜怒哀楽
来年を予測するヒント?米ドル/円の年足チャートに注目
ちょうど1年前のコラムでもお話ししましたが、2020年も米ドル/円の年足チャートが気になります。2012年から2015年にかけて急速...
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は「円高ではなくドル安」、豪ドル/円は年初来高値が射程圏に
米ドル/円 日足週間予想レンジ:103.00~105.00メインストラテジー:レンジ取引・米ドル全面安でも円高になり切れず・円高で...
吉田恒の為替ウイークリー
「逆張り」米ドル/円、「順張り」に変わるのか!?
株高トレンドが続く中で、米ドル/円は2円レンジで上下動する緩やかな下落トレンドが続き、その中では結果的に「逆張り」トレードがワークしてきた。
ただ、先週から円以外の通貨に対する米ドル相場、ユーロ/米ドルなどは一段高となり、米大統領選挙後相場の特徴、トレンドを伴った大相場に変わりだした可能性あり。この場合は、トレード戦略も、「逆張り」から「順張り」に変わることになる。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ/米ドル等が急に動き出した理由
米大統領選挙後には、一方向への大相場が展開する「アノマリー」が繰り返されてきた。米ドル/円はともかく、今週にかけてのユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルは、そんな「アノマリー」通りの動きのようにも見えなくない。
「アノマリー」が今後も展開するなら、ユーロ/米ドルは1.25米ドル、豪ドル/米ドルは0.76米ドルへの一段高が始まっている可能性がある。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ高・米ドル安と「米大統領選挙アノマリー」
ユーロ/米ドルが90日MAを2%以上上回ってきた。米大統領選挙年の為替相場には、選挙後に90日MA±2%レンジをブレークすると、かい離率が±5%以上へ急拡大に向かうプライスパターンがあった。
これを参考にすると、1.25米ドルを目指す一段のユーロ高・米ドル安が始まっている可能性も注目される。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円はドルインデックスとの連動が続く、豪ドル/円はブル基調を維持
米ドル/円 日足週間予想レンジ:103.00~105.00メインストラテジー:レンジ取引・ドルインデックスとの連動が続く・円高では...
吉田恒の為替デイリー
続・米政権交代パターンの示唆は円高
米国では、共和党から民主党への政権交代後は円高に変わることが多かった。また政権交代に限らず、政権2期目への移行でも為替政策姿勢の転換が明確にみられることがあった。
トランプ政権の「米国第一主義」の中で広がった米国株の割高、日本株の割安拡大の修正などの影響は、基本的には為替で円高の示唆ではないか。
吉田恒の為替デイリー
米政権交代パターンの示唆は円高
1980年以降の米大統領選挙での政権交代は、共和党→民主党が2回、民主党→共和党が3回だった。基本的に、前者ではその後米ドル安・円高、後者では米ドル高・円安となった。
今回、民主党バイデン政権への交代が現実味を帯びる中で、米ドル/円は一時103円割れ近くまで下落。それは過去の経験則通りの方向性とは言えそうだ。