FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
豪ドルを決めるのは中国株ではない
豪ドルは中国株よりCRB指数の影響が大きい。
CRB指数も短期的に「上がり過ぎ」懸念が強くなっていることから、豪ドルも上げ渋りとなっている。CRB指数の「上がり過ぎ」は上昇トレンドで起こることが基本だったので、その影響を受けるなら豪ドルも上昇トレンドが続く可能性が高いのではないか。
Kettyが解説 英ポンド概況
英ポンド/円、動意が薄く日足はトレンドレス状態
英ポンド/円 (129.30〜136.00)7月16日〜7月22日までアナリシス:皆さん、こんにちは!連日、新型コロナウイルス感染者数の増加...
吉田恒の為替デイリー
ユーロ高の対米ドル、対円のイメージ
ユーロは対米ドル、対円でともに52週MAを5月末以降おおむね上回る動きが続いている。経験的には一時的ではなく、ユーロ高トレンド展開の可能性が高まっている。
ユーロ高トレンドとしては、一時的な下落も52週MAまでがせいぜいで、52週MAを1割以上上回る動きに向かうシナリオが基本になる。
吉田恒の為替デイリー
カナダドル/円でクロス円をヘッジする
豪ドル/円、ユーロ/円などが52週MAを長く上回り、上昇トレンドへの転換の可能性が高くなってきたのに対し、カナダドル/円はなお52週MAを下回って推移している。
このような値動きからすると、カナダドル/円はなお下落トレンド継続中の可能性があるため、基本は売り。豪ドル/円などの買いポジションのヘッジに活用できる可能性あり!?
細田哲生のテクニカルトレード分析
重要変化日からの騰落に注目
前回コメントでは、「7月8日、9日(6月5日から13日、13日)以降の下落、6月23日安値割れは下げを強調これまで次の3つの相場水準...
吉田恒の為替デイリー
68~75円の「NZドル高シナリオ」
NZドル/円は、6月以降おおむね52週MA(移動平均線)を上回ってきた。経験的には、NZドル/円は3月で底を打って、上昇トレンドが展開している可能性が高まっている。
NZドル/円の上昇トレンドは、52週MAとの関係を参考にすると、68~75円のレンジ中心での展開が基本的な見立てとなる。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は構造的な強含みを示唆、豪ドル/円は強気変動を維持
米ドル/円 日足週間予想レンジ:106.50~108.00メインストラテジー:押し目買い・米ドル全体に比例しない値動き・主導性なき...
吉田恒の為替ウイークリー
「株高=米ドル安」一服続く可能性
「ドル・キャリー」、米ドル売り運用が前提なら、株と為替の関係は株高=米ドル安、株安=米ドル高の組み合わせが基本。円キャリーとの綱引きで、米ドル/円の方向感が乏しい。
株価は短期的「上がり過ぎ」圏の可能性。さらなる米ドル安が限られる中で、先週は「ドルストレート」押し目買いが有効に機能。
コロナ・リスクで株「上がり過ぎ」修正(=株反落)拡大の可能性も要注意。その場合は、「ドル・キャリー」手仕舞い検討の必要も!?
吉田恒の為替デイリー
72~80円の「豪ドル高シナリオ」
豪ドル/円は先週にかけて6週連続で52週MA(移動平均線)を上回った。経験的には、一時的ではない、上昇トレンドとしての豪ドル高が展開している可能性が高くなっている。
52週MAを参考にすると、72~80円のレンジ中心の豪ドル高といったイメージか。
吉田恒の為替デイリー
豪ドルは「1ヶ月で5%以上動く」
米ドル/円は「コロナ・ショック」以外では昨年並みの小動きに戻っているが、豪ドルは対米ドル、対円ともに変動率が昨年より急上昇、基本的に月5%以上が続いた。
「1ヶ月で5%以上の変動率になる豪ドル」が、今月も続くなら、高安値メドは豪ドル/米ドルは0.72ドル、0.67ドル、豪ドル/円は77円、71円といった計算になる。
Kettyが解説 英ポンド概況
英ポンド、追加刺激策でやや買われるも日足のトレンドレス上段付近
英ポンド/米ドル (1.20100〜1.33000)7月9日〜7月15日までアナリシス: 皆さま、こんにちは!世界の新型コロナウイルス感染者...
吉田恒の為替デイリー
高金利通貨、メキシコペソ買いの考え方
高金利通貨投資の最大の魅力は大幅な対円金利差優位。メキシコペソ/円の場合、大幅な金利差優位がある程度価格下落を吸収、トータル収支プラスを維持できるかが鍵になる。
大幅な下落が起こるのは基本的に「割高」水準にある場合。「割安」水準で、下落リスクが限定的なケースでは、金利差優位が効果的になる可能性が高まる。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル等資源国通貨の「買い遅れ」!?
「コロナ後」米ドル売り拡大となっているのは、「リーマン・ショック後」米ドル売り拡大となった構図と似ている。ただその対価での「買い」には大きな違いがある。
「リーマン後」の買いの主役は豪ドルなど資源国通貨。このまま米ドル売りが続いた場合、豪ドル等資源国通貨の「買い遅れ」が注目される可能性もある!?
細田哲生のテクニカルトレード分析
米ドル/円、7月の変化日と注目すべきポイント
6月が経過しましたので、まず各均衡表の整理から見てみましょう。【図表1】米ドル/円月足均衡表出所:筆者作成(2020年7月7日)...
吉田恒の為替デイリー
豪ドルの「割高警戒レベル」とは?
豪ドルは対米ドルで3月安値から最大27%程度も上昇したが、豪中銀総裁は「豪ドルが過大評価されていると主張するのは非常に難しい」との見解を示した。
豪ドルの「割高警戒レベル」は、購買力平価や長期5年MAなどを参考にすると、少なくとも0.8米ドル以上ではないか。
吉田恒の為替ウイークリー
「コロナ後米ドル安」再開模索へ
「コロナ・ショック」での株暴落一段落後は、対円以外で米ドル一段安が明瞭。
「米ドル・キャリー取引」を軸とした「株高・米ドル安」「株安・米ドル高」の可能性。
6月からの株反落、過去の類似ケース参考なら、そろそろ終盤の可能性。
「株高・米ドル安」再開なら、米ドル売りに対する「買い」の本命は豪ドルか!?
吉田恒の為替デイリー
ユーロ高・米ドル安のシナリオを考える
52週MAとの関係を参考にすると、ユーロ/米ドルは3月の1.06米ドルで底を打って、1.2米ドルを目指す上昇トレンドが展開している可能性が高くなっている。
ただ投機筋はすでにユーロ「買われ過ぎ」の可能性があり、それをさらに拡大できるかが鍵か。