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米ドル/円は底打ちかどうか疑問、低迷時代は長期化せざるを得ない
前回コメントでは下げ三波動を重視せざるを得ないこと、相場の立ち直りには10月20日まで7月31日安値を割らずに中間波動をつくれるかどうかが大事であることをお伝えしました。実際の変動は9月15...
米ドル/円、下げ重視継続。10月半ばまで崩れずに済むか
【図表1】出所:筆者作成(2020年9月15日)前回コメントでは9月の変化日を提示し、「9月9日から上昇できないようでは、(変化日)15日では下げ幅が出る可能性があります」と述べました。実際の...
米ドル/円、9月変動を見極める「変化日」の出し方
8月25日付、9月1日付の記事では「9月4日、7日からの騰落が大事」と述べていました。9月変動に関しては大きく次の2つの観点から変化日を出しています。(1)三波動構成変化日【図表1】出所:筆...
9月4日、7日からの変動に注目
米ドル/円相場の2020年変動では2月20日から3月9日までの下落、3月9日から3月24日までの上昇で大きな亀裂が入る格好になりました。重視してきた3つの相場水準:(1)2019年5月31日実線と交わる...
低迷長期化、9月4日以降の騰落に注目
前回コメントでは執筆中に日足基準線を割ってきたことで、8月19日変化日で下げ止まれるか否かだけが大事と述べました。8月19日安値105.102円でなんとか下げ止まり、8月20日転換線までの反発とな...
米ドル/円、変化日8月19日に反発できるかに注目
前回コメントでは均衡表の受動的変化に対し、どちらに反応するかが大事と述べました。受動的に下げてくる日足基準線、週足転換線を上抜いたものの、8月13日高値107.048円までの上昇に留まり現在...
米ドル/円、均衡表の受動的変化に注目
前回コメントでは米ドル/円相場の7月31日安値位置について述べ、反発は必ずしも大きいものとは言えず、下げ三波動構成変化日8月6日、19日が重要になってくることをお伝えしました。【図表1】出...
米ドル/円、106.700円を戻せるかどうかを最重要視
前回コメントでは「7月27日安値(E計算値に見合う)で止まったかどうか、続落ならば上記計算値で止まれるかどうか、ということになります。8月6日、8月19日まではまだ時間があるだけにここで反...
米ドル/円相場、現時点で優先すべき判断
前回コメントでは米ドル/円相場の長期変遷を再確認しました。また重要変化日を7月23日と置き、「7月23日以降の下落で106.7円水準を割り込んでくるようでは下げが明確化してしまう」と述べまし...
米ドル/円相場、長期変遷における重要ポイント
今回は改めて米ドル/円相場の長期変遷から確認していきましょう。【図表1】出所:筆者作成(2020年7月21日)米ドル/円相場はまず「2011年安値をどうとらえるか」、また「2015年6月高値、2016...
重要変化日からの騰落に注目
前回コメントでは、「7月8日、9日(6月5日から13日、13日)以降の下落、6月23日安値割れは下げを強調これまで次の3つの相場水準を重視してきています。(1)2019年5月31日実線と交わる遅行スパ...
米ドル/円、7月の変化日と注目すべきポイント
6月が経過しましたので、まず各均衡表の整理から見てみましょう。【図表1】米ドル/円月足均衡表出所:筆者作成(2020年7月7日)図は米ドル/円月足均衡表となります。7月7日現在、月足基準線と...
英ポンド/円 変化日7月1日に注目
英ポンド/円相場今回はまず、英ポンド/円について見てみましょう。【図表1】出所:筆者作成(2020年6月30日)3月18日安値から6月5日までの上昇は17日、28日、15日の時間関係、N計算値141.078...
6月22日、23日からの騰落が何を意味するか
前回では一巡(76)、一環(226)、一巡環(676)の時間経過について述べました。6月16日もまた、2017年11月高値から一巡環の時間経過のポイントとなりましたが、6月16日高値はこれまで重視して...
時間関係を整理
前回まで、相場の時間関係を特に重視してきましたが、特に多用する3つの時間関係について今一度整理しておきます。基本数値、一期、一巡、一環、一巡環の時間経過基本数値は9と26を絶対数として...
モミアイが続く米ドル/円、ここまでのチャートを確認
前回まで6月1日、4日、8日を重視し、上げても上値は限定的であり方向性が明確化するのはまだ先であると述べました。実際の変動は6月5日109.846円までの上昇となったものの上昇継続ならず日足転...
方向性は明確化しにくい、更なる時間経過が必要か
【図表1】出所:筆者作成(2020年6月2日) 前回コメントでは6月1日、4日、8日の変化日があるものの方向性は明確化しないと述べ、106.7円水準割れのみ下げがはっきりすると述べました。昨年5月3...
6月変化日を整理
前回コラムでは、変化日5月21日からの方向が大事としたものの上昇するケースでは方向性は明確化せず、下落するケースのみ日足先行スパン下限割れで長期低迷が決定づけられると述べました。5月21...
変化日5月21日からの騰落に注目
【図表1】出所:筆者作成(2020年5月19日)前回、2019年に重視した相場水準がここまで重要であり続けていると述べました。今回は、その意味と時間関係を再確認するとしましたがこれは次の機会に...
2019年からの相場水準が大事
前回コメントまで重要変化日を4月24日とし、PのP波動からの放れでは上下いずれにしても方向性は明確になりにくいものの、5月1日、5月6日が大事な分岐点となると述べました。PのP(三角持ち合い...
- 細田 哲生
- ”一目均衡表”の確立者「一目山人」三代目
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昭和43年11月生まれ。一目山人の意思を引き継ぎ、正しい一目均衡表の使い方を普及することに従事。経済変動総研主催の、「一目均衡表倶楽部」「メールマガジン株式レター」にて一目均衡表による相場解説、罫線講座を執筆中。「一目均衡表」確立者である一目山人(細田悟一氏)の孫にあたる。