FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
原油反発も分岐点を迎えた可能性
原油相場の反発が続き、WTIは30ドルを上回ってきた。これは、90日MAからのかい離率でみると、未曽有の「下がり過ぎ」が修正された結果といえる。
90日MAとの関係からすると、「下がり過ぎ」はほぼ是正。加えて、この間の下げ幅のほぼ「半値戻し」となったことを考えると、原油反発も分岐点を迎えた可能性がある。
吉田恒の為替デイリー
「有事の米ドル買い」に変化の兆し?
「コロナ・ショック」以降、米ドル/円と株は「株安=米ドル高・円安」といった逆相関関係が強まった。これは「キャッシュ・イズ・キング」、「有事の米ドル買い」と考えられた。
5月以降、この逆相関関係が薄れてきた。これは、株安懸念後退のためか。それとも、そもそも一時的な「有事の米ドル買い」が終わり、為替と株が順相関に戻った可能性も注目。
Kettyが解説 英ポンド概況
ポンド上値は限定的な動き、今後は急落の動きに注意
英ポンド/円 (126.40〜135.40)5月21日〜5月27日までアナリシス:皆さん、こんにちは!コロナウイルス感染者は世界で480万人を...
吉田恒の為替デイリー
ユーロ/米ドル1.1ドルという重要分岐点
ユーロ/米ドルは3月下旬から1.08~1.10ドル中心の一進一退が続いてきたが、足元でレンジ上限トライの展開となってきた。
1.10ドルは、投機筋の売買転換点と重なることの多かった120日MAが位置する水準だけに、一段とユーロ買い・米ドル売り拡大となるか、重要分岐点としても注目。
吉田恒の為替デイリー
「下がり過ぎ」が修正されてきた豪ドル/円
豪ドル/円の反発が続いているが、52週MAとの関係からすると、これは「下がり過ぎ」の修正。ただあくまで下落トレンドでの一時的な反発に過ぎないなら、足元72.6円の52週MA前後までがせいぜいか。
細田哲生のテクニカルトレード分析
変化日5月21日からの騰落に注目
【図表1】出所:筆者作成(2020年5月19日)前回、2019年に重視した相場水準がここまで重要であり続けていると述べました。今回は...
吉田恒の為替デイリー
原油反発と資源国通貨・豪ドルとの関係
1ヶ月前の前代未聞の「マイナス価格」から一変、原油相場は足元で30ドルの大台も回復する動きとなってきた。
マイナス価格といった「異常な原油安」では関係が乖離した代表的資源国通貨の豪ドルだったが、異常性が後退する中で相関性は回復。さらなる原油高は、シンプルに豪ドルのサポート要因になる!?
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は「下落ウェッジ」の上放れを確認、豪ドル/円は頭重い展開か
米ドル/円日足週間予想レンジ:106.50~109.50メインストラテジー:押し目買い・米ドル全体との連動性で考えると、先週の強気変...
吉田恒の為替ウイークリー
「コロナ・ショック」後の小動き終了に注目
米ドル/円は「コロナ・ショック」が3月末で一段落した以降小動きとなっている。
NYダウは「コロナ・ショック」後の半値戻し近辺、2万3000~2万4000ドル中心で小動きが続いた。このレンジ・ブレークが、新たな方向性の鍵か。為替もそれに追随か!?
吉田恒の為替デイリー
米2Q成長率はマイナス30~40%の予想
米GDP成長率は、第1四半期のマイナス4.8%から、第2四半期はさらにマイナス30~40%へ劇的な悪化になるといった見方が強まっている。
これは、短期間のGDP悪化としては、リーマン・ショックや世界恐慌よりも厳しい。経済活動再開で、第3四半期以降どれだけ早く、大きく回復できるかが重要。
吉田恒の為替デイリー
資源国通貨・豪ドルが高値圏を続ける理由
代表的な資源国通貨の豪ドルは、代表的な資源価格である原油相場がマイナス価格へ歴史的暴落となった局面では追随せず。これは原油先物特有の「異常現象」だったから!?
原油反発、コモディティー上昇の中で、豪ドルとの相関性は回復。コモディティー下がり過ぎ修正は、今後も豪ドルをサポートする可能性。
Kettyが解説 英ポンド概況
英ポンド/米ドル、日足は安値更新か反発かの局面
英ポンド/米ドル (1.1840〜1.2640)5月14日〜5月20日までアナリシス:皆さま、こんにちは!本日5月14日時点でのコロナ感染者は4...
吉田恒の為替デイリー
円高阻止介入、80円に迫るまでは起こらない見立て
じりじりと米ドル安・円高となっている。伝統的に「円高過敏」の国である日本においいて、円高阻止政策はいつ注目されるところとなるか。
比較的似た為替水準だった2010~2011年を参考にすると、円高阻止の米ドル買い介入は1米ドル=80円に迫る動きとなるまでは難しいのではないか。
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
米国もマイナス金利導入の可能性?!ドル安となるのか
市場がリスクテイクに動いている背景とは
市場はマイナス金利を織り込み始めている
マイナス金利導入が容易ではない事情
吉田恒の為替デイリー
為替と米株、そしてFRB、コロナとの関係
株価は政策金利と天底のタイミングが一致してきた。とくに、「世界一の経済大国」である米国の政策金利の天底は、じつは米国の株価以上に、日経平均と天底の関連性がこれまでは強かった。その意味では、「マイナス金利」議論も残る中での株価反発は矛盾?!
コロナ対策の影響もありそう。コロナ規制緩和好感の株高なら、規制再強化は株安再燃のきっかけになる可能性も。
吉田恒の為替デイリー
FXの「5月アノマリー」
5月の「アノマリー」の代表例として知られるのは「セル・イン・メイ」。また為替市場では、米国債の四半期ごとの大量償還の影響も、「アノマリー」的な扱いとして知られている
株高、米ドル高傾向が続いているが、上述の株売り、米ドル売りの影響も注目。