FX の記事一覧

吉田恒の為替デイリー 英ポンドの投資戦略を考える
英ポンドは、「コロナ後」に豪ドルには及ばないものの、ユーロを大きく上回る上昇となった。米ドル売りの対価として、英ポンド買い余地を探る動きは続きそう。 英ポンド買いにとってポジティブ要因は、まだ「買われ過ぎ」懸念がないということ。一方でとくに日英金利差と比較すると、金利差からかい離した英ポンド高の懸念あり。
吉田 恒
細田哲生のテクニカルトレード分析 9月4日、7日からの変動に注目
米ドル/円相場の2020年変動では2月20日から3月9日までの下落、3月9日から3月24日までの上昇で大きな亀裂が入る格好になりました...
細田 哲生
吉田恒の為替デイリー 止まらない豪ドル高の「目標」と「死角」
豪ドル高が止まらない。過去の52週MAとの関係を参考にすると、この先さらに0.75米ドルを超えていく可能性は高そうだが、0.8米ドルを超えるのは簡単ではなさそう。 4月末以降の豪ドル高は、CRB指数と高い相関関係が続いてきた。そのCRB指数は、短期的な「上がり過ぎ」懸念が強まっており、その反動が入ることが豪ドルの反落リスクか。
吉田 恒
田嶋智太郎の外国為替攻略法 FRBの新指針で基本リスクオンのムードは継続
FRBの新指針発表で米株価は強気の展開に 首相の辞任による相場への影響 豪ドル/円は依然強気の展開 ユーロ/米ドルは当面レンジ内での動きが続く見通し
陳満咲杜流 FXプライスアクション 「安倍ショック」による円高は限定的
米ドル/円  日足週間予想レンジ:104.50~106.50メインストラテジー:レンジ取引・全くの想定外ではなかった首相の辞任・円高...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 9月の為替を予想する
米ドル/円は先週金曜日、「安倍ショック」をきっかけに円高へ急転換。その後は、前日のFRB新方針を受けたリスクオンの米ドル全面安に後押しされた形で105円台前半まで下落した。 株高は、短期的な行き過ぎ観、金利上昇受けた相対的な優位性の低下などから、比較的早く行き詰る可能性も。ただ似たような構図で株安へ転換した6月に、米ドル安・円高となった。米ドル/円は当面下落リスク要注意か。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 「安倍ショック」、為替・株への影響は?
安倍政権終了の金融市場への影響を考える上で、「長期政権」終了後として、中曽根政権、小泉政権終了後の影響を振り返ってみた。 この2つのケースに共通したのは、長期政権後の後継政権は1年程度の「短命」に終わったということ。そして株バブル崩壊の1~2年前のタイミングだったということ。 これを参考にすると、「ポスト安倍」政権は2022年までに崩壊し、その中で世界的な株バブル崩壊が起こる可能性は要注意かもしれない。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 一段と6月に似てきた金利・株・為替の関係
パウエルFRB議長のジャクソンホール発言を受けて、米金利は今年6月中旬以来の水準まで上昇した。これを受けて、米国株/米国債のイールドレシオは6月上旬以来の水準まで低下してきた。 6月はイールドレシオが低下した後から、NYダウは1割の下落に向かった。その中で米ドル/円も上昇から下落へ急転換した。以上のように見ると、今回も米金利上昇が米国株にどう影響するかが、為替の行方を考える上でも鍵になるのではないか。
吉田 恒
Kettyが解説 英ポンド概況 ジャクソンホール後の市場に注目。米ドル売りの動きになるか
英ポンド/円 (135.40〜145.90)8月27日〜9月2日までアナリシス:皆さん、こんにちは!8月最終週に入り、為替相場はやや材料難と...
Ketty
吉田恒の為替デイリー 米ドル/円の「ジャクソンホール大相場」
ジャクソンホール会議でFRB議長が講演する日の米ドル/円の値幅は、過去5年の平均が1円を僅かながら上回るといった具合に拡大する傾向があった。 本日もそのパターンが機能するなら、下落方向なら105円割れ、上昇方向なら107円乗せもあるといった計算になる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 高値警戒域に接近してきた新興国通貨
メキシコペソ、南アフリカランドといった新興国通貨の対円相場がじりじりと上昇、90日MAからのかい離率は3%前後に拡大してきた。 経験的に同かい離率が5%以上に拡大すると短期的な「上がり過ぎ」懸念が高まってくる。足元で計算すると、メキシコペソ/円は5円前後、南アフリカランド/円は6.5円前後から高値警戒が高まる見通し。
吉田 恒
細田哲生のテクニカルトレード分析 低迷長期化、9月4日以降の騰落に注目
前回コメントでは執筆中に日足基準線を割ってきたことで、8月19日変化日で下げ止まれるか否かだけが大事と述べました。8月19日安...
細田 哲生
吉田恒の為替デイリー 正念場が続くトルコリラ/円
トルコリラ/円は3年連続で「8月暴落」となった。ただ過去2年は、月末にかけて大きく反発、長い「下ヒゲ」を残し、8月は年内最後のトルコリラ安となった。 足元のトルコリラも15円程度まで大きく反発し、長い「下ヒゲ」を残せるかがリラ安一巡の鍵。それまでは下落リスク残りそう。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 夏枯れ相場でも地合いを維持
米ドル/円  日足週間予想レンジ:105.00~107.50メインストラテジー:押し目買い・円全体におけるモメンタムは低下・7月の底...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 「コロナ後」米ドル安大相場と調整局面の対処法
「コロナ後」、3月末以降は円以外の通貨に対して米ドル安大相場が展開した。著名トレーダーも、対円以外の米ドル売り戦略を主軸にするケースが多かったようだ。 米ドル安トレンドの中の調整局面では、ポジション・データなどを参考にすると、ユーロは売り、豪ドルは「押し目買い」といった具合に、対応がわかれそう。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー ユーロは「買われ過ぎ」だが、英ポンド、豪ドルは違う
「コロナ後」、3月末以降米ドルはほぼ全面安となったが、米ドル売りの対価として買われる外貨にはかなり差があった可能性。 ユーロは過去最大の買い越し。ただ英ポンドは小幅の買い越し、豪ドルはまだ小幅売り越し。ユーロ買いから英ポンド、豪ドル買いへシフトする可能性も注目。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 豪ドル「大幅高」の意味を考える
豪ドルは3月以降、対円で26%程度、対米ドルでは30%程度と大幅に上昇した。ただこれは5年MAとの関係から見ると、中長期的な「下がり過ぎ」修正の動きといえそう。 5年MAとの関係から、中長期的な「上がり過ぎ」を警戒する必要が出てくるのは、90円に接近する、0.8ドルを上回るといった段階ではないか。
吉田 恒
Kettyが解説 英ポンド概況 FOMC議事要旨受け、米ドル高が進むも一時的か
英ポンド/米ドル (1.27650〜1.35200) 8月20日〜8月26日までアナリシス: 皆さま、こんにちは!今朝(8月20日)のマーケット...
Ketty
吉田恒の為替デイリー 米ドル「売られ過ぎ」の反動リスク
8月19日に米ドルは比較的大きく反発した。基本的には「売られ過ぎ」の反動だろう。 CFTC(米商品先物取引委員会)統計の投機筋のポジションを参考にすると、米ドルは約8年ぶりの大幅な売り越し。売り越しが目立つのは対ユーロであり、対円はそれほどでもない。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 金利差とのかい離を是正する米ドル安
米ドルは、これまで主要通貨に対して金利差から大きく米ドル高方向にかい離した状況が続いていた。その意味では最近にかけての米ドル安は、金利差とのかい離是正の動きともいえる。 金利差とのかい離を是正するなら、対円中心にさらに米ドル安となる可能性がある。
吉田 恒