金利 の記事一覧

吉田恒の為替デイリー 黒田緩和転換だけで120円は割れないか?
黒田総裁が主導した日銀の金融緩和。その転換で「円金利上昇=円高」はどこまで進むのか。 日本の長期金利は、これまで日銀の金融政策とは別に、「世界一の経済大国」である米国の長期金利の影響も大きかった。黒田緩和転換に伴う「円金利上昇=円高」について考えてみた。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 失業率が示す米金利「下がり過ぎ」リスク
1月6日、米2年債利回りは、今回の米利上げ局面では初めて政策金利のFFレートを下回ってきた。これが続くようなら、「早期利下げ」を織り込んだ動きと言えるだろう。 ただ、米失業率とFFレートの関係からすると、それとは「真逆」と言えそうな状況となっている。
吉田 恒
市場のテーマを再訪する。アナリストが読み解くテーマの本質 日本の金利上昇、2023年はどう動くか
日銀の金融政策転換がもたらした市場の変化 今後の金利シナリオ、投資目線から見る傾向と対策
吉田恒の為替ウイークリー 1月の米ドル/円を予想する
米ドル/円は2022年12月には130円割れ寸前まで急落した。ただこの米ドル安・円高は日米金利差からのかい離が目立っている。 一方、ユーロ/米ドルと独米金利差の事情は異なる。ユーロ高・米ドル安は金利差と整合的。 米ドル売り・ユーロ買いがどこまで続くかに注目。それが一巡すると、金利差から見る行き過ぎた米ドル安・円高も修正される可能性。1月の米ドル/円は128~138円で予想。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 続・黒田緩和転換で円高になるのか?
日銀がYCCを止めても、先進国の長期金利は基本的に連動するため、日本の10年債利回りの上昇は米10年債利回りとの関係を参考にすると、0.7~0.8%程度までがせいぜいか。 日本の10年債利回りが一段と上昇した場合、保有国債の含み損拡大に伴う日銀の債務超過転落への懸念から、「円金利上昇=円買い」から「円金利上昇=円売り」に変わる可能性にも要注意。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 黒田緩和転換で円高になるのか?
12月20日の日銀のYCC(イールドカーブ・コントロール)見直しを受けて、米ドル/円は一時130円割れ寸前まで急落した。これは日米金利差からかい離、日本の10年債利回りの上昇に反応した結果だった可能性。 日銀は10年債利回りの上限を0.5%まで拡大したが、早々に10年債利回りはその上限近くまで上昇した。円高が、10年債利回りの上昇を手掛かりとするなら、目先的には一巡の可能性。
吉田 恒
12:42
ストックボイス 【為替】黒田緩和修正で、今後米ドル/円はどう動くか?
・12月20日、黒田総裁主導の金融政策が修正されたことで相場が急変し、円が130円割れ寸前まで急騰した。・主要国の長期金利は連...
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 2023年の「円高リスク」を考察する
円安は、10月の151円で終わった可能性がある。では、2023年中にどこまで円高が進むリスクがあるか? 米金利低下を通じた米ドル安は限られる見通し。一方、黒田緩和修正に伴う円金利上昇は気になるものの、少なくとも2023年中は限られる見通し。そのため、円高リスクの拡大にも自ずと限度があるとの見方が基本ではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 黒田緩和修正の円高リスクとは?
ポスト黒田総裁で日銀の金融政策が変更された場合の「円金利上昇=円高」リスクについて考えてみた。 結論としては、継続的に130円を超える米ドル安・円高になるということではないようだ。
吉田 恒
マクロテーマ解説 FOMCと2023年以降の金利見通し
物価安定を優先し、金融引き締め姿勢を維持 市場のテーマは利上げから景気へシフト
塚本 憲弘
吉田恒の為替デイリー FXの投資戦略が変わる可能性
2022年に、記録的な米ドル高となったのは、大幅な米利上げの影響が大きかった。2023年は米国の金融政策の変動率が、2022年に比べて大きく低下する見通しとなっていることから、米ドル/円のボラティリティも大きく低下する可能性がある。 それに伴いFXの投資戦略も米ドル買い一辺倒から、2023年には変わる可能性がありそう。
吉田 恒
マクロテーマ解説 米国金利 、2023年はどうなる?
米金利はピークアウトへ 市場のテーマは金利から景気へシフト ポートフォリオ戦略:資産間の相関の高さに注意
塚本 憲弘
吉田恒の為替デイリー インフレ鎮静化後の米金利・米ドルの「シナリオ」
一時150円を超える動きとなった今回の米ドル高・円安は、約40年ぶりに本格的なインフレとなった米国がインフレ対策として大幅利上げを行う中で、それに連れる形で展開したというのが基本的な構図だった。 40年前のインフレ局面においても、インフレ対策で大幅な利上げが行われる中で、大幅な米ドル高・円安が起こった。では、インフレが鎮静化に向かうと、米金融政策と米ドル相場はどのように展開したのか。40年前の米インフレ=米ドル高の「その後」について調べてみた。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 米ドル急落と米4%成長予想とのギャップ
11月10日の米CPI発表をきっかけに米ドル/円は140円割れの急落となった。これまでの米2年債利回りとの関係からすると、早期の米利下げを織り込んだほどの米ドル急落。 一方、定評のあるGDP予測モデルは、最新時点で米第4四半期成長率予想がプラス4%。これを参考にすると、早期利下げより、年明け以降も利上げの可能性が高そう。
吉田 恒
ストラテジーレポート 不景気の株高が始まった
10月の米CPIは総合指数の前年同月比上昇率が7.7%と市場予想(8%程度)を大幅に下回った。債券市場では長期金利が急低下した。今...
広木 隆
内藤忍の「お金から自由になる方法」 日本の金利が上がるとどうなるのか?
日本の金利もいずれ上昇する可能性がある 金利上昇は債券、株式、不動産にはマイナス 日本の財政赤字問題も悪化させる 日銀の保有する国債にもマイナスの影響 日本の金利上昇は想定以上のインパクトがある
内藤 忍
吉田恒の為替デイリー 米中間選挙の米ドル/円への影響とは?
米中間選挙が近付く中で株一段高、米ドル軟調となったのは、共和党の上下両院制覇に伴う財政緊縮化への期待といった指摘もあるが、米金利上昇傾向が続く中で、その見方には疑問。 むしろ「リスクオンの米ドル売り」の可能性はありそうだが、その継続には懐疑的。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 米ドルと米金利のかい離は一時的なのか
11月2日のFOMC以降、米金利上昇でも米ドルの上値は重く、両者のかい離が目立ってきた。これは一時的なのか、それとも米ドル高・円安の流れが変調を始めたのか。 テクニカルには、3月以降の記録的ペースの米ドル高・円安においてはなかった4週連続の米ドル陰線となるかに注目。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 米利上げ終了の「条件」を考える
現在FRBは、約40年ぶりの本格的なインフレを是正するべく利上げを続けているが、その利上げを終了する具体的な2つの「条件」について考えてみる。 1つはもちろん、インフレ是正の進捗を示すCPIなどインフレ率の低下だろう。そしてもう1つ、金融政策との関係が深い失業率の動向にも注目してみた。
吉田 恒
マクロテーマ解説 FOMCは引き締め長期化を示唆
FOMC後の会見受け米株安・金利上昇・米ドル高に転じる 市場は利上げペースダウンを歓迎するも引き締め長期化を懸念 2023年の早い段階で10年金利ピーク予想
塚本 憲弘