記事一覧

マクロの視点で経済動向を分かりやすく解説します。

マクロテーマ解説
【日銀金融政策決定会合】金利据置きを決定・正常化への姿勢は変わらず
金融政策維持を全員一致で決定、新たなリスク要因は通商政策を巡る不確実性 会合結果公表後に株、債券、円が売られるも、植田日銀総裁会見後に円は買い戻される 市場予想通り利上げは見送りも、今後の先行きは緩和縮小を示唆
【マクロ経済動向3月】米国マクロ環境アップデート:相場変動が増すことを想定しておく
米経済は鈍化が見込まれ、債券投資には追い風 関税等によるマインドの低下が景気にどの程度影響するか 株式内での分散や債券を含めた資産クラスの分散が重要な局面に
【マクロ経済動向2月】多様な不均衡の中、例年以上にリスク分散を意識した投資戦略を推奨
グローバル経済の中で米国が相対的な優位性を保つ 米国企業決算、金融セクターは先行して好調な見通し 楽観的な株式市場と悲観的な国債市場 支持政党間で異なるインフレ期待 リスクとリターンの最適なバランスを追求する運用を
FOMC「利下げは急がず」、トランプ政策の不透明感を見極め
政策金利は予想通り据え置き「政策スタンスの調整を急ぐ必要ない」 トランプ大統領はSNSでFRBを批判、政治的ノイズに注意が必要
【日銀金融政策決定会合】17年ぶりの金利水準0.5%に追加利上げ決定、タカ派な会合結果と穏やかな会見
展望レポート、目標の2%以上で推移する見通し 今後も慎重にデータを確認して金融正常化を探るスタンス
【マクロ経済動向1月】マーケット見通しのカギとなる米金利
米長期金利、緩やかながら鈍化を想定 足元、金利が上昇している理由 金利上昇圧力は限定的、景気の変調に合わせてポートフォリオの組み換えを
【日銀金融政策決定会合】金利据置きを決定・慎重姿勢が円安圧力に
追加利上げ見送りで、円安が進行し株価は下落幅を縮める展開 今後の利上げ、賃金上昇の持続性と春闘のモメンタムが判断材料に 金融正常化に向かいながらも、慎重なペースを継続
FOMC:予想通り0.25%の利下げも先行きは慎重なスタンス
政策金利は0.25%の利下げ 利下げは2027年まで緩やかに継続、長期見通しは2.9%から3.0%に上方修正 新政権の政策次第で予想も変動、見通しの不透明感高まる
【2025年日米長期金利見通し】緩やかに低下する米金利と緩やかに上昇する国内金利
2025年の米国長期金利見通し:レンジ3.5%~4.5% 2025年の国内長期金利見通し:レンジ0.7%~1.5%
FOMC、連続利下げで景気を支援
政策金利は市場予想通り0.25%引き下げ パウエルFRB議長、米大統領選は当面の金融政策決定に「何ら影響しない」 「中立的な金利水準」に戻して景気をサポート
【マクロ経済動向11月】ポートフォリオにおける債券投資戦略
米国10年金利が上昇している理由 債券市場は金利妙味とクレジットリスクが並存する状況 投資妙味が高まる米中期債・米長期債に注目
【日銀金融政策決定会合】金融政策を現状維持。見通しに大きな変化ないが、タカ派的なスタンスが見られた
展望レポートでは消費者物価の基調的な上昇率は徐々に高まると予想 植田総裁、国内の賃金・物価の好循環について自信を示す
【マクロ経済動向10月】景気シナリオの確認と分散投資効果
FOMCの政策は、景気重視のスタンスが好感される 日銀は今後も利上げには慎重なスタンスか 今後の相場展望、メインシナリオとリスクシナリオ 株式と債券の相関係数の変化
【日銀金融政策決定会合】金利据置きを決定・時間的に余裕を得た日銀
個人消費の判断を「緩やかな増加基調」に引き上げ、リスク要因に為替変動が追加 当面は金利据え置きが見込まれる
FOMC:利下げ開始・景気配慮で先手を打つ
0.5%の大幅利下げを決定 長期見通しは2.9%、断続的な利下げ姿勢を示す ソフトランディングシナリオを確認する局面へ
【マクロ経済動向9月】景気・市場の変化に対する備え
労働市場の軟化に対して利下げで対応する米国 次回FOMCで示される政策金利見通しに注目
【マクロ経済動向8月】期待シナリオが現実となるか?「信頼するが確認もする」
一方向だったマーケットトレンドが変化 米国株式市場は高値圏で不安定な展開も 転換点にある日米マクロ環境、ここからは…
FOMC、次回9月利下げを示唆
インフレと雇用、両面のリスクに留意するスタンスへ 利下げ局面ではマーケットは不安定な展開も
【日銀金融政策決定会合】追加利上げを決定、緩やかながら着実に正常化へ向かう
政策金利を0.25%に、国債買い入れの減額の計画も決定 「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)、経済・物価は概ね従来の見通しに沿った推移 為替は一時上下に振れたがその後は会合前水準で小動き、株価は金融株を中心に上昇 政策変更のスタンスは、慎重な姿勢から段階的な正常化を見込む方向へ
【マクロ経済動向7月】上半期のリスク資産は堅調、下半期は日米金融政策動向を注視
リスク資産のパフォーマンスは堅調 ヘッジファンド関連のパフォーマンスは例年比としては良好 物色の狭い相場付きは通常ではなく、長続きしない可能性 米国でいつ利下げが始まるか/日本の利上げ開始タイミングの判断材料とは 政策変化への不透明感により、短期的に相場変動をもたらす可能性
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塚本 憲弘
マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。