記事一覧

マクロの視点で経済動向を分かりやすく解説します。

マクロテーマ解説
【日銀金融政策決定会合】市場の催促に応えず、緩和スタンスを継続
政策金利、国債買い入れ方針維持 今後の物価見通しの中央値は2%近辺に収束 ゼロ回答で市場の円売り圧力は強まる 緩和スタンスの継続を予想
【マクロ経済動向4月】リスクオン時にこそ意識したいシナリオ変化への備え
日本は当面緩和環境継続 米国は高値追いの展開 日本は、JREITにも注目 投資家強気時に株価伸び悩み 国債など相対的な安全資産の魅力度は引き続き高い状況
FOMC「年内3回」の利下げ見通しは変わらず
5会合連続で政策金利は据え置き、GDPやコア物価が上方修正 政策金利、2025年以降の見方は大きく分かれる 市場の反応は株高・金利低下・ドル安に、今後は物価の動向に注目
【日銀金融政策決定会合】マイナス金利解除だが「当面」は緩和
物価等経済指標・春闘の結果を受け、マイナス金利政策の解除を決定 対話重視で、金利市場の動きは限定的 当面は緩和的な金融環境を継続、次の動きは夏場以降か
【マクロ経済動向3月】米国経済はこれまでと異なる景気サイクル、変化にどう備えるか?
改善が期待される企業景況感、先行きを占う意味で注目 商業銀行の融資態度は2四半期連続で改善 物価上昇率の落着きも一巡、2%に向かっていくか? 米国株式市場は銘柄物色が広がるか?上値が重い展開も予想 米国はグロース中心で日本はバリュー中心、日本株は上値追いに期待
FOMC、市場の利下げ期待をけん制
政策金利は4会合連続で据え置き 市場はリスクオフ的に反応 3月会合で「踏み込んだ議論」が開始されるか
【マクロ経済動向2月】米景気、高まるソフトランディング期待
急回復からの減速基調も落ち着いて安定成長推移に 米国の物価は下落トレンドに 米株式市場は高値をうかがう展開 2023年10-12月期の増益率は、下方修正が進み2%を下回っていたが決算発表とともに反発 バランスの取れた投資戦略が必要
【日銀金融政策決定会合】踏み込んだ展望レポートと会見・声明文は変わらず
声明文では、緩和的な金融スタンス維持 「経済・物価情勢の展望」(展望レポート):物価見通しが実現する確度について、「引き続き、少しずつ高まっている」 日銀金融政策決定会合を受けたマーケット、株式市場は後場から売り優勢の展開 会見では、正常化に向け前向きな姿勢 短期的な円高圧力も想定されるが、為替は米金利が主要な変動要因
【マクロ経済動向1月】リスク資産を支える流動性の行方
リスク資産の支えになっている流動性の状況について 金融引き締めの経済への波及を意識すべき時間帯が春にも訪れる可能性
【日銀金融政策決定会合】金融緩和の解除にむけて、非常に慎重な姿勢が続く
金融政策決定会合を受けて、金利低下・円売り・株高の反応 金融緩和の解除に向けた動きは、市場予想以上に緩慢な速度か
FOMC、利上げは終了し「利下げ準備」へ
3会合連続で政策金利は据え置き、景気見通しは大きな変化なし FRBの政策金利の見通しは「利上げ終了」を示唆 利下げ局面に向け、ファンダメンタルズの悪化度合いに注意が必要
【2024年長期金利見通し】ピーク圏の米国政策金利とピークアウトが期待される米長期金利
2024年の米国長期金利見通し:3.5~4.5% 2024年の国内長期金利見通し:0.5%~1.5%
FOMC「利上げ終了」の可能性
政策金利は2会合連続で据え置き、利下げは「考えていない」と否定 市場は株高・金利低下で反応、今後の焦点は実体経済の鈍化度合に
【マクロ経済動向11月】強い米国経済、今後は金利上昇の影響が顕在化
世界経済見通し、2024年も鈍化予想ながら米国は上方修正 ドイツなど他の先進国がマイナス成長の中、米国の強さ際立つ 米株式市場は7月末をピークに調整局面を迎える 「炭鉱のカナリア」、企業の信用リスクを反映するクレジットスプレッドが拡大 S&P500企業の決算発表、約8割が事前予想を上回るもアナリスト予想は下方修正
【日銀金融政策決定会合】金融政策微修正も緩和修正への慎重さ変わらず
長短金利操作の運用を柔軟化 経済・物価情勢の展望:物価については足元の上振れリスクを指摘 金利上昇ながらも円安が進行、株式市場は金利敏感株が株高反応 日銀は「賃金と物価の好循環の確認が必要」と強調 今後も引き続き、米金利次第の展開
【マクロ経済動向10月】米景気の見方が大きく分かれる、分散投資でリスクヘッジを
米高金利長期化で見通しは大きく割れる、市場は高金利を織り込む 経済の鈍化が長期金利低下圧力に インフレ期待に影響する原油価格には要注意 不透明な環境下で分散投資を意識
【日銀金融政策決定会合】日銀は動かず、金融緩和を維持
日銀の変わらない緩和スタンスで、円が売られる 物価が目標値を上回る状況が続くものの慎重姿勢を維持
FOMC:政策金利据え置きも市場は金利高水準の長期化に反応
政策金利は5.25-5.5%に据え置き。物価見通しは2026年2%を予想 金利見通しは0.5%引き上げで高水準の金利が長期化 金利引き締めによるインフレ抑制、今後は景気鈍化を確認する局面
【マクロ経済動向9月】減速が歓迎される米国経済
堅調な雇用、過剰貯蓄が消費を支え、小売売上高はコロナ以前を大きく上回る 市場はhigherからlonger(高金利の長期化)の金融政策を想定し始める 株価を押し上げる新たな景気サイクルに入れるか 分散投資で臨むべき局面
【マクロ経済動向8月】力強い米国株式市場、期待値を織り込むなかでの注意点
株価上昇のけん引役PERは約20倍、実体経済も市場予想を上回る状況 米国経済は底堅くも、金融政策や財政政策などに注意が必要 これまでと異なる動きを始めた米国債券は分散効果が期待される局面入り
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塚本 憲弘
マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
一橋大学 経済学部卒。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。