マクロの視点で経済動向を分かりやすく解説します。
【日銀金融政策決定会合】追加利上げを決定、緩やかながら着実に正常化へ向かう
政策金利を0.25%に、国債買い入れの減額の計画も決定
「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)、経済・物価は概ね従来の見通しに沿った推移
為替は一時上下に振れたがその後は会合前水準で小動き、株価は金融株を中心に上昇
政策変更のスタンスは、慎重な姿勢から段階的な正常化を見込む方向へ
【マクロ経済動向7月】上半期のリスク資産は堅調、下半期は日米金融政策動向を注視
リスク資産のパフォーマンスは堅調
ヘッジファンド関連のパフォーマンスは例年比としては良好
物色の狭い相場付きは通常ではなく、長続きしない可能性
米国でいつ利下げが始まるか/日本の利上げ開始タイミングの判断材料とは
政策変化への不透明感により、短期的に相場変動をもたらす可能性
【マクロ経済動向6月】格差生じる米国マクロ環境
堅調な米国経済、マクロ環境に死角はあるのか?
大企業と中小企業、富裕層と貧困層などで格差
利上げの影響が徐々に広がりつつある
景気鈍化の速度に注意、偏りのない投資戦略が重要
【マクロ経済動向4月】リスクオン時にこそ意識したいシナリオ変化への備え
日本は当面緩和環境継続
米国は高値追いの展開
日本は、JREITにも注目
投資家強気時に株価伸び悩み
国債など相対的な安全資産の魅力度は引き続き高い状況
FOMC「年内3回」の利下げ見通しは変わらず
5会合連続で政策金利は据え置き、GDPやコア物価が上方修正
政策金利、2025年以降の見方は大きく分かれる
市場の反応は株高・金利低下・ドル安に、今後は物価の動向に注目
【日銀金融政策決定会合】マイナス金利解除だが「当面」は緩和
物価等経済指標・春闘の結果を受け、マイナス金利政策の解除を決定
対話重視で、金利市場の動きは限定的
当面は緩和的な金融環境を継続、次の動きは夏場以降か
【マクロ経済動向3月】米国経済はこれまでと異なる景気サイクル、変化にどう備えるか?
改善が期待される企業景況感、先行きを占う意味で注目
商業銀行の融資態度は2四半期連続で改善
物価上昇率の落着きも一巡、2%に向かっていくか?
米国株式市場は銘柄物色が広がるか?上値が重い展開も予想
米国はグロース中心で日本はバリュー中心、日本株は上値追いに期待
【マクロ経済動向2月】米景気、高まるソフトランディング期待
急回復からの減速基調も落ち着いて安定成長推移に
米国の物価は下落トレンドに
米株式市場は高値をうかがう展開
2023年10-12月期の増益率は、下方修正が進み2%を下回っていたが決算発表とともに反発
バランスの取れた投資戦略が必要
【日銀金融政策決定会合】踏み込んだ展望レポートと会見・声明文は変わらず
声明文では、緩和的な金融スタンス維持
「経済・物価情勢の展望」(展望レポート):物価見通しが実現する確度について、「引き続き、少しずつ高まっている」
日銀金融政策決定会合を受けたマーケット、株式市場は後場から売り優勢の展開
会見では、正常化に向け前向きな姿勢
短期的な円高圧力も想定されるが、為替は米金利が主要な変動要因
- 塚本 憲弘
- マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
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一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。