相場一点喜怒哀楽の記事一覧
個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。
毎週火曜日に更新
師走と年の「陰陽」は一致するの?
12月1日、ソニーが約6ヵ月半ぶりに3000円台を回復、売買代金トップのトヨタは3%弱上昇。今日はソフトバンクが3年8ヵ月ぶりに3000円台を回復しました。師走相場は幸先いいスタートです。一方、...
かき消された懸念材料
祝日開けの24日、地政学リスクがマスコミなどで全面的にクローズアップされた一日でしたが、東京市場では日本株の底堅さが確認され始めると、「調整局面は押し目買いだ」との見方が徐々に増えて...
ベルリン大会
およそ1ヵ月前の話しですが、ドイツで開催された、テクニカルアナリストの世界大会に参加してきました。毎年どこかで開催される大会なのですが、今年は何故か「ベルリン」。パリで行われた二年...
なるほど、これか・・・
このコラムを担当させていただき、3年が過ぎたところです。あっという間に153回目になりました。さて、7月15日付、「ほんとに強気解釈でいいの?」でご紹介させていただいたメガバンクの「ウェ...
いつの間にか
9月中間決算が本格化しています。下期は政策効果がなくなることや、円高進行の影響を織り込んで通期見通しを据え置きとする企業が多そうです。一方、株式市場のほうは円高による下方修正懸念も...
ドル円、背反値の水準に
「化け線(バケ線)」とは、相場の下落トレンドにおいて、突如と出てくる1本のローソク足の大陽線のこと。多くは噂などで買いが集まって形成されるため、突然イレギュラーに出現するものです。...
順調なスタートに落とし穴も
何度かご案内の通り、米ダウ平均の10-12月のパフォーマンスは比較的堅調です。毎年ではないのですが、米国企業でいうところの第4Q(10-12月期)業績への期待感があるのでしょう。先週、業績を...
10月はどう?
今週の9月28日は3月決算銘柄の中間配当落ち日でしたが、日経平均は前日終値に比べて107円程度の下げとなり、中間配当落ち分とされた63円を埋めることができませんでした。日経平均も理論的には...
上げと下げ
バブル後安値から4月高値までは38.2%戻し。日経平均は昨年3月にバブル崩壊後の安値7054円をつけて、今年4月高値11339円まで上昇しました。2007年7月高値18261円からバブル後安値までの下げ幅11...
好材料も需給好転あってのもの
やはり気になる信用買い残の重し。好材料も需給好転が伴ってのもの。政策もタイミングが重要なのでしょう。多少の下値不安は遠のく格好になるかもしれませんが、まだまだ本格反転には気の遠くな...
ダマシの値固めか、本格下げの兆候か?
このNY株の下げ、ダマシの値固めか、本格下げの兆候か?最近の弱い経済指標を受けてさえないNY株式市場ですが、ある意味、注目すべき分岐点に差し掛かろうとしています。「3」つの谷を経て明る...
タイトルなし
きのうは日経平均「5陽連(ごようれん)」ならず。「5陽連」とはローソク足が5日連続して陽線(始値よりも終値が高い)が続くこと。きのう陽線だったら、8月12日から5日連続だったのです。「5陽...
イブニングは先読みの勝負
某新聞に昨日、「個人の短期売買、株式市場で増加」~長期投資家の育成が課題、といった記事が掲載されておりました。そこに登場した都内の男性投資家。売買するのに「経済指標や企業業績をまっ...
株、『懐疑』と『幸福』はあとが違う
円高は本当に業績や株価の下押し要因の主たるものになりえるのでしょうか?今回、決算発表が終了したソニーを例にとれば、第2四半期以降のユーロに対する前提為替レートをさらに円高方向に修正...
銘柄選択に注意
欧州の銀行を対象に実施されたストレステスト(健全性審査)。査定の前提条件が不十分だとか、甘い査定の先送りでどうのと、日曜日あたりの新聞には弱気筋を含めたいつもながらの批判のご意見が...
世代の替わりめ
高齢化の問題は日本だけでなく今後中国などでも深刻化してきます。経済活動といった観点からも非常に重要なこと。65歳以上の比率が増加すれば、全体的な消費活動は低迷するでしょうし、最も消費...
ほんとに強気解釈でいいの?
四大国有銀行の一角、中国農業銀行がきょう上海市場に上場しました。A株公募価格2.68元に対して、2.24%上回る2.74元が初値。何というか、ややしらけムードですね。機関投資家の間では1割程度上...
過去の値幅
この反発は本物でしょうか?と、きょうある人から尋ねられましたが、いまや難しい質問になりました。PERやPBRなどのバリュエーション面の低さだけで下げ止まる環境ではないですけど、大型の公募...