相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第284回  決算で好印象は?
日経平均は節目が集中する水準まで下がってきました。米FOMC声明後の米国株式市場の反応が限定的だったことで、今晩発表の米7月ISM製造業景況指数や2日の米雇用統計の結果に対する米国株の反応...
第283回  高値掴みはしたくない
国内企業の4-6月期決算発表が始まりました。まだ社数は少ないですけど、決算サプライズによる動意を見極めようと、資金を温存しておきたい気持ちがあるのでしょうか、全体の商いは低調です。23...
第282回  「3402」は「6326」のパターンか?
東レ(3402)の長期チャートが気になります。6月末時点までが掲載された月足チャートブックを、銘柄コード1000番台からパラパラとめくり眺めていたときに、手が止まった銘柄のひとつです。ただ...
第281回  トレンドフォローに最適
7月3日(水)に新規上場した、サントリー食品インターナショナル(以下、サントリーBF)の株価が堅調です。東京株式市場の好環境の流れに乗り、猛暑なども追い風です。新顔ということで、戻り売...
第280回  この強さは「五輪」?
前回、日経平均は「逆N波動(安値更新)」、「P波動(高値圏もち合い)」の2つのうち、どちらかの可能性が高い。ということをお話しましたが、足元の戻りの強さで付け加えて欲しいのは、早期に...
第279回  逆NかPのどちらか?
日経平均は方向感が定まらず、売買代金が減少傾向に入ってきました。7月~8月は例年、夏枯れ相場といわれるほど、年間では最も売買代金が減少する時期にあたります。さて、この先ですが、日経平...
第278回  「ツートップ」の強さ
第276回「長い上ヒゲに勝てるのは長い下ヒゲ」と題し、5月の長い上ヒゲに対抗できる買いサインは「長い下ヒゲ」です、と強調しましたが、6月は現在のところ5月とは対照的に長い下ヒゲとなる可能...
第277回  幅の調整の後は時間の調整へ
日経ジャスダック平均は、5/15高値(2,152.49円)を起点に急反落となり、一時は高値からの下げ幅が2割超まで拡大する場面がありました。週足の一目均衡表上では、上昇基調の基準線(1,770円)付...
第276回  長い上ヒゲに勝てるのは「長い下ヒゲ」
「第274回ダウと日経、どっちが早い?」でお伝えしました、ダウ平均と日経平均のチャート上の節目である上値抵抗線です。ダウの方は右肩上がり(15,500-15,800ドル前後?)、日経平均は右肩下が...
第275回 長期波動は強含み
ユーロドル相場は1985年以降、安値と高値を切り上げています。一見すると、長期の波動は強含みに見えますね。2008年以降は三角もち合いを形成中しています。三角もち合いがどちらに放れるかはわ...
第274回  ダウと日経、どっちが早い?
5/19付、日本経済新聞によると、2014年3月期の上場企業の配当金が過去最高になる見通しのようです。約2,200社(電力を除く)合計で約6兆3,700億円とか。家計部門は年金や投資信託分をあわせると...
第273回  マザーズの下値メド
東京市場はインデックス(指数)ベースでは裁定買いは活発で、5/15の日経平均は2007年大納会以来の15,000円台回復となりました。しかし、指数が上昇するわりに持株はあまり上がらない、東証一部...
第272回 円はどっちだ!
円相場が動きだしそうです。円安方向か、円高方向かはわかりませんが、対ドル、対ユーロともに価格推移が煮詰まってきており、そろそろ動きだすタイミングではないでしょうか。三菱地所(8802)...
第271回 備えあれば憂いなし
4月下旬に公表された日銀による「展望リポート」では、2年程度で2%の物価上昇率を達成できる道筋が示されました。けど、非現実的な見通しに懐疑的な見方は多いようです。欧州や中国の景気減速...
第270回  ネタは新聞から
モノが売れない円安頼みの業績改善には警戒が必要です。決算発表を終えたキヤノン(7751)や任天堂(7974)の米ADRは、昨晩の米国市場で大幅に下げてしまいました。それを受けて、東京市場では...
第269回  幻のSQ
4/12(金)は4月限のオプションSQ日でした。SQとは、日経平均の先物取引やオプション取引を最終的に決済する価格のこと。先物取引とオプション取引の清算が重なるのがメジャーSQ、毎月あるオプ...
第268回  連想で見る眼
いつかご案内した話だと思います。米国市場の「ダウ平均」とハイテク株が主体の「NASDAQ」の長期株価推移をみますと、「ダウ平均」はリーマンショック後の安値が2002年の安値を下回ったのに対し...
第267回 「後場から様変わり」
キヤノンやコマツなど主力株の一部に軟調な銘柄が目立ってきました。海外株市場に目立って崩れてきているような印象はないですが、特定の悪材料が出たかのような下げ方はあやしい。海外勢の売り...
第266回 株、中途半端な局面
日経平均は配当落ち分を即日埋め戻し、新年度相場への期待感が一段と高まった状況です。今年度相場もいよいよ最終を迎え、期末株価の着地点などが注目となります。1980年以降~2012年までの33年...
第265回 やはり気になる薬
ボラティリティが少し低下してきました。主力株には期末特有の売りなども出ているのでしょうか?上値が重いです。どうせなら、昨年のように3月末の権利付き最終日(3/26)までの上昇を見込みた...