FX の記事一覧

吉田恒の為替デイリー 【為替】7月に変化が出てきた為替ポジション
最近にかけて、為替市場のポジション動向に変化が出てきた。大きな変化の1つは、円の売り越し(ショート)の大幅な縮小。そしてもう1つの変化は、英ポンドなど欧州通貨買い越し(ロング)拡大に一巡の兆しが出てきたこと。 こうした中で先週、欧州通貨/円といったクロス円相場が一時急落する場面も見られた。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 【為替】米ドル/円は円売りより米ドル買い、豪ドル/円は底打ちでも目先は頭が重い
米ドル/円週間予想レンジ:140.70~143.70メインストラテジー:レンジ取引・日銀会合後、米ドル高へ・円売りではなかった・頭の...
陳 満咲杜
吉田恒の為替デイリー 【為替】円安145円更新の可能性を検証する
7月28日の日銀会合後から米ドル高・円安再燃となった 米ドル高・円安はどこまで広がるのか、この間の米ドル高値の145円更新の可能性について検証してみる
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】日銀サプライズで円高にならなかった理由
日銀が7月28日、10年債利回りが0.5%の上限を一定程度超えることも容認するというYCC(イールドカーブ・コントロール)政策の修正を決めると、10年債利回りは0.5%を大きく上回り、31日には一時0.6%以上に上昇した。 このような日本の金利急騰を尻目に、米ドル/円は週明けの31日にはむしろYCC修正が決まる前より米ドル高・円安へ戻すところとなった。その理由とは?
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】8月の米ドル/円を予想する
7月の米ドル/円は137~144円のレンジで上下に値動きの荒い展開が続きました。 FOMC、日銀金融政策決定会合という注目イベントを通過しましたが、特に日銀は一部政策の修正があったため、その影響の見極めが当面の行方を考える1つの焦点になりそうです。 8月の米ドル/円予想レンジは137~144円中心で想定します。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】日銀サプライズの「舞台裏」を考える
今回の日銀は、YCC(イールドカーブ・コントロール)修正というところが、結果的にはサプライズとされたが、個人的にはそれほど違和感のあるものではなかった。実際に、7月27日付けの「為替デイリー」などでも、0.5%の「連続指し値オペ」はいつやめてもおかしくないとの見方を示していた。 「連続指し値オペ」とは10年債利回りに上限を設定し、それを守るために無制限で10年債を購入する政策だが、植田総裁はこれに対して強い抵抗感があったのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】すぐ「早期利下げ」を予想する米金利の謎
2022年末頃から、米金利は大きく低下し「早期利下げ」の可能性を示唆する動きを繰り返してきたが、それはこれまでのところ全て「間違い」だった。 今回はこの背景について考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】日銀「連続指し値オペ」の使命は終わりか
FOMC(米連邦公開市場委員会)終了を受けて、次の注目は7月28日の日銀金融政策決定会合に移る。この会合で最大の焦点と見られているのは、2022年4月から行ってきた10年債利回りの上限設定政策の扱い。 これまでのところ、今回の会合でこの政策の変更はないとの見方が有力になっている。ただ、この上限設定政策は、すでに目的を達成しつつある可能性があるため、いつ止めてもおかしくないのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】FOMCで金利と為替はどうなる?
7月26日(現地時間)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表される。では、今回のFOMCは「タカ派」、「ハト派」のどちらの評価になりそうか。そしてそれは、特に米金利にどのように影響するかについて考えてみる。
吉田 恒
13:10
ストックボイス 【為替】米ドル/円は145円を超えていくのか?
・先週の米ドル/円は、米ドル高・円安へ大きく戻す展開となったが、ちょうど1年前のプライスパターンと似ている。2022年の場合...
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】欧州通貨「買われ過ぎ」修正に注目
ユーロや英ポンドといった欧州通貨の買いが急拡大、一部のデータでは、「買われ過ぎ」も懸念されてきた。背景には、金融政策転換期特有の要因などがあるのではないか。 先週発表された英国のインフレ指標を受けて、利上げシナリオが下方修正される見通しとなった。欧州通貨の「買われ過ぎ」修正への影響も注目される。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 【為替】米ドル/円は日銀政策維持を織り込み、豪ドル/円は底割れ回避で上値志向
米ドル/円週間予想レンジ:140.00~144.30メインストラテジー:レンジ取引・日銀会合待ちも噂が先行・調整波の位置付けは不変・...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】7/24~28の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は前週から一変、米ドル高・円安へ大きく戻す展開となった。特に、7月28日予定の日銀金融政策決定会合を巡る思惑の影響が大きかっただろう。 1年前も、今回と同様に7月にかけて急落した米ドル/円だったが、8月以降は米ドル高値更新に向かった。ただ1年前と最近では違いもあり、この間の米ドル高値更新には至らないと予想。 米ドル/円の反発は限られ、今週は138~144円中心での展開を想定したい。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】総合力でも限界圏で推移する円安
円の総合力を示す6月の実質実効レート(日銀発表)は、過去最安値となった2022年10月の記録に迫るまで下落した。対米ドルでは、いまだ2022年の円安値更新とはなっていないものの、いわゆるクロス円が軒並み円安値更新となる中で、総合的な円安は過去最安値更新目前の動きとなったということだ。 実質実効レートには、過去5年の平均値を20%前後下回ると下落(円安)が終了するといったパターンがあったが、6月は19%弱まで下回った。その意味では、循環的には円安限界圏に達してきた可能性がある。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円と日本株の関係を考える
4月頃から、米ドル/円と日本株は、円安(米ドル高)=株高、円高(米ドル安)=株安に連動するケースが増えた。2022年は、円安=株安、円高=株高といった、むしろ米ドル/円と日本株が逆方向に動くことが多かったが、それから顕著な変化と言えるだろう。 なぜこのような変化が起こったのか、そしてそれはこの先も続くのかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】YCC見直しなら金利と為替はどうなるか?
日銀がこの先10年債利回り上限の拡大ないし撤廃に動いた場合、日本の10年債利回りはどこまで上昇する可能性があるのか。 日米金利差米ドル優位縮小に伴う円高リスクについて考察してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ高・米ドル安のシナリオとは?
ユーロ/米ドルは、半年以上長く続いていた1.05~1.1米ドル中心のレンジ相場を、先週にかけて大きく「上放れ」した形となった。経験的には、小動きが長く続けば続くほど相場のエネルギーが溜まるため、その小動きから抜け出すと溜まったエネルギーの発散で、それまでから一変、一方向へ大きく動く可能性が高まる。
吉田 恒
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】7/18~21の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は137円割れ近くまで急落。米金利低下や日本株下落をきっかけに、円「売られ過ぎ」の反動が広がったことが主因か。 一時米7月利上げ「打ち止め」観測で米金利低下が拡大。ただ7月14日(金)は利上げ長期化説が再浮上と、米金融政策を巡る思惑は振れが激しい。 個人的には「米金利上昇=米ドル高」再燃は限られると予想。今週の米ドル/円は136~141円中心での展開を想定。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円、2022年との類似と相違
この数ヶ月の米ドル/円のプライス・パターンは1年前の値動きと類似した面がある。この「アナロジー」が続くなら、米ドル高・円安はまだ終わっていないことになる。 ただし、1年前と最近では米ドル/円や米国債のポジションが大きく異なっている可能性がある。
吉田 恒