FX の記事一覧

吉田恒の為替ウイークリー 【為替】4月および第1週の米ドル/円を予想する
3月の米ドル/円は146円まで続落した後に反発に転じた。日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小が一息ついたことが主因だろう。 ただ日本の金利が予想以上に大きく上昇したこと、また米景気の悪化がこの先顕在化する可能性もあり、「日米金利差拡大=米ドル高・円安」は限られそう。 4月の米ドル/円は145~152円で予想する。(第1週予想は最後をご参照ください)。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「スタグフレーション」と米ドル安
米経済がインフレと景気後退が同時進行する「スタグフレーション」に陥る懸念が浮上してきた。スタグフレーションが現実味を帯びてくるなら、米ドル安になるのではないか。 1999年に米ドルに続く「第2の基軸通貨」との期待を集めて始まった欧州統一通貨、ユーロが大きく下落したのは欧州経済のスタグフレーション懸念がきっかけとされた。その例を振り返ってみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「予防的利下げ」再現の米ドル安リスク
3月19日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でQT(量的引き締め)の減速が決定されたが、これについて事実上の金融緩和との受け止め方も少なくなかったようだ。その上で改めて、2019年の「予防的利下げ」が再現する可能性も意識され始めたのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル安・円高は146円で終わったのか?
米ドル/円は3月に146円台まで下落したが、その後は最近にかけて150円台まで反発した。では当面の米ドル安・円高はあの146円で終わりだったのかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】クロス円中心に広がる円高への基調転換
クロス円が先行する形で、過去1年の平均値である52週MA(移動平均線)を長く、大きく下回る動きが広がっている。米ドル/円も先週(3月17日週)まで7週連続で52週MAを下回った。 このような値動きは、基本的に複数年続く流れ「トレンド(基調)」が円安から円高へ転換したことを示している可能性が高い。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「日米金利差拡大=円安」の行方を考える
日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小が一息つくと、米ドル/円も米ドル高・円安に戻す展開となった。では、この先どこまで米ドル高・円安に戻す可能性があるかについて、日米金利差拡大を主な手掛かりに考えてみる。
吉田 恒
今週の為替相場予想(テクニカル分析) 【為替】金融政策イベントが終わり改めてトランプ関税がテーマに
現在のファンダメンタルズ:4月2日発表の関税に向けた思惑で振れやすい四半期末 米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続 米ドル/円チャート(日足)、次のデッド・クロスを待って売り仕掛け ユーロ/米ドル、長期トレンドはユーロ買い継続 ユーロ/円は、当面は日足チャートを参考に
山中 康司
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】3/24~3/28の米ドル/円を予想する
先週(3月17日週)の米ドル/円は一時150円台に乗せるなど反発力を試す動きが目立った。米ドル売り・円買いポジション「行き過ぎ」修正への意識が強くなっているのではないか。 ただ日米の金融政策会合を経て、日米金利差(米ドル優位・円劣位)拡大は一段落。金利差拡大に限度があるなら、米ドル高・円安も自ずと限られそう。 今週(3月24日週)の米ドル/円は146~151円で予想する。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】トランプ政権で米ドル売りへ転換の類似
投機筋の米ドル・ポジションが先週売り越しに転換した。 このように政権スタートを前後して米ドル買いから米ドル売りへ転換したのは、実は政権1期目の2017年も同じだった。 2017年はさらに米ドル売り拡大に向かったが、今回はどうかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】日銀、FOMC、そして金利差縮小の円高
相対的に低い日本の金利が上昇する一方で、相対的に高い米金利が低下する中、最近にかけて日米金利差(米ドル優位・円劣位)は縮小する傾向にあった。 3月19日に行われた日米の金融政策決定会合を受けて、この流れは継続する可能性が高まったようだ。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円金利の急上昇で後退する円安リスク
日本の金利が最近にかけて大きく上昇したことを受けて、金利差(円劣位)拡大余地がこれまでよりかなり限られる見通しとなってきた。これは、金利差との関係からは円安リスクが後退するという意味になる。
吉田 恒
13:00
ストックボイス 【米国株】不安定な政策運営に乱高下する米国市場
戦略の見えないトランプ関税、投資家センチメントは2022年以来の弱気をしめす マーケットには割安感が 今後の見通し、トランプ大統領の次の政策に注目
吉田恒の為替デイリー 【為替】なぜ「トランプ円安」予想は外れたのか?
米ドル/円は、トランプ大統領が就任する少し前に158円まで上昇したが、その後はほぼ一本調子で下落し、先週(3月10日週)は146円台まで下落した。トランプ政権がスタートすると米ドル高・円安に向かう予想が多かったと思われるが、これまでのところは「真逆」と言える展開ではないか。ではそれはなぜか。
吉田 恒
今週の為替相場予想(テクニカル分析) 【為替】日米の金融政策決定会合が最大の注目材料
現在のファンダメンタルズ:日米金利差縮小鈍化によるポジション調整 米ドル/円チャート(週足)、下降トレンドを継続 米ドル/円チャート(日足)、3月13日にゴールデン・クロス発生 ユーロ/米ドル、長期トレンドはユーロ買いへ転換 ユーロ/円は、当面は日足チャートの短期目線で
山中 康司
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】3/17~3/21の米ドル/円を予想する
先週(3月10日週)の米ドル/円は146円台で下落が一服。日米金利差縮小や投機筋の円買いが一巡したことが主な背景か。 米ドル/円の反発は、今週予定されている日米の金融政策決定会合などにらみながら日米金利差がどこまで拡大するかが目安。ただ最近にかけての日本の金利上昇、米金利低下を受けた日米金利差縮小の流れが大きく変わる可能性は低そう。 以上を踏まえ、今週(3月17日週)の米ドル/円は146~151円で予想する。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル高・円安に戻るシナリオとは?
投機筋に円の「買われ過ぎ」懸念がある。 ではこの修正が入るなどにより、どこまで米ドル高・円安に戻る可能性があるかについて考えてみる。
吉田 恒
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX 【為替】金利のある世界、拡大する米ドル/円の年間変動幅
約2ヶ月で12円の円高が進行 パンデミック以降、主要国は「金利のある世界」へ ポジションのリスク管理がより重要に
吉田恒の為替デイリー 【為替】円安誘導批判と異次元緩和、YCC(イールドカーブ・コントロール)の関係
トランプ米大統領の「日本が円安誘導を止めなければ関税を課す」という発言は、断続的に円買い介入を行うなどむしろ円安阻止に苦労してきた現実に対してあまりにも無理解だと感じた人は多そうだ。 ただし、大幅円安のきっかけとなった異次元緩和やYCC(イールドカーブ・コントロール)を指摘されると反論に困るかもしれない。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】構造変化の中でどこまで円高はあるか?
2024年7月161円までの米ドル高・円安は、日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小を尻目に起こったことから、「円安の理由は金利差だけではなく、日本経済の構造変化の影響もある」との指摘も注目された。 ただ、2025年に入り金利差が大きく縮小すると比較的大きく米ドル安・円高へ戻すところとなった。改めて日本経済の構造変化と米ドル/円の関係を確認してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円買い「バブル」破裂の円急落はあるか?
投機筋の円買いが急拡大している。では円買いが「バブル化」し、その破裂が円急落をもたらす可能性があるかについて今回は考えてみる。
吉田 恒