マネックス の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】161円の円安とは何だったのか?(前編)
米ドル/円は2024年になると、2022、2023年と2年連続で記録した高値の151円を大きく超えて、7月初めには1986年以来となる161円まで一段高となった。それはまさに「歴史的円安」と呼ばれる動きだった。
ただし、その後はたった1ヶ月で141円まで約20円もの米ドル/円暴落が起こった。歴史的円安とその後の急激な円高への戻りの背景について、前後編2回にわたり考えてみる。
市況概況
(朝)米国市場は景気減速懸念の後退を好感した買いが続き続伸 日本市場は米国株高と円高一服を受けて上昇か
【米国株式市場】ニューヨーク市場NYダウ: 40,896.53 △236.77 (8/19)NASDAQ: 17,876.77 △245.05 (8/19)1.概況米国...
日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【日本】2024年6月機械受注統計の結果
【1】結果:コア機械受注は前月比2.1%で反転、基調判断は変わらず「足踏み」
【2】内容・注目点:製造業は横ばい、非製造業は不動産や小売が増加
【3】所感:7-9月は0.2%増の見込み、非製造業の押し上げに期待
市況概況
(まとめ)日経平均は6日ぶりに反落 円高を受けて下げ幅を広げ674円安
東京市場まとめ1.概況本日の日経平均は6日ぶりに反落となりました。198円安の37,863円で寄り付いた日経平均は朝方の売り一巡後に...
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】8/19~8/23の米ドル/円を予想する
先週は、8月15日に発表された米小売売上高の予想より強い結果などから米景気への懸念が後退、米金利が上昇すると、米ドル/円も149円台まで反発した。
ただ8月16日には147円台へ反落するなど、「米金利上昇=米ドル高・円安」も伸び悩む結果となった。
テクニカル的に見ると、米金利は金利低下トレンドへ転換した可能性が高くなってきた。その意味では「米金利上昇=米ドル高・円安」は限られそうだ。今週の米ドル/円は144~150円で予想。
吉田恒の為替デイリー
【為替】転換点を迎えた可能性のある投機円売り
先週、CFTC統計の投機筋のポジションが約3年5ヶ月ぶりに買い越しに転換した。長く続いてきた投機筋円売り戦略が大きな転換点を迎えた可能性がありそうだ。
ただ、投機筋が円買い戦略拡大に動くことはまだ当面考えにくい。そのためには、金利差円劣位の一段の縮小などが必要だろう。
岡元兵八郎の米国株マスターへの道
【米国株】不合理な景気後退懸念を払拭、米国株は上昇を再開
S&P500、ナスダック100など主要指数は、大きく回復
米国消費者の消費活動は堅調、市場では経済の着地はソフトランディングの見方
今後はジャクソンホール、エヌビディア[NVDA]の決算、大統領選の行方に注目
市況概況
(朝)先週末の米国市場は堅調な経済指標の発表が続いたことで続伸 日本市場は円高を受けて下落か
【米国株式市場】ニューヨーク市場NYダウ: 40,659.76 △96.70 (8/16)NASDAQ: 17,631.72 △37.22 (8/16)1.概況先週末...
市況概況
(まとめ)日経平均は5日続伸 1,336円高で節目の38,000円を回復
東京市場まとめ1.概況本日の日経平均は5日続伸となりました。578円高の37,304円で寄り付いた日経平均は上げ幅を広げると11時過ぎ...
日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【米国】米小売売上高7月は市場予想を上振れ、消費減速への懸念が後退し株価は続伸
【1】結果:市場予想を上回る結果で、米消費の底堅さを依然として示す
【2】内容・注目点:自動車が6月の反動増で全体を牽引、その他項目もセール等により好調さを示す
【3】所感:景気後退懸念和らぐも消費の持続性には不透明性あり
吉田恒の為替デイリー
【為替】金利差縮小と円高のペースを考える
今後は、米利下げ開始で日米金利差円劣位の本格的縮小局面に移っていく。具体的な金利差円劣位縮小と投機筋の円買いへの転換について、最近とよく似た構図にあった2007年のケースと比較しながら考えてみる。
市況概況
(朝)米国市場は消費減速への懸念が後退し大幅続伸 日本市場は米国株高と円安を受けて上昇か
【米国株式市場】ニューヨーク市場NYダウ: 40,563.06 △554.67 (8/15)NASDAQ: 17,594.50 △401.90 (8/15)1.概況米国...
日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【米国】消費者物価指数(CPI)、7月は前年同月比+2.9%を記録、順調なインフレ鈍化傾向を示し9月利下げを確定的に
【1】結果:総合、コアCPIいずれも概ね市場予想通り
【2】内容・注目点:家賃やスーパーコア指数は反発上昇も、医療サービスの下落に注目
【3】所感:インフレの粘着性をやや意識させる結果も9月利下げに影響なし 景気動向に引き続き注目
市況概況
(まとめ)日経平均は4日続伸 一時440円以上上げるも伸び悩み284円高
東京市場まとめ1.概況本日の日経平均は4日続伸となりました。61円安の36,381円でスタートした日経平均は寄り付きを安値に下げ渋...
日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【日本】2024年4-6月期のGDPは年率3.1%と大幅な伸び
【1】結果:実質GDPは市場予想を上回る、個人消費が寄与
【2】内容・注目点:名目GDP初の600兆円台、内需株に注目
【3】所感:賃上げによる消費マインドの改善に期待