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相場動向を左右し、個人投資家の方にはぜひ押さえていただきたい、重要な経済指標を分かりやすく解説します。

日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【米国】2月のPCE価格指数、コア指数が市場予想を上回って前月から加速
【1】結果:総合は前月から横ばいもコアは市場予想を上振れ前月から加速 【2】内容・注目点:サービス価格が伸びをけん引 財価格は関税の影響反映前 【3】所感:スタグフレーション的な組み合わせだが、引き続きハードデータを要確認
【日本】2025年2月の鉱工業生産は前月比2.5%増 4ヶ月ぶりの上昇
【1】結果:生産・出荷は大きく上昇も基調判断は「一進一退」で据え置き 【2】内容・注目点:生産用機械や電子部品デバイスがけん引 【3】所感:耐久消費財の出荷が継続するかが鍵
【日本】東京CPIは主要指標がそろって伸び加速 サービスCPIも伸びが見られる
【1】結果:東京コアCPIは前年同月比2.4%と市場予想を上回る伸びに 【2】内容・注目点:米価格は依然高いが、先行きは備蓄米により低下するか 【3】所感:サービス価格は横ばいから上昇基調となるか
【日本】2025年2月のコアCPIは前年同月比3.0%増 コストプッシュインフレ続く
【1】結果:引き続き食料がインフレ率を押し上げ 【2】内容・注目点:先行きの輸入物価は減速しCPIを下押しか 【3】所感:食料を除いた指数は横ばい 賃上げ分の価格転嫁が反映されていくことが重要
【米国】米小売売上高2月は+0.2%で市場予想を下振れもプラス圏に回復となり米消費の底堅さを示す
【1】結果:プラス圏に回復し米消費の底堅さを示す 【2】内容・注目点:無店舗小売が全体をけん引 外食など裁量的支出は弱含み 【3】所感:ひとまず安心感のある結果だが、GDPNowは下方修正され引き続き要警戒
【米国】PPI(生産者物価指数)、2月は総合・コア指数いずれも市場予想を下振れもPCE構成項目は総じてやや高い
【1】結果:総合、コアいずれも市場予想を下回りインフレ圧力の低下を示唆 【2】内容・注目点:エネルギーと流通マージンが指数を下押し 【3】所感:ヘッドラインは良好な数値だが、PCE構成項目に懸念は残る
【米国】CPI(消費者物価指数)、2月は総合・コアともに市場予想を下振れしインフレ鈍化の進展を示す
【1】結果:総合、コア指数いずれも市場予想を下回って前月から伸びが鈍化 【2】内容・注目点:家賃が順調に鈍化。スーパーコアの鈍化は航空運賃の下落が要因 【3】所感:インフレ鈍化のなか、米金利が上昇した理由は? PPIで答え合わせ
【日本】2025年1月の実質消費支出は3ヶ月連続の前年比プラスも伸びは減速
【1】結果:消費は全般に減速傾向がうかがえる 【2】内容・注目点:需要供給ともに縮小が確認でき、今四半期のGDPには下押しが 【3】所感:健全な消費回復にはまだ時間がかかると予想
【米雇用統計】2月の非農業部門雇用者数は15.1万人増で市場予想を下振れ 失業率は4.1%に上昇
【1】結果: NFPは市場予想をやや下振れし失業率は4.1%に上昇 平均時給は予想を下回る 【2】内容・注目点:DOGEによる連邦政府職員のレイオフは来月以降に影響か 【3】所感:情報としてはやや古く、内容はリスク中立的―金融政策判断は引き続き物価指標次第
【日本】実質賃金は前年同月比1.8%減で3ヶ月ぶりのマイナスに
【1】結果:ボーナス効果が剝落し1月は伸びが鈍化 【2】内容・注目点:3月14日の春闘、第1回回答集計発表に注目 【3】所感:中小企業がどれだけ要求をのめるかに注目
【米国】ISM非製造業景気指数、2月は53.5を記録し市場予想と前回結果を上回る
【1】結果:市場予想・前回結果いずれも上回る 【2】内容・注目点:企業担当者のコメントで目立つ「関税」の影響 【3】所感:不確実性に伴う懸念が高まる中一定の安心感を与える結果
【米国】ISM製造業景気指数、2月は50.3を記録 2ヶ月連続で拡大圏となるも懸念が募る内容
【1】結果:拡大圏を維持したものの市場予想と前回結果は下回る 【2】内容・注目点:関税の影響で受注-在庫バランスは悪化し生産も低下 【3】所感:見出しの数値ほど内容は良くない結果
【日本】2024年10~12月期の法人企業統計 業績は好調も設備投資は減速
【1】結果:全般に利益改善が見られた10~12月 【2】内容・注目点:幅広いセクターでマージンが改善 【3】所感:先行きの設備投資も減速を予想
【日本】2025年2月の東京コアCPIは前年同月比2.2% 生鮮食品が鈍化
【1】結果:東京CPIは前月から伸びが鈍化し総合指数は前年同月比2.9% 【2】内容・注目点:生鮮食品とエネルギーの鈍化が下押しの主要因 【3】所感:サービスは横ばい 基調判断にはもう一押しのサービス価格上昇が必要
【米国】消費者信頼感指数、2月は98.3に低下 期待指数は景気後退の兆候とされる80を下回る
【1】結果:現況指数、期待指数いずれも低下し消費者マインドの悪化を示す 【2】内容・注目点:現政権の関税政策を懸念する回答が大半を占め、期待指数やインフレ期待は悪化 【3】所感:消費者センチメントの悪化による実体経済への影響が懸念される
【日本】2025年1月全国CPI:コア指数は前年同月比3.2%上昇、食品インフレ根強く
【1】結果:ヘッドラインは生鮮食品が寄与し前年同月比4%と大きく上昇 【2】内容・注目点:サービスCPI鈍化はコロナ禍の例外的な統計要因 期初の価格改定が底上げ材料 【3】所感:コアCPIは堅調だがディマンドプルインフレは達成可能か
【日本】2024年10~12月期の実質GDPは前期比年率2.8%増
【1】結果:12月期GDP速報は市場予想を大きく上回る結果に 【2】内容・注目点:2024年通年での名目GDPは初の600兆円超え 先行きも物価高止まりから名目GDPは同程度の成長か 【3】所感:底堅い結果も需給ギャップはマイナス 金融政策の引き締め具合は懸念
【米国】米小売売上高1月は-0.9%で市場予想を大きく下振れ 悪天候の影響か
【1】結果:総合、コア、コントロール・グループいずれも下振れ 前月分は上方修正 【2】内容・注目点:幅広い項目で売上減少 山火事や寒波など悪天候が影響か 【3】所感:一時的なノイズかトレンド変換の兆しか、ソフトデータと組み合わせた分析が求められる
【米国】米PPI、1月は前年比+3.5%で市場予想を上振れもPCE構成項目は総じて抑制的
【1】結果:総合、コアいずれも市場予想を上回る結果 前月分は上方修正 【2】内容・注目点:食品とエネルギーが指数を押上げたがPCE構成項目は総じて抑制的 【3】所感:CPI後のインフレ再燃懸念を和らげる良好な結果 月末のPCEを要確認
【米国】CPI(消費者物価指数)、1月は総合・コアともに市場予想を上振れし利下げ観測が後退
【1】結果:総合、コア指数いずれも市場予想を上回って前月から伸びが加速 【2】内容・注目点:家賃の伸びが加速したほかスーパーコアも前月比で加速 【3】所感:「利下げを急ぐ必要はない」論拠を強める結果だが季節性の可能性もあり
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