年末年始、5年ぶりに福島へ帰郷しました。コロナ禍、東京から地方への移動は厳しい目で見られていたこともあって、互いに遠慮し合っているうちにあっという間に5年が経過していました。久しぶりに福島駅に降り立つと外は吹雪。耳を刺すような冷たい風を感じた瞬間に福島に住んでいた頃の記憶が一気に蘇ってきたのですが、あらゆる記憶は当然ながら「昔のもの」であって、現実ではないのだということをしみじみ感じさせられた福島滞在となりました。
耳がすっかり遠くなった父。歩幅が小さくなって外出もままならない母と久しぶりに対面し、5年の月日がいかに長いものであったかを思い知ることとなりました。コロナ禍であったことを口実に、あまりにも長い年月帰郷しなかったことを反省した次第。話すことも山程ありました。これからはまめに実家に帰ろうと思います。福岡日帰りの仕事をすることもあることを考えれば、福島はとても近い。東北新幹線で東京駅から1時間半程度です。次は少し暖かくなってからでしょうか。福島には花見山という桃源郷のような美しい公園がありますが、久しぶりに見に行きたくなりました。
今はどこにいてもネット環境があれば仕事ができます。12月の日銀会合での植田総裁のタカ派会見後、ドル円相場が158円台まで急伸したことから年末年始に投機的な円売りが加速すれば介入が実施される可能性も否定できない、と為替関係者は正月休み返上でドル円相場を注視していたかと思いますが、私も福島でもドル円レートは随時チェックしながら過ごしていました。結局ドル円相場はレンジで大きな動きとはなりませんでしたね。警戒が強い時は何も起こらないものです。
一方、株式市場の大発会は日経平均株価が2024年末比587円安と冴えないスタート。大発会での下落幅では2008年以来(サブプライム~リーマン・ショックにつながるお正月)の大きさだとか。辰巳天井といいますので、今年までは株は上がるはず?!良い年になりますよう。皆様本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。