異例の小動き・新年相場となった背景とは？今後の見通しと合わせて徹底解説【為替ウィークリーセミナー】 | マネックスオンデマンド

異例の小動きとなる年明け相場

・年明け相場は例年、リスク許容度が高まり大きく動くのが一般的だが、2025年は2週間にわたり156-158円の2円レンジで推移している。

・2023年は130円台から、2024年は140円台からスタートし、いずれも年初に約5円の値幅があった。

・この狭いレンジを上下どちらかに抜けた方向に、当面の相場は進む可能性が高い。

・金利差の観点からは依然としてドル買いに有利な環境が継続している。

・一方で、現在の157-158円台という水準は過去2年と比べて割高な位置にある。

・金利差と相場水準という2つの重要な要素が相反しており、方向感が出にくい状況となっている。

・予想レンジは155円から160円。水曜日のISM非製造業景気指数は改善が予想される。

・1月10日（金）の雇用統計は前回22万人から15万人への減少が予想され、ボラティリティ上昇の可能性がある。

・米国株式市場は2024年12月に10営業日連続下落を記録しており、株式市場の動向が為替相場の方向性を左右する可能性がある。

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