記事一覧

マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。

マネックスみんなのつぶやき
ガイアナ油田とベネズエラ
10月27日のつぶやきで触れた南米最貧国ガイアナ共和国の油田ですが、これが次の紛争の火種になりかねない事態へと緊張が高まっています。隣国ベネズエラのマドゥロ政権が、ガイアナの国土の約7割を占めるエセキボ地域を自国領と主張、12月3日に国民投票が実施され国民の...
自己肯定感
今週は年内最後の海外出張で米国に来ています。主な目的はマネックスグループのIRです。数年前からIRに携わるようになり、海外投資家の方々との面談の機会も増えました。私は、比較的、物事をポジティブにとらえるタイプの人間ですが、海外投資家と面談すると、さらに、...
日本人のPISA学力は大躍進。投資力は…?
5年に1度行われるPISA国際学力調査で、日本が大躍進を遂げたことが大きく報じられています。数学で5位、読解力で3位、科学で2位と、3分野全てにおいて世界トップレベルで前回より得点も上昇しました。コロナ禍の影響が少なかったことや学びの工夫が功を奏したようです。...
冬の資本増強
12月に入りクリスマスツリーを各所で見かけるようになってきました。ところで今年は暖冬のようです。太平洋とインド洋西部の海面水温が平年より高く、春先までエルニーニョ現象が続くと見込まれており、最近でもまだまだ過ごしやすい気温の日があります。一方で冬の到来...
福島の林檎
福島から大きな林檎が届きました。毎年この時期になると実家から送られてくるのです。私の故郷には果物畑が15kmにも渡って連なる「フルーツライン」があります。春先はさくらんぼ、夏は桃、初秋はぶどう~梨、そして今の時期は林檎がたわわに実り観光名所にもなっていま...
価値
「日本ではなかなか大型MBOは起きないよねー、ガバナンス改革や事業承継もなかなか進まないよねー」私がプライベート・エクイティ(PE)ファンドで働いていた15年前、業界の方々がよくおっしゃっていました。大型ファンドを立てても間尺に合う案件がなく、ファンド消化...
海外投資家の日本への「懐疑」と「熱視線」
今日は欧州から来た投資家の方々に、日本の様々な変革についてプレゼンをさせていただきました。時差にも関わらず、寝ている人は皆無で、かつ質問も活発。日本市場への熱い視線を全身に浴びる良い機会となりました。しかし一方で、「日本に本当に改革できるのか?」とい...
感性に訴える美
週末にとある公開講座にて科学と美について聴講する機会があり、今日のタイトルはそのテーマを拝借しました。音楽やゲーム、人工知能と美のかかわりという大変興味深い話でしたが、その中で身近に感じるテーマとして「人工知能は美や感性を理解するのか」、というものが...
福岡土産、青唐辛子の明太子
先週末はマネックス全国投資セミナーin福岡。福岡は空港から博多までの距離が地下鉄で5分程度と近いのが魅力。活イカに水炊き、モツ鍋にラーメン、博多うどんと美味しいものも沢山あって出張族が大好きな都市ですが(時間があれば屋台も楽しいですね)お土産で買う明太...
新NISAの市場マグニチュードは?
新NISAスタートまでいよいよ1か月強に迫りました。みなさんも、いろいろご検討されていると思いますが、このコラムを書いているからには金融機関はマネックスを、投資信託はピクテで、ぜひご検討いただきたいところです!今回は、よく言われる、新NISAの市場影響を考え...
活造りとあと造り
週末は福岡で全国投資セミナーに参加させて頂きました。気温も下がり風の強い中でお越し頂いた皆様、誠に有難うございました。コロナ明けセミナー再開の場所に1年ぶりに伺いましたが、出張で伺う他地域と比べても旅行者の多さ、街の活況さが肌感でもホテルの値段にも感...
クローゼットとサブスク断捨離
気温の急低下に慌ててクローゼットの入れ替え。1年着なかった洋服は必要がないのだから処分すべし、と耳にタコができるほど聞かされていますが、私のクローゼットには1年どころか25年くらい袖を通していないジャケットなどが存在感を示しています。若き日に大枚はたいて...
キャッシュレス海外出張
今、シンガポールにいます。昨日、香港からシンガポールに移動し、今日(日付としては明日)の深夜便で帰国後、そのまま福岡に行きます。そして、11月18日(土)は、マネックス全国投資セミナーin福岡。慌ただしく移動する日々です。香港もシンガポールも、現地通貨の現...
銀行株は上がるのか?銀行決算の最もシンプルな見方
銀行の中間決算発表が始まりました。既に発表を終えた3メガバンクの株価は、決算と自社株買いを一旦好感したのち、国債利回り下落や材料出尽くし感で今日は値を下げています。上期の当期利益の通期会社予想に対する達成率は高く、みずほFGと三井住友FGは上方修正後でも6...
死語
先週若い世代の人達と飲んでいた時に会話の中でふと「じもてぃ」という単語を使ったら、古っ!死語でしょ!と突っ込まれました。全くそんな意識は無かったのですが、また場所が関西だったから少し違うのか?と抵抗しましたが、そんな事はなく、むしろ同名のアプリの方が...
昭和新山に見たエネルギー
先月、札幌での仕事を終えた後、足を延ばして洞爺湖へ。2008年サミットが開催されたウィンザーホテルに後泊してきました。道中立ち寄ったのが「昭和新山」。昭和18年に始まった噴火活動で畑の中から誕生した山は、わずか2年ほどで現在の姿を形成したそうですが、今年9月...
「わからない」から始まるコミュニケーション
先日、某メディアからの依頼で、女性管理職向けの講演をしました。テーマは「キャリアとマネー」。たくさん質問をいただいた上、終了後の雑談タイムでは、「元気がもらえた」「私も一歩踏みだして頑張ってみようかと思う」などの感想もいただくことができ、逆に私も元気...
投資利回りが100倍に!?
三菱UFJ銀行が10年物の定期預金金利を0.002%から0.2%に引き上げたことが大きく報じられました。増加幅はなんと100倍。もし定期預金だけが国民の金融資産なら、岸田政権の「資産所得倍増プラン」は早くも余裕で達成できることになります。その他の大手行も相次いで定期...
ジャパンモビリティショー
行ってきました。大盛況でした。広い会場ながら多くの人で賑わっていて展示も多く、歩きながら脇見をしていると衝突事故が頻発でした。さて、モーターショーから名前変更となりましたが、まさにモビリティ=移動のショーでした。完成車メーカーの最新モデルや空中タクシ...
時代の転換期に改めて思うこと
改めて思いますが、今、私たちは、すごい時代を生きています。毎年そう感じているようにも思いますが、今年は特に時代の転換期だと考えます。2050年にこの2023年の金融市場や世界情勢を振り返ったとき、どう映り、どう思うのでしょうか。2050年の日本はしっかり成長でき...
前へ 1 2345 次へ
清明 祐子
マネックスグループ 代表執行役社長CEO
2001年4月株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。2020年1月マネックスグループ株式会社代表執行役COO、2021年1月よりCFO兼務。2022年4月より取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO。2023年6月、マネックスグループ代表執行役社長CEOに就任。
塚本 憲弘
マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
一橋大学 経済学部卒。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
大槻 奈那
ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、ロンドン一橋大学博士(経営学)

著書:
『本当にわかる債券と金利』(日本実業出版社)、
『1000円からできるお金のふやし方』 (ワニブックス)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。
大橋 ひろこ
フリーアナウンサー
フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。
イェスパー・コール
マネックスグループ株式会社 グローバル・アンバサダー
1986年に来日後、リサーチ・投資業に関わってきた。2015年7月1日ウィズダムツリー・ジャパンの最高経営責任者(CEO)に就任し、現在はシニアアドバイザーを務める。これまで20年にわたり、米大手投資銀行のJ.P.モルガンやメリルリンチなどにおいてチーフストラジスト、リサーチヘッドを歴任し、常に日本におけるトップクラスのストラテジスト、エコノミストとして認識されてきた。日本政府の各種諮問委員会のメンバーを務めた実績を持ち、経済同友会の数少ない外国人メンバーである。また、日本語による著書には、「日本経済これから黄金期へ」、「平成デフレの終焉」、「本当は世界がうらやむ最強の日本経済」がある。
イェスパー・コールのグローバル・アイズ(※)で情報発信中。
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
吉田 恒
マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。