記事一覧
マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。

メリトクラシーは保守?
今週は米国出張です。さきほど、ニューヨークからフロリダへのフライトが時刻通りに到着したところです。明日は、当社の米国子会社トレードステーションで終日ミーティング。米国出張のたびに何かしらのトラブルに見舞われる私ですが、今回も例に漏れず、小さなアクシデ...
日本の暗号資産市場10年の軌跡(2) ~暗号資産、激動の10年~
この10年間で、ビットコインは信じがたい変化を遂げました。私たちが事業を始めた2014年頃、その価格は1BTCあたりおよそ2万円。それが2025年には1,600万円台の高値を付けるまでになりました。もちろん、価格の上昇そのものがすべてではありません。暗号資産という新しい...
石巻の名店、逸品
週末は仙台でのお仕事。前泊して石ノ森章太郎にゆかりのある石巻へ。目的は「地のもの」の堪能、目指すは「四季彩食いまむら」さん。漁船に乗って漁の手伝いまでしてしまうという今村さんの提供する料理は「生産者とともに作る料理」だそうで、お野菜から肉、魚とあらゆ...
オレンジ
今日4月14日は「オレンジデー」です。愛媛県の柑橘農家が発案した、バレンタインデー、ホワイトデーに続く「第3の愛の日」。オレンジやオレンジ色の贈り物を贈る日であります。先週の月曜日4月7日は「オレンジマンデー」という言葉が話題になっていました。トランプ氏の...
八戸の縁
マネックス証券が八戸にオフィスを構えたのは、今から16年前、2008年秋のことです。コンタクトセンターを立ち上げるために場所を探していた当時、東京と陸続きであること、大学があることなど、求める条件に合致したのが八戸でした。20名弱でスタートしたオフィスは、今...
日本の暗号資産市場 10年の軌跡
ビットコインやイーサリアムといった暗号資産。名前を耳にされたことはあっても、実際にお持ちの方は、まだ決して多くはないのではないでしょうか。「怪しいものなのではないか」「仕組みがよくわからない」といった印象をお持ちの方も少なくないように思います。その背...
トランプ関税ショック、暴落に慌てるべからず
4月新年度相場入り。トランプ関税ショックで大波乱の幕開けです。先週からMoneyForwardにログインするたびにみるみる資産が減っているのには辟易としていますが、長く投資を続けているとこうしたショックはままあることです。とにかくジタバタしないことが肝要ですね。...
世界情勢の理論と現実
アメリカの関税政策や各国の応酬は、ゲーム理論でいう「囚人のジレンマ」や「チキンゲーム」の要素が重なります。協力すれば双方が利益を得られるのに、自国の不利益を恐れて対抗措置をとり続ける点は「囚人のジレンマ」に通じます。一方、互いに譲らず衝突の危険が高ま...
新年度スタート
新年度が始まりました。マネックス証券でも、新たに加わった新入社員を迎え、4月1日に入社式を開催しました。緊張と期待が入り混じるフレッシュな空気の中、毎年恒例の挨拶の機会をいただきました。その場では、「フェアネス」と「ユニークネス」を特長とするマネックス...
自己紹介
みなさん、こんにちは。今週から水曜日を担当させていただくことになりましたコインチェックの大塚です。よろしくお願いします。今回は初回なので、自己紹介をさせていただきます。私は2000年に早稲田大学理工学部に入学し、2004年に同大学院に進学して量子理論物理学を...
ミシガン大学消費者信頼感指数は信用できない?!
このところ米国のソフトデータの悪化が株式市場にも暗い影を落としていますが、3月のミシガン大学の消費者信頼感指数確報値は、速報値57.9から下方修正され57に。1年先の期待インフレ率は5.0%で速報値4.9%、前月の4.3%を大きく上回りました。また5年先の期待インフレ...
剪定
急に冷え込みましたが、ふらっと目黒川の桜を見に行きました。いつも川の両側から川面を覆うように咲き誇る桜並木でしたが、近年は少し雰囲気が違っています。剪定が施され、以前よりもすっきりとした印象に。長く咲き続けられるよう配慮された結果のようですが、少し寂...
ときには休む
2023年7月から「マネックスみんなのつぶやき」の木曜日を担当していますが、先週、初めて「つぶ休み」をいただきました。正月休みを除けば、木曜日は意外と祝日が少なく、毎週欠かさず書いてきたのですが、先週はお休みをいただけて、ちょっとホッとしました。実はその...
「また逢う日まで」…2025年度のブラック・スワン予想
エコノミストやアナリスト等は、たいてい予想レンジの平均値でコメントします。スタンスをわかりやすく発信するためにはやむを得ないのですが、一方で、投資家の方々の大きな関心事は、「外れたらどこまで行くのか」というダウンサイドリスクです。そこで今回は、確率は...
9ヶ月の宇宙滞在?!宇宙が身近になる時代到来でも…
無限に広がる静寂と孤独に果たして私の精神は耐えられるだろうか?2013年、『ゼロ・グラビティ』という映画がありました。身体ひとつで宇宙空間に投げ出されてしまった宇宙飛行士が自身の力で地球に降り立つまでの、まあ、あり得ない奇跡のストーリーですが、圧倒的な映...
物議と研究の経済学
無事に大学院博士前期課程を修了することができました。最初はものすごく長い道のりに感じていましたが、終わってみればあっという間でした。これから後期課程に進む人や就職、海外に行く人など、同期の動きは様々で刺激的です。非常に充実した時間を過ごせました。ファ...
注目したい世界の金融業界の『密かな地殻変動』
先日、トランプ大統領がFRBの金融規制担当副議長にボウマン理事を指名しました。バイデン政権で指名されたバー氏の退任で、米国での金融規制緩和への期待が一層高まりつつあります。これはトランプ氏の強烈なイニシアティブによる米国独自の動きにも見えますが、実は金...
苺と牛乳
この時期だけは牛乳を頻繁に飲みます。牛乳はきらいじゃありません。むしろ毎朝飲みたい。でも、大人になってから気がつきました。牛乳を飲むとお腹の調子が良くないことに。乳糖を分解する酵素(乳糖分解酵素=ラクターゼ)の働きが弱い、あるいは少ないタイプの人はお...
お客様感謝Day
梅の花が咲き誇るなか、ホテルでは結婚式がいくつも行われ、華やかな雰囲気に包まれた「お客様感謝Day2025」となりました。多くのお客様にご来場いただき、心より感謝申し上げます。楽屋では、パネルディスカッションに向け事前に受け付けた質問リストが共有されるので...
目まぐるしい変化の中で
寝ても覚めても、トランプ大統領の動向と世界情勢から目が離せません。特に関税政策は二転三転し、毎日のように状況が揺れ動いています。今後も一波乱、二波乱ありそうですが、アメリカは短期的な痛みをいとわず、自国にとって最善の形を追求し続ける覚悟で交渉のテーブ...
- 清明 祐子
- マネックスグループ 代表執行役社長CEO/マネックス証券株式会社 取締役社長執行役員
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2001年4月株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2013年3月 マネックスグループ執行役員、2016年6月グループ執行役、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。2020年1月グループ代表執行役COO、2021年1月グループ代表執行役COO兼CFOに就任。2021年6月グループ取締役就任、2022年4月グループ取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO就任、2023年6月より取締役兼代表執行役社長CEO(現任)。2024年1月マネックス証券取締役社長執行役員。
- 塚本 憲弘
- マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
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一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
- 大橋 ひろこ
- フリーアナウンサー
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フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。
- イェスパー・コール
- マネックスグループ株式会社 グローバル・アンバサダー
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1986年に来日後、リサーチ・投資業に関わってきた。2015年7月1日ウィズダムツリー・ジャパンの最高経営責任者(CEO)に就任し、現在はシニアアドバイザーを務める。これまで20年にわたり、米大手投資銀行のJ.P.モルガンやメリルリンチなどにおいてチーフストラジスト、リサーチヘッドを歴任し、常に日本におけるトップクラスのストラテジスト、エコノミストとして認識されてきた。日本政府の各種諮問委員会のメンバーを務めた実績を持ち、経済同友会の数少ない外国人メンバーである。また、日本語による著書には、「日本経済これから黄金期へ」、「平成デフレの終焉」、「本当は世界がうらやむ最強の日本経済」がある。
イェスパー・コールのグローバル・アイズ(※)で情報発信中。
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
- 吉田 恒
- マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
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大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。
- 大塚 雄介
- コインチェック株式会社 執行役員CBDO
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早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を担当。レジュプレス株式会社に参画(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。2014年2月に取締役に就任。2018年4月にコインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となると同時に執行役員に就任し、マーケティング・事業開発などを統括。2021年4月執行役員を経て、2023年9月より執行役員web3Cloud事業本部長。組込型の暗号資産購入サービス「Coincheck OnRamp」をはじめとするweb3Cloud事業を管掌。2024年9月より執行役員CBDOに就任。 *CBDO(Chief Business Development Officer):最高事業開発責任者