FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
続・1930年代「世界恐慌」株安と比較する
コロナ騒動をきっかけとした世界的な景気悪化について、「世界恐慌以来」と例えられるケースが増えている。
世界恐慌とは、1929年9月からの米国株の暴落をきっかけに起こった20世紀で最も長く、深刻な不況。NYダウは1929年9月から1932年まで3年近くも下落が続き、最大で8割も暴落。
その中で世界のGDPは約15%も減少。不況が最も深刻だった1932年、米国の失業者は1千万人超、給料総額は4割、賃金は6割引き下げられた。
細田哲生のテクニカルトレード分析
重要変化日4月24日、5月1日、6日も大事
【図表1】一目均衡表ドル/円日足出所:筆者作成(2020年4月21日)前回コメントでは、方向性が明確化するとは考えにくいものの、...
吉田恒の為替デイリー
1930年代「世界恐慌」株安と比較する
IMFは1930年代の世界恐慌以来の景気後退になるとの懸念を表明。その割に、株価は最近にかけ世界的に反発。
世界恐慌でも株価は下がり過ぎの反動で反発する場面はあった。最近にかけての株価反発は、そんな下がり過ぎの反動に過ぎないか、それとも今回は世界恐慌とは違うのか。世界恐慌の株価の値動きを参考にすると、NYダウが2万5000ドルを上回るかに注目。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
トランプ米大統領はドル高政策への転換を示唆、豪ドル/円は下値拾いの好機か
米ドル/円日足週間予想レンジ:107.50~110.00メインストラテジー:押し目買い・米大統領「強いドル支持」発言、ドル高政策への...
吉田恒の為替ウイークリー
株暴落アナロジーで考える米ドル/円の方向
米ドル/円も値動きが安定化。背景は、コロナ発金融市場混乱の一服か。
NYダウは最大37%まで下落率を拡大したが、先週までに18%まで縮小してきた。過去の歴史的株暴落相場との類似なら、そろそろ一時的株反発も終わりが近い。
米ドル/円の新たな方向性も、そんな株の動きが鍵か。
吉田恒の為替デイリー
「下がり過ぎ」のトルコリラとメキコシペソ
トルコリラ/円は先週にかけ最安値更新。新型コロナ感染者急増で経済への打撃懸念が主因とされる。
トルコリラ/円は90日MAからのかい離率でみると「下がり過ぎ」懸念が拡大。「大暴落」後は下がり過ぎも限定的にとどまるといった経験則は、コロナの影響で覆るのか?!
吉田恒の為替デイリー
「リ―マン後」との類似なら米ドル安は?
FRBによる米ドル資金供給拡大=米ドル安といった関係への注目が高まってきた。
2008年リーマン・ショック後も似た局面だった可能性があったが、その時のプライスパターンを参考にしたら、年末へ90円割れを試す動きに向かう可能性?!
Kettyが解説 英ポンド概況
経済刺激策によりマーケットは安定、ポンドの動きは限定的だが今後も動向に注意
ポンドドル (1.20120~1.29100)4月16日〜4月22日までアナリシス:皆さま、こんにちは!2週間前のレポートでは、WHOが数日間でコ...
吉田恒の為替デイリー
続・「ソロス・チャート」の米ドル一段安示唆
「100年に一度の危機」が続く中で、2008年12月に政策金利をほぼゼロまで引き下げ、ついに伝統的な金融緩和の限界に達したFRBは、2009年3月に、QE(量的緩和)という非伝統的金融緩和に踏み出した。これは、FRBが長期国債などを購入することで資金供給を拡大する政策である。
それを、かつて「ヘリコプター・ベン」と呼ばれたベン・バーナンキFRB議長が、まさに「ヘリコプターからお金をばらまく」ように、大規模に実施する中で、最高値から半分以下まで下落していたNYダウもついに大底を打った。ただし、それにより米ドル資金が大量にあふれ、それは為替相場に影響した可能性があった。今回も類似?!
吉田恒の為替デイリー
「ソロス・チャート」の米ドル一段安示唆
「コロナ・ショック」といった「超有事」を受け、基軸通貨・米ドルの資金供給が未曽有の規模で展開している。
今回ほどではないが、「有事」での米ドル資金供給拡大となったのは、2008年リーマン・ショック後だった。当時は、むしろ危機一服後に、米ドル下落拡大となったが、今回は?!
細田哲生のテクニカルトレード分析
4月24日を重視、方向性は明確化しない
【図表1】一目均衡表ドル/円日足出所:筆者作成前回コメントでは各均衡表を整理し、重要変化日である4月9日からの騰落よりも、2...
吉田恒の為替デイリー
豪ドル/米ドルのシナリオを考える
豪ドル/米ドルは3月以降の原油急落につれて急落したが、記録的な下がり過ぎに。最近にかけての反発は、下がり過ぎ修正が主因か。
下落トレンドが展開する中での一時的な反発は52週MA(足元で0.67ドル程度)前後までがせいぜい。この先の豪ドル/米ドル反発は限られる可能性。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は「有事の円売り」につながらずまだら模様、豪ドル/円は続伸
米ドル/円日足週間予想レンジ:107.50~110.00メインストラテジー:押し目買い・「恐怖のドル買い」の一服があってもドル全体と...
吉田恒の為替ウイークリー
「リーマン・ショック」等を参考に株と為替を考える
3月下旬から世界的に株価も反発傾向となる中で、先週の米ドル/円も底固い展開となった。では、この株反発はまだ続くかといったテーマを中心に、今回は考察した
過去の似たケースなどを参考にすると、株価は安値圏での一進一退が続き、この先安値更新の可能性も残っているのではないか。それなら、為替はリスクオフの円高が焦点か
吉田恒の為替デイリー
米雇用統計「悪化シナリオ」を検証する
為替市場でも注目される米国の雇用統計は、「コロナ・パニック」が広がる中で3月分も劇的な悪化となった。では、雇用はどこまで悪化するのか。「リーマン・ショック不況」や大恐慌のケースを調べて考えてみる
吉田恒の為替デイリー
「下がり過ぎ」の豪ドル/円、今後のシナリオ
豪ドル/円は一時60円割れとなったが、足元は70円近くまで反発してきた。これは、「下がり過ぎ」の反動の影響が大きかっただろう。
ただ過去の似たケースを参考にすると、反発も足元73円程度の52週MAまでは届かず、改めて59円の安値を試しに行く可能性は残っているのではないか。
Kettyが解説 英ポンド概況
ポンド円は1時間足、4時間足レベルではアップトレンド、4時間足以下でトレンド継続となるか
ポンド/円(129.00〜141.60) 4月9日〜4月15日までアナリシス:新型コロナウイルスの最近の為替への影響を見てみると、まずアメ...
吉田恒の為替デイリー
「原油ショック」修正で株高・円安?!
9日予定のOPECプラス会合が注目されている。原油相場は依然記録的な下がり過ぎが続いているため、その修正で反発要因に反応しやすい状況にありそう
3月以降の「原油ショック」は、コロナ感染懸念とともに、株安、リスクオフ拡大の材料になっていただけに、原油相場の反発は株高材料、それに連れた米ドル/円反発要因になる可能性
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
膨大な債務が次なるリスク?下落止まらぬ新興国通貨
ドル不足によるドル高は終わった?
新興国債務ショックも?!
新興国の新型コロナウイルス問題の現状と、債務、通貨について