FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
米ドル売り介入の上限は外貨準備1割が目安か
9月13日CPI発表前後で大きく変わったのは米利上げ見通し。それは最近の場合、米ドル/円の見通し上方修正にも直結する。
米利上げ見通しの上方修正を通じ、1998年米ドル高・円安の値147円台更新の可能性が高まったことから、円安阻止介入へ一歩踏み出したということではないか。
吉田恒の為替デイリー
「アベノミクス」を上回るペースの円安
今回の米ドル高・円安は、最大変動率ではまだ「アベノミクス円安」を下回っているものの、一方で「年間変動率」で見ると、既にそれも大きく上回ってきた。
このような「記録的な円安」は、「新たな円安時代の始まり」と考えるより、経験的には「行き過ぎた動き」として警戒する必要があるのではないか。
吉田恒の為替デイリー
金利差という短期的米ドル買いの「障害」
ユーロ/米ドルなどに顕著だが、最近にかけて金利差と米ドル高のかい離が目立っている。
速やかに金利差が米ドル高を正当化できなければ、さらなる米ドル買いの「障害」になる可能性あるだろう。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は行き過ぎたドル高が一旦修正され、豪ドル/円は豪ドル優位性の発揮で一段高も
米ドル/円 日足週間予想レンジ:139.50~143.50メインストラテジー:戻り売り&レンジ取引・米ドル高の行き過ぎが鮮明に・米ド...
吉田恒の為替デイリー
米ドル高・円安「行き過ぎ」の再点検
米ドル高・円安は、5年MAかい離率などで見ると、過去の円安トレンドのピークに接近してきた。また90日MAかい離率で見ると、先週は短期的な米ドル「上がり過ぎ」懸念も再燃していた。
一方、CFTC統計の投機筋のポジションを見る限り、円の「売られ過ぎ」懸念はまだそれほど強くない。
吉田恒の為替ウイークリー
「怒涛の円安」が145円寸前で一服した理由
先週の米ドル/円は145円寸前まで一段高、「怒涛の円安」が急拡大した後に、一時は141円台まで米ドルが急反落となった。急過ぎた米ドル高・円安の反動が入ったようだ。
週足で米ドルが長い「上ヒゲ」となったことで、急ピッチの米ドル高・円安も一服の可能性。ただ米大幅利上げ観測が続く中、140円を大きく割り込むような米ドル下落リスクの拡大も考えにくそう。
高いボラティリティが続いていることも踏まえると、今週は139.5~144.5円中心での展開を予想。
吉田恒の為替デイリー
円安を巡る財務省と日銀の温度差
止まらない円安を受け、9月8日に開かれた財務省、日銀、金融庁の3者会合の後、財務省の神田財務官は「為替市場において必要な対応を取る準備がある」などと述べた。これは、普通なら為替介入を行う覚悟を決めた時に使う表現。
ところが、3者会合は声明を発表しなかった。これには3者会合への日銀からの参加者、為替の知識と経験がある「スーパーレディ」の影響も注目される。
吉田恒の為替デイリー
米ドル急騰「一服」2つのシナリオ
今週に入ってから米ドル高・円安が急加速した。
この数ヶ月間で、加速した米ドル高・円安が一服した代表例は4月下旬と7月中旬。この2つのケースを参考に、足元の米ドル急騰が一服するシナリオを考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
米大幅利上げを後押しする3Q景気回復
米国では第2四半期まで2四半期連続マイナス成長となったが、GDP予測モデルの第3四半期(3Q)予想は2%以上に回復してきた。
FRB大幅利上げにもかかわらず米景気が回復すると、インフレ是正の障害になる可能性がある。その場合、FRBは当面大幅利上げ姿勢を緩められず、それは米ドル高を後押ししそう。
吉田恒の為替デイリー
米ドル高・円安、「145円」と「150円」の違い
米ドル高は、5年MAかい離率で見ると、145円はまだ「経験内の米ドル上がり過ぎ」だが、150円は「未体験の米ドル上がり過ぎ」。ただ、購買力平価との関係では、既に足元でも「飛び抜けた米ドル上がり過ぎ」。
FRBはインフレ対策で大幅利上げを続けているが、それに行き過ぎた米ドル高も重なり、米景気が急悪化に転換するタイミングこそが、行き過ぎた米ドル高の反転、そしてそれがどの程度急激な動きになるかの目安となりそう。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は米ドル高基調が続き、豪ドル/円はレンジ変動の可能性が強まるか
米ドル/円 日足週間予想レンジ:138.00~140.50メインストラテジー:戻り売り・米雇用統計は予想通り・大幅利上げ予想は鎮火・...
田嶋智太郎の外国為替攻略法
暫くは米ドルの上値が押さえられやすい展開が続くか
米ドル/円が140円の節目へ
8月の米消費者物価指数に注目
パウエル議長のジャクソンホール講演は現実味を増すか
米ドル/ユーロは強含みの可能性
吉田恒の為替ウイークリー
9月の米ドル/円を予想する
FRBが大幅利上げ方針を維持し、それを参考にする米2年債利回りに米ドル/円が連れるといった構図が続く中では、当面米ドルの下落は限られ、高値を模索する展開が続きそうだ。
ただ145円前後になると、米ドルは短期、中長期ともに「上がり過ぎ」懸念が強まるため、ちょっとしたきっかけでも行き過ぎの反動から米ドル反落リスクが高まりかねない。
9月の米ドル/円予想レンジは137.5~145.5円
吉田恒の為替デイリー
米ドル高・円安とレーバー・デー「アノマリー」
欧米のトレーダーにとって実質的な夏休み明けとなるレーバー・デー明けから、相場は一方向へ大きく動き出す傾向があった。
2022年は例年と異なり「夏枯れ知らず」で歴史的米ドル高・円安が展開しているが、9月5日のレーバー・デーが終わり、名実ともに本格的なトレード局面に移行することで、米ドル高・円安が一段と広がる可能性に一応要注意。
吉田恒の為替デイリー
「雇用統計相場」を予想する
8月の「雇用統計相場」は、NFPなどが「ポジティブ・サプライズ」となったことを受けて米ドル一段高となった。この「雇用統計相場」以上の大相場となったのが、7月CPI発表を受けた米ドル急落だ。
このように注目指標の結果へのリアクションが大きくなっている。今回の雇用統計発表では、「先行指標」ADP統計の「ネガティブ・サプライズ」の影響も一部で警戒されている。
吉田恒の為替デイリー
なぜ株安でも円高にならなくなったのか
リスクオフ(株安)局面では「安全資産」として円が選好されてきたが、最近にかけてそれは大きく崩れた。
これには、ロシアによるウクライナ侵攻といった安全保障要因や米金利の影響などが考えられる。株安でも円高にならなくなったことは、円安を加速させ、「歴史的円安」が起こった1つの側面になったのではないか。
吉田恒の為替デイリー
政治との関係で考える円安阻止介入
日本の円高、円安阻止といった為替介入出動には、これまで政治の影響も小さくなかったようだ。
重要な国政選挙がしばらくない「黄金の3年」の中では、政治的に為替安定への期待は高まらず、円安阻止介入の動機としては、記録的円安、1998年の147円更新前後が1つの目安か。
吉田恒の為替デイリー
1998年以来「140円超の円安」を考える
1998年以来の140円超の米ドル高・円安に迫る動きとなっている。これは、1998年と同様に米ドル高・円安の「行き過ぎ」懸念がかなり強くなっていると言えそうだ。
1998年の場合は、米ドル高・円安が終了すると、行き過ぎの反動から米ドルは大暴落となったが、それはリスクオフがきっかけだった。今回の米ドル安への転換が緩やになるか急激になるかは「××ショック」のようなことが起こるかが左右するのではないか。

