田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
7‐9月期以降の成長・拡大が期待される米国経済
先週30日に発表された4―6月期米GDP(速報値)は前期比年率+2.3%と、事前の市場予想(+2.5%)は下回ったものの、全体としてまずますの結果になりました。ことに個人消費や輸出、住宅販売の...
原油安と米国経済の関係を考える・・・
昨日(28日)付の日本経済新聞夕刊(1面)に『原油安 鋼材輸出に影』という見出しが躍りました。昨年(2014年)秋以降の原油安によって米国で石油・ガスの採掘に関わる企業の業績が悪化し、結...
ユーロ/ドルはダブルトップ完成で一段の下落へと向かうのか?
ようやくギリシャ情勢は一旦落ち着いたものの、なおもユーロ/ドルは下げ基調の只中にあると言えます。本欄の7月1日更新分において、筆者は「(3月半ば以降に形成された)上昇チャネル下辺を明...
ドル/円相場は再び「晴れ」の局面を迎える!?
前回(7月8日)更新分の本欄では、ドル/円の下値支持について「121.85-122.00円の下値支持ゾーンを明確に下抜け、さらに89日移動平均線(89日線)まで下抜けるといった展開になれば、当面は120...
ドル/円は122円近辺の下値支持ゾーンを死守できるか?
今、まさにドル/円は121.85-122.00円という下値支持ゾーンの攻防を続けています。本欄の6月17日更新分でも注目したように、同水準は「一つの節目として意識されやすい」ところであり、同時に非...
ユーロ/ドルのリバウンド局面は終了へと向かうのか?
ギリシャの国際通貨基金(IMF)に対する15億ユーロの債務返済が「6月30日の期限までに行われなかったことを確認した」とIMFは発表しました。こうなる可能性が濃厚となった今週の週明け29日、ユ...
ドル/円に「125円台の壁」は存在するのか?
今週22日、23日の2日で日経平均株価は635円余り上昇し、本日(24日)も執筆時点においては前日終値比プラスでの推移となっています。まさに目を見張るほどの値上がりであり、そこには過去に例を...
目下のドル/円は21日移動平均線の攻防
前回の本欄は、例の黒田日銀総裁発言が飛び出す前に執筆した原稿を、そのまま更新していただきました。当時のドル/円は、言わば"熟し切った柿の実"のような状態にあったわけで、仮に黒田発言が...
しばしドル/円には時間調整が必要になりそう...
先週5日に発表された5月の米雇用統計が強めの結果であったことを受け、ドル/円は一時125.85円まで上値を伸ばす場面がありました。振り返れば、5月の半ば過ぎあたりからドル/円は一気に騰勢を...
今後のユーロ/ドルの戻りは自ずと限られる!?
昨日(02日)、ドル/円は一時125.03円まで上値を伸ばす場面があったものの、125円台での滞在時間は非常に短く、大きな節目にトライしたことの達成感もあって、ほどなく失速する展開となりまし...
今後想定されるドル/円の上値目標は?
ついにドル/円が今年3月高値=122.02円を上抜け、一気に123円台へと上値を伸ばしてきました。正直、筆者は個人的に「昨年12月初旬からのこう着状態が、あと1か月ぐらいは続くのではないか」と...
そろそろユーロ/ドルの戻りは一巡するのか?
今年(15年)3月18日更新分の本欄で、筆者はユーロ/ドルについて「一旦は下げ渋りやすくなる可能性があり、場合によっては一定のリバウンドが生じることもあり得る」と述べました。そして実際...
ドル/円が現在のもみ合いから抜け出すのはいつのことか?
ドル/円が現在のもみ合いから抜け出すのはいつのことか?今年(15年)1月21日更新分の本欄で、筆者は以下のような注目点を挙げました。*昨年(14年)12月高値からのドル/円の値動き(121円台...
足下では先行き不透明な事案も数多い・・・
目下の市場には、どちらかと言えばリスク・オン(選好)のムードが拡がっており、中国株の急騰を横目にしながら、日経平均株価も連日で大幅高を演じるといった展開になっています。しかし、実際...
米住宅が本格回復なら、いよいよ利上げのタイミング!?
依然としてドル/円は、上値が重い一方で下値も相当に堅いという方向感の見出しにくい展開を続けています。もちろん最大の要因は、約10年ぶりとなる米利上げの時期に関して市場の見方が大きく分...
ドル/円の方向感は今しばらく見出しにくい・・・
先週3日に発表された米3月雇用統計の結果を受けて、一時119円割れの水準まで下押していたドル/円ですが、一昨日(6日)のNY時間あたりから俄かに反発・上昇の勢いが強まりはじめ、昨日(7日)...
ドルの下値には一応の警戒が怠れない!?
このところ本欄では、ドル/円の「上昇チャネル」とユーロ/ドルの「下降チャネル」を注視し続けています。前回更新分の本欄で、ドル/円に関しては「目先、チャネル下辺(1月16日安値と3月18日...
FOMC通過後のドル売りの流れはどこで止まる?
先週17―18日に行われたFOMCを通過し、その後の市場は基本的にドル売りの反応を見せています。一口に言えば、やはり「事前の市場は(6月米利上げの可能性大という)一方向に偏り過ぎていた」と...
なおもユーロ/ドルは下げ続けるのか?
ついに昨日(17日)から、2日間に渡って行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)の幕が切って落とされました。果たして、本日(18日)のNY時間に明らかとなる声明文やイエレンFRB議長会見の内容は...
当面のドル/円はチャネル内での推移を続ける!?
前回更新分では株価の話題に触れました。ポイントは「日経平均株価の19000円処はダブルボトム完成後の最初の上値目標と考えられ、そのあたりの水準では目先的に上昇一服となりやすい」というこ...