田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
ドル/円は分厚い上値の壁を突破できるか?
前回更新分の本欄で、ドル/円について「今年1月半ば以降、ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム(逆三尊)を形成していると見ることもできる」と述べました。ここで、あらためて下図において...
そろそろドル/円の調整も終盤に!?
前回更新分の本欄では、先週3日に行われたイエレンFRB議長の講演について「事前に期待が盛り上がり過ぎると、一旦は失望の反応が見られる可能性もある」と述べました。そして実際、イエレン氏の...
米3月利上げの期待が市場で俄かに高まっている
足下で、米3月利上げの可能性に対する市場の期待が俄かに強まってきました。実際に昨日(28日)、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は「3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げに...
さらに拡がる!?豪ドル/円の上値余地
前回の本欄では、ユーロ/ドルについて一目均衡表の日足「雲」下限の水準まで下押してきている点に触れ、このあたりで「一旦は下げ渋りやすいとの見方ができるが、当面の戻りは自ずと限られる」...
再び下落基調を強めるユーロ/ドル
前回の本欄で想定したとおり、ドル/円は先週7日に一時111.59円まで下押した時点で一目均衡表の週足「雲」上限や89日移動平均線(89日線)などにサポートされる格好で底入れ・反発し、今週13日...
気になるドル/円相場の目の付けどころは?
前回の本欄でも述べたように、去る1月31日に米大統領が日本の政策スタンスについて通貨安誘導と発言したことにより、市場は今週10日の日米首脳会談においても、為替政策に関する一段と踏み込ん...
米新政権による経済政策の具体像を見定めたい
米大統領の一挙手一投足が、国際金融相場全体を大きく揺さぶる展開が続いています。昨日(31日)もホワイトハウスで製薬会社幹部と会合した米大統領が「中国や日本が市場で何年も通貨安誘導を繰...
ユーロ/ドルのリバウンドはどこまで?
前回更新分の本欄では、当面のドル/円の下値の目安について考察しました。なかで、本来は「112.50-60円処」と表記すべきところを「125.50-60円処」とするタイプミスがございました。ここに謹ん...
調整ムードが色濃いドル/円の行方は?
前回更新分で想定したとおり、目下のドル/円は一時調整の局面に突入しており、昨年11月以降にスタートしたトランプ相場は、ここで一旦"壁"にぶつかるような状況となっています。下図にも見られ...
トランプ相場も一旦は小休止?
前回更新分で述べたように、2017年の幕開けは昨年11月以降にスタートしたトランプ相場の勢いを引き継ぐ明るいムードのなか、ドル/円が一旦は118.61円まで上値を伸ばして昨年12月高値=118.67円...
2017年の幕開けは全体に明るいムード
謹んで新春のお慶びを申し上げます。いよいよスタートした2017年相場は、前年に行われた米大統領選以降の流れを引き継ぐ形で、米・日株価やドルなどが強めの展開となっており、昨年の年初とは真...
過去のドル/円の価格推移を振り返る・・・
2016年の年の瀬にあたり、ここで過去のドル/円の価格推移を振り返って、現在の「水準感」といったものを再確認しておきたいと思います。これは多分にテクニカル分析の手法を用いることとなるわ...
米国経済成長の素地は一段と整ってきている・・・
昨日(20日)、日銀金融政策決定会合の結果と黒田総裁会見の内容が明らかとなり、これで年内の注目イベントをすべて通過しました。振り返れば、12月に行われた欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備...
非常に重要な節目に到達した豪ドル/円
トランプ次期米大統領の経済改革に対する期待はなおも冷めやらず、昨日(12月13日)も米株市場では主要3指数が揃って史上最高値を更新する展開となりました。NYダウ平均に至っては、もはや2万ド...
ついにドル/円は31カ月線を上抜けた!
11月30日のNY時間の終値ベースで、ついにドル/円の月足ロウソクは31カ月移動平均線(31カ月線)を上抜けることとなりました。前回更新分でも月足チャートの重要性については触れていますが、こ...
中期的なドル高基調は継続する!?
先週25日にドル/円は一時113.90円まで上値を伸ばし、そこで一旦「上げ一服」といった状況になっています。以前から本欄では「ドル/円の月足に注目」と繰り返し述べてきましたが、あらためて月...
トランプノミクスでドル高・円安へ!?
米国第45代大統領にドナルド・トランプ氏が就任する運びとなりました。選挙前の段階では、同氏が勝利すれば世界の株価は急落し、ドルは徹底的に売り叩かれると見る向きも少なくはありませんでし...
潜在的に存在する"円安の芽"とは?
ついに米大統領選の投開票がスタートしました。ニューヨーク・タイムズ紙の分析によりますと、一つの山場は日本時間の9日午前11時(米国東部時間の午後9時)とされていますが、本稿はスケジュー...
米大統領選前後のドル/円をどう見るか?
昨日(1日)、米ワシントンポスト紙とABCテレビが実施した世論調査でトランプ候補の支持率がクリントン候補のそれを上回ったと伝わり、市場には一気にリスクオフのムードが拡がることとなりまし...
米大統領選後のドル/円は上値余地を拡げる!?
この一週間は、とくにユーロ/ドルの下げが目立つ相場展開となりました。本欄の10月12日更新分で想定したとおり、先週20日にECB理事会が行われる前の段階で1.0950ドルの水準まで下押し、さらにE...