田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧
株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。
隔週月曜日に更新
ついにユーロ/ドルは弱気基調に転換した!?
先週8日に行われた欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見で、ドラギ総裁が追加緩和の可能性をあらためて示唆したことにより、以降のユーロ/ドルは大きく値を切り下げることとなりました。昨日(13...
今、まさにドル/円は瀬戸際の状態にある!?
ゴールデンウィーク(GW)明けの本日(7日)、日経平均株価は前営業日終値比で大幅安の水準からスタートし、執筆時点には14200円を下回る水準まで下押しています。前回(4月30日)更新分で述べ...
なおも日経平均株価の弱気トレンドは継続!?
本日(30日)は、日銀金融政策決定会合の結果ならびに日銀展望レポート(基本的見解)が公表される予定となっており、執筆時の市場には様子見ムードが拡がっています。金融政策の基本方針につい...
ユーロ/ドルが描く波形に基調転換の兆し?
今回は、久しぶりにユーロ/ドルの行方について分析を試みたいと思います。それは、ここにきてユーロ/ドルの価格推移に、ようやく基調転換の兆しが現れはじめてきたのではないかと考えるからです...
日経平均株価の下値余地拡大はドル/円にとっても調整圧力
ドル/円は、このところ本欄で注目してきた「2月初旬から形成されている上昇チャネル」の下限をいまだ明確に下抜けていません。つまり、なおもチャネル内での価格推移が続いているということにな...
ドル/円が本格的に勢いづくのは、まだ少し先のこと?
今回は、本欄の前回(4月2日)更新分の内容をおさらいし、その後どのような展開になったのかをしっかり確認しておきたいと思います。前回は、主にドル/円の価格推移から見出される一目均衡表の...
あらためて確認したい!一目均衡表の「雲」と「遅行線」の関係
消費増税実施2日目の本日(2日)、ドル/円は3月7日高値=103.75円を上抜け、日経平均株価は取引時間中に15000円台を回復するなど、正直、想定していたよりも円安・株高方向へやや傾いた展開と...
株価睨みのドル/円には下値リスクへの警戒も必要か?
周知の通り、先週行われたFOMC後のイエレン発言を受け、ドル/円は一時102.68円まで上昇したわけですが、その後は再び膠着状態となっています。3月末・四半期末・決算期末・消費増税まで秒読み....
もはや2月初旬からのドル/円のリバウンドは終了したのか?
前回更新分の本欄では、ドル/円との強い連動性が認められる日経平均株価の行方について分析を試み、幾つかのポイントを押さえたうえで「すでに2月6日からのリバウンドは終了した可能性もないで...
日経平均株価の戻り終了ならドル/円も再び調整局面へ?
3月も中旬に差し掛かり、いよいよ4月からの消費増税も秒読みとなってきました。そこで最も気になるのは、やはり「増税後の日本の景気はどの程度落ち込むのか?」ということでしょう。3月11日付...
月足チャートでドル/円相場を分析とすると・・・
前回の本欄で想定したとおり、ドル/円は先週末から今週明けにかけて一目均衡表(日足)の「雲」下限を明確に割り込み、「三役逆転(=陰転)」の弱気シグナルが点灯することとなりました。足下...
今まさにドル/円は一つの正念場を迎えている!?
今回は、やはり足下のドル/円の状況に触れておかなければなりません。それは、今まさにドル/円が「一つの正念場を迎えている」と考えられるからです。周知のとおり、今年の年明けからドル/円...
ドル/円の調整は日経平均株価の調整と共鳴し合う!?
本欄のなかで筆者は、ドル/円について「直近(今年1月2日)高値=105.44円をもって約2年に及んだ5波構成の強気相場が終了し、以降は本格的な調整局面にある」という見立てを前提に今後の相場を...
現在ドル/円に生じているリバウンドの動きは自ずと限られる!?
今年の年初から2月初旬まで大きく値を下げたドル/円ですが、この一週間ほどは基本的に一定の戻りを試す動きが続いています。振り返れば、ドル/円は2月3日に終値で一目均衡表の日足「雲」下限...
総合的に考えると今後はユーロ/円に一段の下落リスク!?
年明けから今日に至るまで、グローバルマーケットはまさに大荒れの展開。昨年を通じて見られたドル/円・クロス円上昇、日米株価上昇といった傾向に明らかな逆流が生じています。もちろん、これ...
ついにドル/円は本格的な調整局面に突入した!?
先週23日、ドル/円はアルゼンチンペソをはじめとする新興国通貨の急落をきっかけに大きく下落することとなりました。翌24日には1月13日安値=102.85円をも下抜け、そこから下げの勢いは加速。...
ユーロ/円の行く手に垂れ込める暗雲
前回更新分の本欄では、年明け以降のユーロ/ドルの値動きと21日移動平均線(21日線)の関係について触れました。結局、その後のユーロ/ドルは終値で21日線を上抜けることができず、むしろ同線に...
なぜ、21日移動平均線(21日線)が重要なのか?
前回更新分の本欄で、筆者はドル/円の今後について「21日移動平均線(21日線)が下値サポートとして機能し続けるかどうか」に注目しておきたいと述べました。そして、後にドル/円は21日線を明...
当面はドル/円の第5波の終点を見定めることが重要!?
明けましておめでとうございます。年頭にあたり、本年も引き続いて本欄をご愛読くださいますよう心よりお願い申し上げます。さて、新年最初の更新となる本欄では、やはりドル/円の動向に触れて...
2014年もテクニカル分析の「教科書」が大活躍!?
年の瀬にあたり、今年の外国為替相場を振り返ってみますと、何より強く印象に残ったのは「例年にも増して、2013年の相場はテクニカル分析の『教科書』に記されたセオリーに非常に忠実な値動きが...