田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧

株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。

隔週月曜日に更新
田嶋智太郎の外国為替攻略法
米企業の求人=過去最高が意味するのは?
昨日(8日)、米労働省が発表する『米求人・労働異動調査(JOLTS)』の結果が久方ぶりに日の目を見ることとなりました。最新の6月分において、米企業の「求人」件数が統計開始以降最高(過去最...
ドル/円の値動きは2017年を通して小幅に留まる!?
2017年も後半に突入して早や久しいわけですが、足下のドル/円相場を見ていると、どうやら今年は年初から想定されていたとおり「1年を通じて比較的限られた値動きに留まる」ということになりそ...
ユーロ/ドルは「フラット型」の保ち合いから上放れるか?
周知のとおり、ここにきてユーロ/ドルの値動きが目立って急になってきています。昨日(25日)は一時的にも1.1712ドルまで急騰する場面があり、約2年ぶりに2015年8月高値と顔合わせするような格...
7月もドル/円の月足「雲」に要注目!
先週12日に米下院にて行われたイエレンFRB議会証言の内容やその後に発表となった幾つかの米経済指標の結果などにより、足下でドルを取り巻く相場のムードは一変してしまったような感もないでは...
基本的にドルは強気の流れ継続!?
前回更新分の本欄では、ドル/円について「一つに31週移動平均線(31週線)をクリアにブレイクできるかどうかに注目」、「(次に)今年の3月高値と5月高値を結ぶレジスタンスラインをクリアに上...
ドル/円の強気の流れはなおも継続
先週末(30日)で6月が終わり、その時点で個人的に何より確認したかったのはドル/円の月足・終値が一目均衡表の月足「雲」上限より上方の位置に留まったかどうかということでした。結果的には...
足下のユーロの動意はホンモノか?
前回更新分の本欄では、ドル/円の行方について「目先は(一目均衡表の)日足『雲』の下限から上限を突き抜けて、そこから一段の上値余地を拡げる展開となって行くかどうかが一つの焦点」と述べ...
当面のドル/円の戻りはどこまで見込める?
ちょうど一週間前の先週14日、ドル/円は一時的にも108.80円まで値を下げる場面を垣間見ることとなりました。週足で見ると、同水準が先週の安値になったわけですが、そこには62週移動平均線(62...
ジワジワと膨らむ!?米賃上げ期待
先週8日に行われた複数の重要なリスクイベントは、いずれも極端なドル売り材料とは見做されず、むしろ前日(7日)あたりからドルは一旦買い直される展開となりました。ECB理事会については、事...
当面のドル/円の下値余地は?
目下の市場の関心は、明日(8日)行われる複数の重要なリスクイベントに集中しています。周知のとおり、それはECB理事会、英総選挙、コミー前FBI(米連邦捜査局)長官の議会証言などであり、場...
ユーロを取り巻く現況を再認識しておきたい
前回更新分の本欄では、ユーロ/ドルの当面の上値の目安について「1.1300ドル処が大方の考える当座の上値目標なら、同水準近辺に到達した後、そこで当座の目標達成感が拡がって一旦は調整局面入...
ユーロ強気の流れはどこまで続く?
昨日(23日)付の日本経済新聞夕刊「ウォール街ラウンドアップ」のコーナーに『トランプ氏退任を語る楽観』というタイトルで非常に興味深い話題が取り上げられていました。NY総局の山下晃氏によ...
ドルの調整ムード強まる
ここにきて、日々発表される米経済指標の結果に事前の市場予想を下回るものが目立っています。先週12日に発表された4月の米小売売上高や同消費者物価指数、今週15日に発表された5月のNY連銀製造...
ドル/円は基本強気の流れのなかにある
日本の大型連休と5月7日に行われた仏大統領選・決選投票を通過し、ことにドル/円のチャート・フェイスから受ける印象は一変することとなりました。まず再確認しておきたいのは、ドル/円の月足...
リスク警戒感の高まりに伴う円高は一服
周知のとおり、4月23日に行われた仏大統領選の第1回投票において中道系独立候補のマクロン氏と国民戦線党首のルペン氏が5月7日の決選投票に進むこととなり、世論調査ではマクロン氏がルペン氏よ...
ユーロ/ドルと日足の基準線との関係に要注目!
前回は、ドル/円の月足チャート上に描画した一目均衡表に注目し、月足「雲」上限の水準(現在は109.00円)を下抜けるかどうかが当面の焦点の一つと述べました。その後のドル/円は一時(17日)...
ドル/円の月足「雲」に再注目!
足下の市場では、朝鮮半島を巡る地政学的リスクの高まりを主因とした"リスク回避の円買い"の流れがにわかに加速し、ついにドル/円は110円処の心理的節目を割り込むこととなりました。本来、米...
低迷するドル/円相場の当面の注目点
前回更新分の本欄で「最近の米国では自発的離職者の数が増加しており、いずれ個人消費の流れは太く強くなって行く」と述べました。実際、先週30日に発表された米10―12月期GDP・確報値は前期比...
ドルや豪ドルの背後にある前向きな事実も念頭に...
前回更新分の本欄で、ドル/円について「(場合によっては)50%押し=110円あたりの水準が視野に入ってくるようになる可能性も否定はできない」などと述べました。実際、今週27日にドル/円は...
相場つきが一変したドル/円の当面の下値は?
先週14-15日に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)を境にして、ドル/円の相場つきは一変してしまったとの感があります。3月10日に直近高値の115.51円まで上値を伸ばしたドル/円は、FOMCの...