田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧
株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。
隔週月曜日に更新
株価が一時調整入りならドル/円の上値は押さえられやすい!?
あらためて言うまでもありませんが、外国為替相場の行方を考えるうえにおいて、株価は非常に重要な要素の一つです。実際、昨日(3日)の朝方にドル/円が一時120.26円まで上値を伸ばすこととな...
レンジ相場ではオシレーター系指標を参考にするのも一考
昨日(24日)、米上院銀行委員会が開いた公聴会においてFRBのイエレン議長が議会証言を行いました。前回更新分の本欄で「コメント次第では、市場が大いに動意づくこともあり得る」と述べました...
FRBの雇用判断こそが中長期的な相場のトレンドを左右する!
先週10日、11日にドル/円は、それまで上値の重石となっていた一目均衡表(日足)の「雲」上限ならびに三角保ち合い(トライアングル)の上辺を上抜ける展開となりました。とはいえ、この2日間...
ドル/円の保ち合い状態は一体いつまで続くのか?
前回更新分で「ユーロ/ドルの下落には一旦調整が入りやすい」と述べました。実際、ユーロ/ドルは1月26日に一時1.1098ドルの安値を付けて目先底打ちし、昨日(3日)は一時1.1500ドル台を回復す...
ユーロ/ドルの下落には一旦調整が入る可能性も・・・
よく「選挙は水物」などと言われますが、ギリシャの総選挙に関しては以前から「急進左派連合(SYRIZA)が第一党に躍り出て反緊縮政権誕生の可能性が高い」とされてきた経緯があり、実際の結果も...
ドル/円相場はしばらくもみ合いの状態を続ける...?
昨日(20日)、ドル/円の終値は辛うじて一目均衡表(日足)の「雲」上限を上抜けることとなりました。新発10年物国債の利回りが初めて0.1%台にまで低下したことや、本日(21日)の日銀金融政...
複数の弱気シグナルが同時に点灯したドル/円の行方は...?
前回(1月7日)更新分で想定したとおり、足下のドル/円にはチャート上、複数の弱気シグナルが同時に点灯する状況となってきました。よって、当面は押し目買いの良きタイミングをうかがいたいと...
ドル/円に再び押し目買いの好機到来?
新年あけましておめでとうございます。年明けの金融市場は少々波乱含みの展開となっており、何やら昨年の今時分の状況と少し似たところがあるようにも思われます。振り返れば、昨年の年明けはア...
改善傾向が強まる米消費マインドの今後に注目!!
前回の本欄で、ドル/円の12月16日安値=115.57円について「ここは押し目買いの好機となる可能性がある水準」と述べました。実際、ドル/円は同安値を底に切り返し、足下では再び120円台に乗せる...
ドル/円に押し目買いの好機到来か?
前回(12月10日)更新分の本欄では、ドル/円について「目先は一目均衡表(日足)の転換線と11月3日以降に形成された上昇チャネルの下限(サポートライン)を終値ベースで下抜けるかどうかに注...
目先的にはドルの上昇もとりあえず一服か?
週明け8日の早朝、ドル/円は前週末に発表された米雇用統計(11月)の強気サプライズの流れを汲んで一時121.85円まで上値を伸ばす場面がありました。しかし、反落後は徐々に下値を切り下げる展開...
米利上げが現実味を帯び、相場に変化をもたらすのはいつ頃か?
周知の通り、このほど石油輸出極機構(OPEC)が原油の減産を見送ったことで、原油の国際価格が軒並み大幅に下落する状況となっています。原油価格の下落は、実に様々な方面に大きな影響をもたら...
当面はECBの出方を慎重に見定めたい!
前回更新分の本欄では、ドル/円の現在水準と5年移動平均線とのかい離率に注目し、その水準が過去最高を記録した98年7月の+31%に迫るものとなっていることから、ここもとの円安・ドル高のペー...
ドル/円の5年移動平均線かい離率は過去最高を更新するか?
一昨日(17日)のドル/円は「本邦GDPショック」に伴う株価の大幅下落によって一時115円台半ばまで値を下げる場面もありましたが、同日と昨日(18日)の日足ロウソクの足形からは、もう一段の上...
株価のフェアバリューを念頭に置きながらドル/円と向き合う
10月下旬のFOMCや日銀会合、そして先週のECB理事会、米雇用統計発表など、相次いだ重要イベントを通過し、少しは相場も落ち着きを取り戻すかと思いきや、昨日(11日)の昼過ぎ(日本時間)あた...
今後のドル/円の行方を多面的に考える必要
日銀によるサプライズ緩和の衝撃は、相場のムードを一変させ、今後の行方を予想するうえでの前提をも大きく変えてしまうこととなりました。追加緩和の必要性については以前から多くの支持があり...
FOMC通過後、ドル/円相場の表情の変化に要注目!
ついに10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の日程に突入しました。市場では、これまでの方針通り量的緩和(QE)の終了を決定すると見る向きが大勢を占めているものの、声明では低金利を「相当の...
ドル/円の調整は105円台前半で終了したのか?
下の図は、本欄の10月8日更新分において掲載した図とほぼ同様のもので、あれから2週間が経過してどのような変化が生じたかを確認していただくためにご用意しました。振り返れば当時のドル/円は...
今後しばらくはドル/円の調整終了を確認する時間帯
ついに「秋の波乱」が現実のものとなってきました。NYダウ平均が9月につけた史上最高値=17,350ドルから1,000ドル超の下落となり、昨日(14日)は日経平均株価が終値で15,000円を割り込むなど、...
当面、ドル/円はどの程度まで調整する可能性があるのか?
前回更新分(10月1日)の本欄で、ドル/円は「長い目で強い基調を続ける」としながらも、短中期的には「110円の大きな節目に到達したことで、ある種の達成感が生じる可能性もある」と述べました...