記事一覧
チーフ・アナリスト 大槻奈那が、毎回、旬な金融市場のトピックについて解説します。市場の流れをいち早く把握し、味方につけたいあなたに、金融の「今」をお伝えします。
不定期更新


日本でも金利上昇リスクを注視
欧米中央銀行関係者による金融引き締め加速の発言が相次いでいる。21日(現地時間)、米パウエルFRB議長がIMFのパネル討論会で「5月の会合(注:5/3~4)では0.5ポイントが選択肢に入るだろう。...

逆イールドは不況の前触れか?「冷めた目」で注目したい
逆イールドが景気後退のシグナルになりうる背景
当面の見通し:逆イールドの発生確率は高いが…
今後の投資戦略:逆イールドが発生しても、その原因を冷静に見極めたい

深まるロシア・ウクライナの混迷:今後の3つのシナリオと市場への影響
<楽観シナリオ>早期に停戦協議成立。ロシアはウクライナから撤退
<メインシナリオ> 停戦協議が長引く。戦闘は徐々に激化するが、西側諸国の軍事関与はなく長期化
<リスクシナリオ>ロシアが極端な戦略を取り、西側諸国の関与が高まる

米FOMC、更にタカ派に:利上げの幅と資産圧縮ペースに不透明感
現地時間1月26日に2日間の日程を終えた米FOMC(米連邦公開市場委員会)は、現行の金融政策を維持しつつ、今後の金融政策正常化の道筋についてより明確に示した。FOMCの声明文は、市場の事前予想...

FRB、資産圧縮早期化の可能性:影響は金利上昇以上に大きく今後の動向を注視
今年の金融市場は、年初からFRBの動向に敏感に反応している。米国の10年物国債利回りは、一時、昨年3月につけた最高水準である1.77%を上回った(図表1)。 利上げについては、その回数は別と...

2021年金融市場5大事件と2022年の投資へのヒント
1.米テーパリング:パウエルFRB議長は“年間MVP”だが来年はBEASTに注視
2.暗号資産は過去最高値。メタバース、NFTが支えに
3.プライム市場とESG
4.中国恒大集団のデフォルト:それでもクレジット市場は揺るがず
5.国内金融機関で再編相次ぐ

2022年展望:金融市場は大荒れの可能性も
2022年の金融の鍵を握る3つのポイント2021年は、株式市場が金利の動きに影響を受けた年だった。年初は長期金利上昇の懸念から株価が下落し、3月を天井に金利が下落するとともに持ち直した。その...
- 大槻 奈那
- マネックス証券 チーフ・アナリスト 兼 マネックス・ユニバーシティ長/マネックスクリプトバンク マネックス仮想通貨研究所所長
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Twitter:@otsuki7
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東京大学卒、ロンドン・ビジネス・スクールでMBA取得。スタンダード&プアーズ、UBS、メリルリンチ等の金融機関でリサーチ業務に従事、各種メディアのアナリスト・ランキングで高い評価を得てきた。2016年1月より、マネックス証券のチーフ・アナリストとして国内外の金融市場やマクロ環境等を分析する。現在、名古屋商科大学ビジネススクール教授、二松学舎大学国際政治経済学部の客員教授を兼務。東京都公金管理運用アドバイザリーボード委員、貯金保険機構運営委員、財政制度等審議会委員、ロンドン証券取引所アドバイザリーグループのメンバー、内閣府規制改革推進会議委員も務める。
テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」等、メディアへの出演も多数。
著書:
『本当にわかる債券と金利』(日本実業出版社)、
『1000円からできるお金のふやし方』 (ワニブックス)
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