金融テーマ解説の記事一覧

チーフ・アナリスト 大槻奈那が、毎回、旬な金融市場のトピックについて解説します。市場の流れをいち早く把握し、味方につけたいあなたに、金融の「今」をお伝えします。

不定期更新
金融テーマ解説
米銀株は、米株投資のコメである:好調の米銀決算への投資スタンス
2021/4-6月決算の概観 投資スタンス:米銀株には安定的上昇期待。リスクテイクの成長株と組み合わせるコメの役割
株主総会ラッシュ終了:ガバナンス、環境問題意識拡大の株価インプリケーション
議決権行使の特徴:目立った一部の反対票 今後の注目点:環境対策は無視できない
米FOMCの結果と今後の見通し:金利に神経質な市場が続く
当面の金利見通し:当面は利上げ時期を巡って動揺激しい 市場への影響:全てが悪いわけではない
大手行の今期業績の注目点と当面の投資スタンス
22/3月期の会社計画の注目点 株価動向と投資戦略:秋以降に再び上昇の可能性も
本格化するグリーン投資
昨年の菅政権発足以降、特に加速しているのがグリーン投資である。日本も、他国同様2050年のカーボンニュートラルを宣言するとともに、2030年の目標として、「2013年対比で46%削減する」ことを...
超好調の米銀決算と今後の見通し
2021/1-3月決算の概観 収益の見通し:案外持続力は強い 米銀株価の見通し:まだ割安感。還元強化も期待され「強気」
米「アルケゴス」問題が招く市場の変化
アルケゴス事件の問題点 今後の方向性と市場への影響
日銀金融政策発表:点検。市場想定通りETF購入枠の修正
日本銀行が19日、政策決定会合の結果と、注目の「金融政策の点検」を発表、長期金利の変動幅をわずかに拡大するとともに、ETF購入を調整した(図表1)。具体的には、10年国債の目標金利については...
金利ショックのケーススタディと対処方法
過去の金利ショックの経緯 下落時の降り時の考え方
金利がじわり上昇:株価への影響とリスクヘッジ
金利の急上昇は、足元の株価の懸念材料 金利vs株価の実態 金利の見通しと株価リスク
大手行の3Q決算:来期の増益期待で、投資の好機の可能性
3Q決算:通期計画ほぼ達成だが通期利益に上振れ期待は持てない 今後の見通しと注目点:来期は相応の増益が期待できる
米個人投資家の熱狂の行方:市場はバブル崩壊前夜なのか?
米国の新興企業株に個人投資家が熱狂している。代表格のゲームストップの株価は、この1週間で約3倍、年初来では約10倍となった(図表1)。あまりの熱狂ぶりに一部の証券プラットフォームは取引...
日銀金融政策の今後: 次回3月、ETF購入枠の修正に注目
日本銀行が21日、金融政策決定会合を開催し、企業貸出支援の資金供給の1年延長と、コロナ以降に拡充した金融緩和策を全て維持することを決めた(図表1)。同時に発表された物価と経済成長見通し...
急騰ビットコインの年末の予想価格は?
ビットコイン等の暗号資産急騰の背景暗号資産の上昇が年明けに加速している。1月7日には、ビットコインの時価総額は史上初めて1兆ドルの大台にのせ、1ビットコイン当りの価格も4万ドル(円建て...
2021年:本当に投資効率が良い資産配分とは?
今年の株式市場はハイリスク・ハイリターン もっと激しく高リスクだった資産もあったが、今年はリスクテイクが報われた年 来年の投資はヘッジが重要
2021年の金融市場動向:“期間限定”の史上最強相場
2021年の財政政策:これ以上は望めないが、効果の持続性は高い 2021年の金融政策:追加策は限定的。それでも民間に配られた膨大な余剰資金が支え 2021年の見通しとネガティブショックのリスク
過去最高の米個人向け貸出。市場へのインプリケーションと隠れたリスク
先月下旬に発表された9月時点の米個人向け貸出の四半期データによれば、貸出残高は過去最高となり、延滞は減少するなど、まるで好況時のような内容だった。もちろん、これには、政府の支援策が...
固まる“地銀包囲網”:各種政策で地銀統合は進むか?
本日、地銀の県内統合のハードルを下げる独占禁止法特例法が施行される。これ以外にも、この3ヶ月で相次いで地銀に統合を促す動きが進んだ。菅総理の「地銀は将来的には多すぎる」という就任前...
邦銀大手行が外せないこれだけの理由
1. 上期決算:総じて順調。不良債権予備軍の増加には要注意だが、そこで下がれば押し目買い 2. 経済対策と金利の底打ち感 3. 過度な出遅れ感
米大統領選と市場の行方
トランプ大統領の4年間の金融市場:クレジットサイクルを覆す景気拡大。でも財政赤字は大膨張 今後の見通し 今後の市場への影響