金融テーマ解説の記事一覧
チーフ・アナリスト 大槻奈那が、毎回、旬な金融市場のトピックについて解説します。市場の流れをいち早く把握し、味方につけたいあなたに、金融の「今」をお伝えします。
不定期更新
米銀大手行の4-6月期決算:利下げでも、米銀は恐らく強い
米銀大手行2019年4-6期(2Q)決算:個人部門好調で四半期最高益
法人は景気見通しに、個人は金利水準に影響受ける。利下げ後は双方にプラスでEPS上昇へ
IT戦略、自社株買い等もあり、銀行セクターではやはり米銀が優位
千葉銀と横浜銀の提携:更なる再編期待での地銀株投資はアリか?
千葉銀と横浜銀行の提携:恵まれた事業基盤、重複の少なさで100億円超の増益は可能
今回の提携は恵まれた組み合わせ
他の地銀への波及はあるか?
再編期待で地銀投資はできるか?
マイナス金利の債券が史上初の1,400兆円越え:当面は高レバレッジ企業を選好
金利は史上最低レベル:マイナス金利の債券は1400兆円まで膨張、金利1%未満の債券が4割を占める
金利低下のメリットは先進国では総じて限定的
恩恵を受けるのは新興国と国内リスクテイカー
企業のレバレッジ格差が拡大:短・中期的には、新興国と低格付け企業に注目
米「年内3回利下げ」はあるのか:為替、金融機関への影響は?
米景気の動向:足元で弱めの指標が増加。トランプ大統領の横やりも加わり、利下げ派が勢いづく
市場の反応:最大3回の利下げを織り込む
・・・しかし米国は、目下史上最長の景気拡大中。過度な利下げの副作用は気になる
当面の金利見通しと市場への影響:過度な利下げ予測の揺り戻しは、円安と銀行株上昇要因
大手銀決算後の投資戦略:配当利回り4%台後半はさすがに異常値。長期目線で保有
大手行19/3月期決算:減益と還元期待の反動で株価は大幅安
20/3月期の収益予想:ボトムラインは作れるが、株価の反応は薄い可能性
当面の投資スタンス:短期的には、行き過ぎからの反転期待。長期目線では、トップラインに注目
地銀決算:頼み綱の株主還元も期待外れ。当面は積極的な買いは難しい
地銀決算:貸出は増加し利鞘低下は少しマシに。それでも減益は続く
20/3月期の事業環境はさらに厳しい
株価下落の主因は、減益より減配
引き続き配当利回りは悪くないが、積極的な買い材料は見当たらず
ビットコイン、節目の6,000ドルを突破。年初来の上昇率は64%に
ビットコインの上昇続く:年初来64%の上昇。主な金融資産中最高
次の注目は、G20での規制議論:無難に通過できればもう一段の上値余地も
米銀1-3月決算:市場ボラの低迷に泣く。FRB利上げ停止で慎重スタンス
米大手6銀行グループの1-3月決算の概観
各行の1-3月決算の概要と見通し
今後の見通し:米銀は世界の銀行の中ではやや高め。当面回避を推奨
突然のビットコイン急騰:金融緩和の後押しで、そろそろ下値は固まってきた感
ビットコインが急騰:一時前日比20%上昇で1BTC=5,000ドル突破
今回の上昇は”スピード違反”だが・・・
市場は、Mt. ゴックス事件後と同様の推移:そろそろ下値は固まってきた感も
米逆イールド発生後のシナリオ:銀行にはどう転んでも逆風。暫く銀行株は回避。
イールドカーブの逆転発生で市場が再び不安定化
厳しい銀行セクター
今まで以上に銀行に厳しい環境
当面の投資戦略:銀行リスクを取るなら成長期待よりインカムゲイン狙いで
日銀政策会合:やはり「2%達成」は無理筋。低金利は続き、還元利回りが超魅力的
日銀、政策決定会合で現政策を維持
弊社の直近アンケート:消費・投資に慎重スタンス継続
投資戦略:長期金利はマイナス圏から浮上できず、配当利回りの優位性が過去最高に
「東証プレミアム市場」の影響:地銀には一見マイナスだが、増配、再編の可能性も
東証の課題:増え続ける上場企業数、多すぎる最高位の「東証一部銘柄」
上場区分見直しの可能性
施策と方向性:地銀の再編と株主還元を一層後押しする可能性
米地銀に再度強気:過去最大級の業界再編も
BB&Tがサントラストの買収を発表。全米6位の銀行の誕生
統合の背景に低金利と過当競争:今後一層加速する可能性大
買収ターゲットの予想は難しいが、地銀全体の株価が押し上げられる可能性
銀行業界3Q決算:全くぱっとしないが、3~5%の配当利回りは引き続き魅力
銀行業界3Q決算の進捗状況
… しかし、4Qで急回復の可能性は低く、一部では計画未達も
配当は維持できるのか
世界の大手行比較でも割安:高配当から長期保有推奨。SMFG(8316)、MUFG(8306)に注目
日銀、物価見通し再引き下げ:金利と成長期待の低下で、企業は株主還元強化へ
日銀、政策決定会合で現政策を維持
弊社の直近アンケート:消費・投資に一層慎重に。消費増税に向け傾向は高まる可能性
当面の金利:長期金利は米国にますます連動しやすく、低空飛行へ
史上最安値圏の邦銀株:「PBR 0.4倍」は買いか
・昨年の邦銀株は‐28%と、TOPIXを大きく超えて下落。年始時点でも、業界平均PBRは0.4倍と、過去最低を記録した2016年半ばと同程度。PBRランキングでも地銀株等がPBR0.2倍で下位を独占。・邦銀...