金融テーマ解説の記事一覧

チーフ・アナリスト 大槻奈那が、毎回、旬な金融市場のトピックについて解説します。市場の流れをいち早く把握し、味方につけたいあなたに、金融の「今」をお伝えします。

不定期更新
金融テーマ解説
ビットコイン、今年最高値更新:まだ上がるのか?
PayPalが暗号資産業務への参入を発表。それ以外の大手企業も参画 政府デジタル通貨の動き 今後の動向
上期の銀行貸出発表:効果は過去最大級
銀行業界の預貸金が大膨張。一国のGDP並みの増加 規模拡大は銀行株にプラス。だが、まだ反映されていない可能性
デフォルト増加が顕著に:分かれる日米の株式市場への影響
デフォルト率がじわり増加。しかし欧米では株価との連動性に異変 日本の場合:引き続き倒産は超低位。むしろ信用リスクが高めの先に投資妙味も
住宅市場は想定外に堅調。その背景と今後の株価への影響
想定以上に強い住宅関連指数 住宅価格上昇の影響:今回の資金供給の特異性 今後も続く追加緩和で住宅はオーバーシュート、個人のマインドも改善へ
金融政策ウィークの総括:“緩和負け”の日本にくすぶる円高リスク
金融政策会合ウィークの総括 日銀の政策は無風だったが… 金融政策の課題と今後の市場インプリケーション
地銀株:「再編期待で買い」は正解か
地銀再編は本当に活発化するのか? 統合効果はあるのか? 地銀の統合に投資機会はあるか
手数料引き上げは銀行株を押し上げられるか
改めて、銀行の本業収益と手数料収益の現状 手数料収益の見通し:落ちる一方ではない 株価への影響:極端な悲観的な見通しで、好材料が評価不足
米長期金利もゼロに向かう必然:低金利下の投資法
金利の長期トレンド:米長期金利も早晩ゼロに向かう可能性 長期にわたる金利低下の背景:今後も続く可能性大 金利が消える世界の投資戦略:ベンチャー、買収気質の企業、コモディティ等が有利 リスク要因
銀行株の逆襲は続く
銀行株堅調の背景と持続力 邦銀株の強さを支える背景 銀行への投資戦略:中間配当にも妙味あり、目下買い余地大
1Q邦銀決算:“万年割安”の邦銀株は買いなのか?
1Qは比較的安定的に推移:3つの注目点 株価へのインプリケーション
金最高値に暗号資産復活:「カネ余り相場」の投資戦略
“リスクテイクの金買い”の可能性 リスクオン市場の背景にあるマネー量。ドル不信の始まりか? マネー増加は止まらない。その行方は…
大流行のESG投資でマーケットに勝てるのか?
ESG投資が急拡大 株価のパフォーマンスも足元で大きく改善 ここからのESG投資は有望か?
あまりに弱い個人消費:今後回復が見込まれる品目・セクターは?
支出抑制で個人預金は増加 家計支出の落ち込み:「選択的消費」は過去最大の下落 支出の増減項目:“巣ごもり”傾向が顕著 過去の例にみる支出回復度合いの品目間格差 今後のポイント:短期的な悲観論にひきずられないことが重要
中央銀行が量的緩和合戦:大盤振る舞いの市場への影響と投資戦略
先進国の企業債務は大膨張 日銀の支援枠の規模と概要 企業救済支援枠が景気に与える影響 株価等の資産価値へのインプリケーション
史上最強の米・量的緩和の株式市場への影響:長期目線でポジション積み増しも
量的緩和と株価の関係:FRBの資金供給→ 銀行貸出増加→ GDP押し上げ 今後の米銀株式市場の見通し
アフターコロナの代替投資:ビットコインへの期待とリスク
新型コロナの反動で株式市場が上昇しつつある。しかし、それ以上に強いのがビットコインである。3月半ばの最安値からの上昇率は、MSCIワールド株価指数の33%に対し85%となっている(図表1)。...
邦銀大手行決算:“利益の二番底”はあるのか
20/3期決算は想定通りの減益。ネガティブ・サプライズなし 21/3期収益予想の2つの注目点 懸念材料:急増する貸出の“質”と海外要因 銀行への投資スタンス
日銀政策決定会合:企業にはプラスでも、銀行には不安感まだ燻る
本日、日銀が金融政策決定会合を開催した。3/16に、他国と歩調を合わせる形で緊急会合を開催し、社債・CP購入の追加枠と金利0%での資金供給を決めたが、今回さらに、これらの枠を拡充した(図...
原油安は金融の“システミック・リスク”のトリガーになるのか
エネルギー関連市場の現状 金融機関への影響 今後のシナリオ
米銀の1Q決算:コロナ禍で激震の米雇用の影響と今後の株価見通し
未曾有の新規失業者数 米銀への影響:大手行20201Q決算の概観 今後の見通し