ユーロ の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】円を急騰させた「真犯人」とは?
米ドル/円は12月7日、147円程度から一気に141円台まで暴落した。植田日銀総裁発言を発端に、円金利が急騰したことがきっかけとの指摘が多いようだ。
ただ、大幅な金利差を投資機会と考え大量に膨らんだ米ドルなど外貨買いが、重要な「損益分岐点」を割り込んだことで、保有外貨の処分売りが拡大した影響も大きかったのではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】2024年のユーロと英ポンドを予想する
ユーロ/米ドルは2023年に原油価格急騰などの影響で反落する場面もあったが、その後の反発により、2022年10月0.95米ドルからの上昇トレンド継続中の可能性が高そう。2024年は2023年のユーロ高値、1.12米ドル更新に向かうと予想する。
ユーロ/円や英ポンド/円は5年MAとの関係などからすると、すでに循環的な上昇の限界圏に達した可能性がある。このため2024年は、2023年と「逆コース」で下落に向かうと予想する。
2024年の予想レンジはユーロ/米ドルが1.05~1.2米ドル。ユーロ/円は140~170円、英ポンド/円は165~195円。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ高・米ドル安が復活した理由
一時1.04米ドル台まで下落したユーロ/米ドルだったが、最近にかけて1.1米ドル近くまで反発してきた。ユーロ高・米ドル安が「復活」した理由と、今後の見通しについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/円の上昇はまだ続くのか?
ユーロ/円の上昇が止まらず、年初来のユーロ高値の更新が続き、160円の大台も大幅に上回ってきた。
移動平均かい離率などで見ると、ユーロ高・円安はすでに限界に達している可能性がある。また金利差からのかい離なども気になる。そこで今回は、このユーロ/円の上昇がまだ続くものになるかを考えて見る。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「一本調子の米ドル高」はまだ続くのか?
ユーロ/米ドルは先週にかけて11週連続ユーロ陰線となった。ただ英ポンド/米ドルも、小幅な陰線を挟みながら、7月半ば以降下落傾向が続いている。その本質はユーロ安、英ポンド安以上に米ドル高が続いているということではないか。
すでに約2ヶ月半も展開した「一本調子の米ドル高」がまだ続くかについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】分岐点を迎えた対ユーロの米ドル高
ユーロ/米ドルは先週まで10週連続の陰線(米ドル陽線)。今週末終値が1.064米ドルを下回ったら、連続陰線は11週とさらに延びることになるが、経験的にはいつ一段落してもおかしくない。
ユーロ安・米ドル高は、金利差からはかい離、また影響の大きいと見られる原油高も、そもそも「行き過ぎ」懸念がある。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「原油高=ユーロ安・米ドル高」は続くのか
ECB(欧州中央銀行)は先週利上げを決めたが、ユーロ/米ドルは続落し、9週連続の陰線引け。
最近にかけてのユーロ下落は、原油高の影響も大きそうだ。では、「原油高=ユーロ安・米ドル高」はまだ続くのかについて、今回は考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】正念場を迎えたユーロ高トレンド(対米ドル)
対米ドルでのユーロの下落が止まらない。先週まで6週連続の陰線(ユーロ安)引けとなり、6月中旬以来の水準まで下落した。
テクニカルに見ると、2022年9月から続いてきたユーロ高・米ドル安トレンドの転換が試される局面を迎えている可能性もあるだろう。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/米ドルと金融政策転換の関係
ユーロ/米ドルは一時1.12米ドルを大きく上回るまで上昇したが、その後は反落となった。ではユーロ高・米ドル安はもう終わったのか。
今回は、欧米の金融政策転換との関係などから、当面のユーロ/米ドル相場の見通しについて考えてみたい。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/円の為替介入を考察する
米ドル/円が、2022年に記録した米ドル高値、円安値の151円に接近する中で、円安阻止介入の再開が注目されている。
一方でユーロ/円など、いくつかのクロス円は既に2022年の円安値を最近にかけて大きく更新している。その意味では、最近にかけての円安はクロス円主導と見ることもできるだろう。では、円安阻止介入はクロス円でも行われるかについて今回は考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】7月に変化が出てきた為替ポジション
最近にかけて、為替市場のポジション動向に変化が出てきた。大きな変化の1つは、円の売り越し(ショート)の大幅な縮小。そしてもう1つの変化は、英ポンドなど欧州通貨買い越し(ロング)拡大に一巡の兆しが出てきたこと。
こうした中で先週、欧州通貨/円といったクロス円相場が一時急落する場面も見られた。
吉田恒の為替デイリー
【為替】欧州通貨「買われ過ぎ」修正に注目
ユーロや英ポンドといった欧州通貨の買いが急拡大、一部のデータでは、「買われ過ぎ」も懸念されてきた。背景には、金融政策転換期特有の要因などがあるのではないか。
先週発表された英国のインフレ指標を受けて、利上げシナリオが下方修正される見通しとなった。欧州通貨の「買われ過ぎ」修正への影響も注目される。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ高・米ドル安のシナリオとは?
ユーロ/米ドルは、半年以上長く続いていた1.05~1.1米ドル中心のレンジ相場を、先週にかけて大きく「上放れ」した形となった。経験的には、小動きが長く続けば続くほど相場のエネルギーが溜まるため、その小動きから抜け出すと溜まったエネルギーの発散で、それまでから一変、一方向へ大きく動く可能性が高まる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】対ユーロ「歴史的円安」の可能性を考える
ユーロ/円が一時、2014年に記録した高値を更新し注目を集めている。チャート的に見ると、その前に記録した高値、2008年の169円まで上昇余地が一気に拡大したようになったからだ。
似たようなことが起こったのが2022年の米ドル/円。米ドル/円は2015年に記録した125円という高値を4月に完全に上抜けると、その前に記録した高値をことごとく突破し、一気に1990年以来、約32年ぶりの150円を越える「歴史的円安」が実現した。
今度は対ユーロで「歴史的円安」に向かうことになるかについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】続・ユーロ/米ドル短中期見通し再点検
先週のユーロ/米ドルは、2022年12月頃から続いてきた1.05~1.1米ドルを中心としたボックス相場をユーロ高方向へ抜け出しそうな動きとなった。背景には、独金利上昇などを受けて金利差ユーロ劣位の縮小が広がっていることがありそうだ。
4月3日付「ユーロ/米ドル短中期見通しの再点検」のフォローアップ分析を行ってみた。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/円と豪ドル/円の違いとは?
主要なクロス円でありながら、ユーロ/円と豪ドル/円はここに来て対照的な動きが目立ってきた。
トレンドを判断する上で参考になる52週MAとの関係で見ると、ユーロ/円は上昇トレンドが続いているのに対し、豪ドル/円は下落トレンドへ転換した可能性があるため、トレード戦略も違うものになりそうだ。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/米ドル短中期見通しの再点検
2月に1.1米ドルから下落したユーロ/米ドルだったが、3月に入ると、1.05米ドルから上昇に転じ、1.1米ドル近くまで戻してきた。
4月以降はさらに1.1米ドルを超えて上昇するのか、それとも再び下落に転じるのか。ユーロ/米ドルの短中長期見通しを再点検する。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ安・米ドル高の今後のシナリオ
対円で米ドルが年初来高値更新となっているが、このような米ドル高再燃は対円に限ったことではなく、対ユーロなどでも起こっている。
2023年に入り、一時1.10米ドルを超えるまでユーロ高・米ドル安となったが、最近にかけて年初来のユーロ安値・米ドル高値に近いところまで戻してきた。そんなユーロ安・米ドル高はどこまで続くかについて、今回は考えてみる。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
【為替】押さえておきたい!米消費好調の裏事情
米ドル買いの動きが加速
強めの米物価指数や相次ぐタカ派発言に市場が反応
米ドル/円は円安影響で上昇、ユーロ/米ドルは弱含みで推移