ユーロ の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/円の為替介入を考察する
米ドル/円が、2022年に記録した米ドル高値、円安値の151円に接近する中で、円安阻止介入の再開が注目されている。
一方でユーロ/円など、いくつかのクロス円は既に2022年の円安値を最近にかけて大きく更新している。その意味では、最近にかけての円安はクロス円主導と見ることもできるだろう。では、円安阻止介入はクロス円でも行われるかについて今回は考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】7月に変化が出てきた為替ポジション
最近にかけて、為替市場のポジション動向に変化が出てきた。大きな変化の1つは、円の売り越し(ショート)の大幅な縮小。そしてもう1つの変化は、英ポンドなど欧州通貨買い越し(ロング)拡大に一巡の兆しが出てきたこと。
こうした中で先週、欧州通貨/円といったクロス円相場が一時急落する場面も見られた。
吉田恒の為替デイリー
【為替】欧州通貨「買われ過ぎ」修正に注目
ユーロや英ポンドといった欧州通貨の買いが急拡大、一部のデータでは、「買われ過ぎ」も懸念されてきた。背景には、金融政策転換期特有の要因などがあるのではないか。
先週発表された英国のインフレ指標を受けて、利上げシナリオが下方修正される見通しとなった。欧州通貨の「買われ過ぎ」修正への影響も注目される。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ高・米ドル安のシナリオとは?
ユーロ/米ドルは、半年以上長く続いていた1.05~1.1米ドル中心のレンジ相場を、先週にかけて大きく「上放れ」した形となった。経験的には、小動きが長く続けば続くほど相場のエネルギーが溜まるため、その小動きから抜け出すと溜まったエネルギーの発散で、それまでから一変、一方向へ大きく動く可能性が高まる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】対ユーロ「歴史的円安」の可能性を考える
ユーロ/円が一時、2014年に記録した高値を更新し注目を集めている。チャート的に見ると、その前に記録した高値、2008年の169円まで上昇余地が一気に拡大したようになったからだ。
似たようなことが起こったのが2022年の米ドル/円。米ドル/円は2015年に記録した125円という高値を4月に完全に上抜けると、その前に記録した高値をことごとく突破し、一気に1990年以来、約32年ぶりの150円を越える「歴史的円安」が実現した。
今度は対ユーロで「歴史的円安」に向かうことになるかについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】続・ユーロ/米ドル短中期見通し再点検
先週のユーロ/米ドルは、2022年12月頃から続いてきた1.05~1.1米ドルを中心としたボックス相場をユーロ高方向へ抜け出しそうな動きとなった。背景には、独金利上昇などを受けて金利差ユーロ劣位の縮小が広がっていることがありそうだ。
4月3日付「ユーロ/米ドル短中期見通しの再点検」のフォローアップ分析を行ってみた。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/円と豪ドル/円の違いとは?
主要なクロス円でありながら、ユーロ/円と豪ドル/円はここに来て対照的な動きが目立ってきた。
トレンドを判断する上で参考になる52週MAとの関係で見ると、ユーロ/円は上昇トレンドが続いているのに対し、豪ドル/円は下落トレンドへ転換した可能性があるため、トレード戦略も違うものになりそうだ。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/米ドル短中期見通しの再点検
2月に1.1米ドルから下落したユーロ/米ドルだったが、3月に入ると、1.05米ドルから上昇に転じ、1.1米ドル近くまで戻してきた。
4月以降はさらに1.1米ドルを超えて上昇するのか、それとも再び下落に転じるのか。ユーロ/米ドルの短中長期見通しを再点検する。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ安・米ドル高の今後のシナリオ
対円で米ドルが年初来高値更新となっているが、このような米ドル高再燃は対円に限ったことではなく、対ユーロなどでも起こっている。
2023年に入り、一時1.10米ドルを超えるまでユーロ高・米ドル安となったが、最近にかけて年初来のユーロ安値・米ドル高値に近いところまで戻してきた。そんなユーロ安・米ドル高はどこまで続くかについて、今回は考えてみる。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
【為替】押さえておきたい!米消費好調の裏事情
米ドル買いの動きが加速
強めの米物価指数や相次ぐタカ派発言に市場が反応
米ドル/円は円安影響で上昇、ユーロ/米ドルは弱含みで推移
田嶋智太郎の外国為替攻略法
【為替】米雇用統計で強まった米ドル高は一時的なものか?
衝撃的と受け止められた1月の米雇用統計
米ドル/円は21日移動平均線を上抜け、ユーロ/米ドルは急落の展開
今週の米ドル/円、ユーロ/米ドルの注目点とは
吉田恒の為替デイリー
【為替】利上げ見通し「差」が広がるFRBとECB
インフレ状況の違いを主な背景に、FRBとECBの利上げ見通しの「差」が広がっている。FRBは3月までに計0.5%の利上げ、一方ECBは6月までに計1.5%の利上げ見通し。
金利差から見ると、ユーロ/米ドルは1.1米ドルを大きく上回る可能性があるが、注意点は短期的なユーロの「上がり過ぎ」懸念だ。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
【為替】気になるのはGAFA決算に対する市場の反応
マイクロソフト(MSFT)の株価は決算発表前より高い水準に
米利上げは3月で一旦打ち止めとなるか
ガス価格の大幅低下でユーロへの楽観視が強まる
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ高・米ドル安はどこまで進むのか
次回の利上げ幅が、FRBの0.25%に対し、ECBは0.5%と上回る見通しなどを理由にユーロ高・米ドル安が続いている。
その一方で、90日MAかい離率などは、短期的なユーロ高・米ドル安の「行き過ぎ」懸念が徐々に高まってきた可能性を示している。
吉田恒の為替ウイークリー
止まらない円高の中で浮上する「変化」
米ドル/円は、先週注目された米CPI発表の後から、この間の米ドル安値更新で一段安となった。1月18日の日銀金融政策会合に向けて、緩和政策のさらなる修正思惑から円買いも根強い。
2ヶ月余りで20円以上も米ドル急落となる中で、テクニカル指標を見ると、短期的な米ドル下落や米金利低下の「行き過ぎ」懸念も強くなってきた。
吉田恒の為替デイリー
米ドル安の主導役、ユーロ買いの再点検
最近にかけての米ドル安は、日米金利差からはかい離しているが、一方で独米金利差からはある程度正当化される結果。その意味では、米ドル安がどこまで続くかは、ユーロ買いの動きに注目したい。
そんなユーロは短期的な「上がり過ぎ」「買われ過ぎ」懸念も出てきた。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
【為替】2023年は「転換の年」、市場はより柔軟な対応が求められる
2023年の外国為替相場の行方とは。カギを握る2つの局面
アフター黒田を見据えた日銀の動向にも注目
テクニカル面から探る為替相場の動き
ユーロ/米ドルは、不況への警戒感が強まる
吉田恒の為替デイリー
ユーロ高・米ドル安へ転換した背景
ユーロ/米ドルは120日MA、52週MAとの関係からユーロ高・米ドル安へトレンド転換した可能性が高くなっている。
金利差ユーロ劣位が大きく縮小し、トレンド転換を正当化している点は、米ドル/円との違いとしても注目。