ユーロ の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
「トランプ・ラリー」米ドル高値の更新
3月16日のFOMCは0.25%の利上げを決定するなど、ほぼ事前の予想通りの結果となった。
為替相場の米ドル買いも限定的にとどまったものの、米ドル/円はテクニカルに注目された「トランプ・ラリー」の米ドル高値を更新したことから、120円の大台が次の目標となった。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ安・円高へトレンド転換巡る攻防
ウクライナ情勢への懸念が続く中、為替相場で最も目立ったのがユーロ急落。ユーロ/円で見ても、一時的なユーロ安かユーロ安へのトレンド転換か、注目される段階に入ってきた。
似たようなことは、米国株、NYダウなどにも該当しそう。52週MAとの関係を参考にすると、NYダウも一時的下落か、下落トレンドへの転換かの分岐点を迎えている可能性がある。
吉田恒の為替デイリー
「ウクライナ相場」ユーロの反発リスクは?
ウクライナ情勢への懸念に伴い為替市場ではユーロが急落した。一方、今後のウクライナ情勢の動向によるユーロ反発リスクも気になるところ。
この間のユーロ急落は、米金利に対する独金利の相対的に大幅な低下と連動。その意味では、ユーロ反発リスクは独金利が米金利以上に上昇するかが鍵になるが、米インフレ懸念の強い状況が続く中で、それは限定的か。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ「パリティ割れ」大相場はあるか?
ウクライナ危機で、エネルギー相場を中心に金融マーケットが激しく動く中で、為替相場ではユーロ急落が目立っている。
そんなユーロは、対米ドルでは1ユーロ=1米ドルといった等価「パリティ」割れの可能性もありそう。ユーロ/円では長く続いた小動きの下放れが、ほかのクロス円に波及、円高リスク拡大となる可能性に要注意か。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
ユーロの一段の下値リスクに要警戒
ウクライナ情勢への懸念が続く中、米国債は逃避の買い
米ドル/円は下値に支えられる展開、ユーロ/米ドルは大きな下げ
売りが強まる英ポンド/米ドル、2月の米消費者物価指数の発表にも注目
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル高・円安シナリオを再検証する
米ドル高・円安の足踏みが続く中、インフレ懸念の拡大やロシアのウクライナ侵攻などを受けて株安が拡大した。
そこで、年末にかけて120円を目指し一段と米ドル高・円安が進むといったシナリオに変更の必要がないかを再検証してみる。
吉田恒の為替デイリー
クロス円の記録的小動きの理由
2021年から対米ドルで円やユーロなどは一方向へ下落するといった具合に比較的トレンドの明確な動きとなった。しかし、対円相場、つまりクロス円では方向感の乏しい、狭い値幅での小動きといった展開が続いた。
これは、米国の金融政策転換の局面における特有の現象の可能性がある。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ「ウクライナ・ショック」の行方
ウクライナ問題は、地理的な関係などからユーロへの影響が大きくなる。先週のウクライナ危機拡大を受けて、ユーロは急落となった。
その前に、世界的なインフレ懸念拡大を受けて、欧州の緩和見直し前倒し思惑から「欧州金利上昇=ユーロ高」となったことの反動リスクも要注意か!?
吉田恒の為替デイリー
原油高でも豪ドル高が限られる理由
ウクライナ情勢の緊迫化なども後押しする形で、原油相場の上昇が一段と広がり、WTIは100米ドルの大台も視界に入ってきた。ところがそんな原油高に豪ドルなど資源国通貨が追随せず、両者のかい離が異例なほどの拡大となっている。
資源国通貨にとって、資源価格上昇はプラス要因だが、一方でインフレや地政学リスクに伴う株安といったマイナスの影響も大きくなっている可能性あり。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
「ユーロの戻りはどこまでか」が当面の焦点
ラガルド総裁の発言により、ECBは政策方針を大転換
英中銀は政策金利を0.25%追加利上げ
ユーロ/米ドルは戻り売りが加速
ユーロの戻りはどこまで進むのか
吉田恒の為替ウイークリー
「ユーロ本位制」で考える当面の為替の行方
先週2月3日のECB会合以降、ユーロは一段高。これが新たなユーロ高の始まりなのかは、米ドル/円などの目先の行方を考える上でも鍵を握っている可能性あり。
テクニカルな焦点は、この間のレンジ上限、1.14米ドルからのユーロ「上放れ」が続くか。そして、もう1つはユーロ高の道先案内役である独金利上昇が続くか。
吉田恒の為替デイリー
「パウエル豹変」と「ラガルド豹変」の類似
2月3日ECB会合後のラガルド総裁発言から、「独金利上昇=ユーロ高」は一段と拡大した。これは、2021年11月末「パウエル発言」後と似たイメージと受け止められた可能性あり。
実際的に、ユーロ高がさらに広がるかは、独金利上昇が目先的にどこまで続くかが鍵になりそう。
吉田恒の為替デイリー
ECB「タカ派」でもユーロ高には限界!?
2月3日のECB会合での「タカ派」姿勢が注目され、この間「欧州金利上昇=ユーロ高」の一因になったとされる。
ただ独など欧州の金利は、これまでは「世界一の経済大国」である米国の金利で決まってきた。ECBの影響への過度な期待には注意が必要かもしれない。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
目先はリスク回避の米ドル買いが一服する可能性も
FRB議長の発言で揺れた世界の株式市場
円安より米ドル高が優勢、ユーロ/米ドルは下値を試す動きも
米ドル/円は再び115円を割り込むか
田嶋智太郎の外国為替攻略法
「米ドル高と円安の巻き戻し」もそろそろ一巡となる可能性
年明けの米ドル/円はやや波乱含みの展開
市場の勝手に期待、勝手に失望、に注意
米ドル/円は115円近辺がしばらく目安に
ユーロ/米ドルは戻り売りに押される形に
吉田恒の為替ウイークリー
短期的な米ドル安リスクの可能性
米ドル/円は年明け直後の一段高から、先週は一転して急落。この中で、テクニカルには目先的な米ドル下落リスク拡大の示唆が増えた。
52週MAとの関係などからすると、米ドル安トレンドへの転換議論は時期尚早ながら、目先的な一定程度の米ドル下落リスクには要注意か!?
吉田恒の為替デイリー
少し気になる米金利上昇の影響力低下
12日、2021年12月の米消費者物価指数が大きく上昇し、短中期の米金利が上昇したにもかかわらず米ドルはむしろ比較的大きく下落した。
インフレの影響などで、名目の米金利上昇ほど米ドル高をもたらしにくくなっている可能性があるとして、それが一時的か継続的かは、今後の米ドル相場の行方を考える重要テーマだろう。
吉田恒の為替デイリー
新年相場前の主要通貨ポジション再点検
CFTC統計の投機筋のポジションで見ると、11~12月で大きく変化したのは円と英ポンド。前者は売り越しが半減、一方後者は売り越しが急拡大するといった対照的な結果。
豪ドルとユーロのポシションには大きな変化はなかった。ただ豪ドルは「売られ過ぎ」が懸念される状況が続いたのに対し、ユーロは小幅売り越しで、売り余力が大きそうな状況が続いた。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
米・英・欧の中央銀行はインフレ抑制重視で「正常化」に傾く
新型コロナウイルスからインフレへの対応へシフト
英中央銀行は利上げを決定するも、市場にはリスク回避の懸念も
米ドル/円は米ドル買いが優勢か
吉田恒の為替デイリー
今年最後の金融政策ウィーク、各国通貨の動向は?
今週は水曜がFOMC(米連邦公開市場委員会)、木曜はBOE(イングランド銀行)、ECB(欧州中銀)、さらにメキシコ、トルコでも金融政策会合が予定されている。そして金曜は日銀の金融政策会合。
このうち、FOMCは「テーパリング」加速、そしてメキシコは利上げ、トルコは利下げといった具合に政策変更の予想もあるが、それらが為替相場へどう影響するかを考察してみた。