吉田恒の為替デイリー
米ドル/円「異常な高ボラ」に一服の兆し
先週の米ドル/円は一日平均値幅、週間値幅ともに、それまでより大きく縮小した。異常なまでの3月のボラティリティー急上昇が一服、落ち着く気配として注目
吉田恒の為替デイリー
原油相場の急騰と豪ドルへの影響
2日に原油相場は急騰。トランプ大統領のサウジ、ロシア減産示唆に反応したものだが、基本的には記録的な「下がり過ぎ」が続いていたことから、その修正が入った面が大きい
「下がり過ぎ」修正で原油相場が反発に向かうなら、それは豪ドルも含む資源国通貨のプラス材料になる可能性がある
吉田恒の為替デイリー
「超有事の米ドル買い」一巡の可能性
米ドル/円とNYダウは、3月中旬からそれまでの順相関から逆相関に転換、これは「超有事の米ドル買い」が主因との見方が有力だった。
ただ先週後半から、米ドル/円とNYダウは順相関に戻り始めた可能性がある。これが「超有事の米ドル買い」一巡を示している可能性は注目。
吉田恒の為替デイリー
「リーマン・ショック並み」だった米ドル/円
米ドル/円の一日平均値幅は、3月に2円を上回り、まさに同2.7円と「リーマン・ショック」最大の一日平均値幅となった2008年10月に迫る大幅となった
リーマン・ショックでは、2008年11月以降も1.5円前後の大幅な値幅が半年近く続いた。これを参考にすると、今回もまだしばらく高いボラティリティーが続く可能性があるだけに、これまでよりリスクを抑えた慎重な取引が必要かもしれない
吉田恒の為替デイリー
4月は円高103円or円安112円!?
米ドル/円には、長く続いた小動きが一段落した後は、値幅が急拡大する「大相場」が複数ヶ月、続く傾向があった
今回もそうした傾向になるなら、世界的な株暴落といった歴史的なリスクオフとは別に、米ドル/円のボラティリティー上昇は続く可能性がある
吉田恒の為替ウイークリー
「超有事の米ドル買い」一巡で米ドル安再燃!?
先々週までから一変、先週の米ドル/円は112円手前から108円割れへ急落。これは、「超有事の米ドル買い」一巡、一転「余剰」となった米ドル売りへ急転換なのか!?
過去1ヶ月余りは異常なボラティリティーで、米ドル/円も2週間程度一方向に動くパターンが続いたので、今回も予想以上の円高要注意!?
吉田恒の為替デイリー
高金利通貨投資の「今」を考える
メキシコペソ/円は、過去1ヶ月余りの暴落を経て、短期的には記録的な「下がり過ぎ」、そして中長期的には割高懸念が是正され、割安の可能性が出始めた
「コロナ・パニック」のリスクオフ懸念が続く中で、高金利通貨投資には慎重さが必要だが、投資額を抑制しながら短中長期的な割安圏での買いを試してみる可能性はありか
吉田恒の為替デイリー
続・乱高下が続く米ドル/円の見極め方
米ドル/円と相関性の高い米金利や米国株は、記録的な下がり過ぎで、その反動から米金利上昇、米国株高となるなら、それは米ドル/円上昇を後押しする可能性
一方、短期的な下がり過ぎは、中長期下落トレンドの中で起こる可能性が高かった。米国株、米金利の下落トレンド入りなら、米ドル/円は反発も一時的。その52週MAの示唆は!?
ボラティリティーの高い状況が続いており、週明けで前週末から大きく価格が離れた、「窓開け」となることも多いだけに、越週のポジション管理には引き続き要注意
吉田恒の為替デイリー
乱高下が続く米ドル/円の見極め方
為替に影響しそうな米金利、米国株、原油などは記録的な「下がり過ぎ」に
ただ、短期的な「下がり過ぎ」は、経験的には中長期トレンド下落方向の可能性示す
米ドル/円が、中長期的に下落トレンドで、一時的な反発なら52週MAを参考に判断か
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円「週間予想」の考え方
米ドル/円の週間値幅は、昨年は平均1.38円に過ぎなかった
ところが過去5週間の平均は4.8円に急拡大した。このところ、米ドル/円は1週間で4~5円のレンジで動く状況に急変した
吉田恒の為替ウイークリー
歴史的な「有事の米ドル買い」、この先は?
米ドルは先週一転して急反騰。これは歴史的な「有事の米ドル買い」が主因か
「歴史的な有事」が一息つくと、緊急的に大量に供給されてきた米ドル資金は、「不足」から一転「余剰」となり、そうなると米ドル売りが急拡大に転換する可能性もある!?
吉田恒の為替デイリー
4年ぶりの米ドル/円大相場の意味
米ドル/円の年間値幅は、すでに昨年を上回った。「米ドル/円は構造的に小動き」との見方が間違いで、以前のように15~20円以上へ値幅拡大に向かう可能性は注目
吉田恒の為替デイリー
FX相場急変時の心構えについて
「コロナ・パニック」が続く中で、為替相場も長く続いた小動きから一転、大荒れの展開となっている
過去における為替相場の急変時、2008年リーマン・ショック後の動きを参考にして、「相場急変時の心構え」を考えてみる
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円101円で当面の底打ちの可能性
先週は記録的に「長い下ヒゲ」。過去の似たケースを参考にすると、米ドル/円は101円で当面の底を打ち、この先底値更新があるとしても早くて夏以降といった見通しになる
吉田恒の為替デイリー
拡大するリスクオフの「行き過ぎ」
90日MAからのかい離率でみると、米国株、米金利とも2000年以降で最高の「下がり過ぎ」に。「下がり過ぎ」の反動で反発も入りやすくなっている可能性
為替のリスク資産と位置付けられる高金利通貨も、この間の急落で一転して割安感が浮上
吉田恒の為替デイリー
緊急特集:「コロナ・パニック」で人気通貨の見通し総点検
米ドル:トレンドは円高なのか、それとも円安なのか?
欧州通貨:ユーロ/円、英ポンド/円の見通し
オセアニア通貨:52週MAで考える豪ドル/円の見通し
新興国通貨:メキシコペソとトルコリラ
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円「高ボラ」へ急変で必要なこと
為替市場でもボラティリティーが急上昇している
米ドル/円は小動き、「低ボラ」が長く続いてきただけに、それが急に変わり始めていることへ対応するのは重要
吉田恒の為替ウイークリー
米緊急利下げ後の為替の行方、鍵は金利
米ドル/円は先週101円から週末は108円まで急反発。これは、米金利の急反発への連動。米金利の急反発は、空前の「下がり過ぎ」の反動
週明け早々、米緊急利下げで米ドル/円は急落。このまま米ドル/円急落が拡大に向かうかは、先週同様に米金利の動向が鍵か