吉田恒の為替デイリー
小動き終了後は一方向に大きく動く
長く続いた小動きが終わり、2月から米ドル/円は大きく動き出している。過去の似たケースを参考にすると、このまま半年前後一方向に大きく可能性もありそうだ
吉田恒の為替デイリー
「原油ショック」は意外に広がらない!?
米金利低下、原油価格下落とも、すでにかなり行き過ぎ懸念が強まり、その修正が入りやすくなっている。それは、米ドル/円を目先意外に下げ渋ることにする要因になる可能性があるかもしれない
吉田恒の為替デイリー
パニック相場の裏側「金利低下の異常」
10日の米ドル急反騰の背景は、米金利が異常といえるほどの「下がり過ぎ」で、財政発動による「債券需給悪化=金利上昇」リスクに過敏に反応する状況にある点が重要か
吉田恒の為替デイリー
【緊急レポート】円急騰の理由と今後のシナリオ
「コロナ・ショック」が拡大する中で、一時的ではなく、継続的な株安、リスクオフ局面に急転換した可能性。その中で米ドル/円は、長く続いた小動きが終わり、その反動もあって大相場へ急転換した可能性
長期保ち合い下放れで米ドル/円は100円割れへ。ただ生産者物価購買力平価95円以下はあっても「下がり過ぎ」か
継続的なリスクオフなら通貨選択は比較的低金利通貨の売り
吉田恒の為替デイリー
GDP予測モデルは米1Q「3%成長」
GDPナウの米第1四半期成長率予想は3.1%、GDPナウキャストの同第2四半期予想は1.3
米経済の劇的悪化を警戒した米国株大暴落と、GDP予測モデルの見方にはかい離あり
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル/円は保ち合い「下放れ」に一変?!
米ドル/円は2週間前の長期三角保ち合い「上放れ」の可能性から一転、短期間に112円から105円割れへ暴落したことで、逆に「下放れ」の可能性が出てきた
「下放れ」なら、教科書的には100円割れへ向かう見通し
下放れは「ダマシ」か、それとも確実性が高まるかの見極めが決定的に重要か
吉田恒の為替デイリー
為替相場も急騰するボラティリティー
米ドル/円もボラティリティーが急騰している。一日平均変動幅は2月からさらに倍に
注目される方向は、2週間前から一転して長期保ち合い下放れ攻防に
吉田恒の為替デイリー
株安・円高は「一時的」だった可能性!?
米ドル/円と高い相関関係が続いてきたNYダウが4日、足元2万7000ドルの52週MAを回復した。このまま52週MAを上回る推移に戻るなら、大暴落だったが、経験的には一時的な下落に過ぎず、上昇トレンドが続いている可能性が高まるだけに、米ドル/円の観点からも注目
吉田恒の為替デイリー
G7声明は「9・11」後の内容に類似
3日に出されたG7声明は2001年9月11日、「9・11」同時多発テロ後のものと表現的に類似性がある。「更なる行動へのコミット」であり、それを見極めながら株価は安定回復に向かう可能性に注目。
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル/円の行方決める米国株は重大岐路
先週は突如「新型肺炎クライシス」の様相となり、世界的に株価大暴落。それに連れて米ドル/円も先々週から一変、一気に年初来安値更新
このように米ドル/円は株価の動きが鍵。すでにNYダウは52週MAを5%以上と大きく下回り始めたため、この状況が今週以降も続くなら、株安トレンドへ転換した可能性高まる。それとも一時的株安ならここまで。米ドル/円の行方もそんな株次第か
吉田恒の為替デイリー
続々・長期小動き終了後は大相場
米ドル/円は昨年まで3年連続で年間値幅が10円程度にとどまるなど、記録的なボラティリティの低下、「低ボラ」となっていたが、いよいよそれが変わり始めた可能性に注目。
吉田恒の為替デイリー
新型肺炎不安でも米1Q成長率予想2.7%
新型肺炎の経済への影響に対して懸念が高まっているが、定評のあるGDP予測モデルによると、1~3月期の米GDP成長率予想は2.7%へ、27日にむしろ上方修正された。
米景気回復が続く中での株安・円高は経験的には限られる。それとも新型肺炎リスクは、そんな経験則も吹き飛ばすのか。大きな分岐点を迎えている可能性。
吉田恒の為替デイリー
続・長期小動き終了後は大相場
2月の米ドル/円の値幅は半年ぶりに3円以上に拡大した。経験的に長く続いた小動きが終わった後は、しばらく値幅拡大が続く傾向があっただけに、3月以降も注目か
吉田恒の為替デイリー
この先の米ドル/円下落は限定的の可能性
米ドル/円は米株と高い相関関係が続いてきた。それが変わらなければ、今後の行方は米株次第
その米株、NYダウは足元2万7000ドル程度の52週MAまで下落。経験的に、一時的な下落なら52週MAを大きく、長く下回らない
以上から、この先の米国株安・米ドル/円下落は限定的な可能性
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル/円長期三角保ち合い上放れの可能性
米ドル/円は先週の一段高で長期三角保ち合い上放れの可能性出てきた。保ち合い上放れなら、経験的にはもう110円も下回らず125円に向かい一段高となる可能性あり
米ドル/円と米国株の高い相関関係が変わらないなら、米ドル高は株高が手掛かり
吉田恒の為替デイリー
円急落の理由と「今後の行方」
2月19日の円急落は、2015年以降、そして年明け以降といった2つの時間軸における米ドル/円値幅狭小化プライス・パターンが崩れたことが主因ではないか
長期三角保ち合い上放れなら、120円超への米ドル高・円安の始まりの可能性も注目