吉田恒の為替デイリー
米ドル/円、3月111円、5月113円!?
2019年7月以降の米ドル/円と、21年前、1998年7月以降のNYダウの値動きは比較的似ている。この似た関係がこの先も続くなら、3月111円、5月113円の見通しになる!?
吉田恒の為替デイリー
割高警戒圏に突入するメキシコペソ/円
メキシコペソ/円が足元で6.07円程度の5年MAに接近してきた。5年MAを上回ると、割高警戒度が強くなるため、取引に慎重さが必要になるのではないか
吉田恒の為替デイリー
ユーロ安の行方で重要な120日MAとの関係
ユーロ/米ドルは安値更新となっているが、これは金利差から大きくかい離した動き
金利差からかい離したユーロ/米ドル続落を説明できるのは投機筋のユーロ売り。これは基本的に、足元1.105ドル程度の120日MAが転換点の可能性
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル/円小動きの最終局面
米ドル/円の値動きの収縮は、いよいよ108~110円に収れんした可能性もある。つまり、どちらかをブレークすることは、長期的に展開した値動き収縮の終わりの可能性がある
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円110円が「壁」になった理由
110円は2015年からの三角保ち合いのトレンドライン上限。長期保ち合いブレーク攻防になったことから、110円が「壁」になったのではないか
吉田恒の為替デイリー
豪ドル/円反発メドの考え方
豪ドル/米ドルの年明け以降の下落は金利差からかい離し、中国株安に連れた動き。中国株安一段落なら、金利差からのかい離修正も含め、豪ドルは反発続く見通し
ただし豪ドル/円は52週MAとの関係でみると下落トレンド継続中。経験的には、豪ドル反発も52週MA、75.3円を大きく上回らない程度か
吉田恒の為替デイリー
長期的小動き終了後は大相場
米ドル/円の月間値幅3円未満はすでに先月で5ヶ月連続。2010年以降の最長記録、7ヶ月に迫ってきた
ただ過去の長期的小動き終了後は一転して大相場となった
吉田恒の為替ウイークリー
株高・円安「バブル化」の始まり?
先週の米ドル/円は、週初と週末で様相が一変。米国の主要な株価指数は、株安が転換、一気に最高値更新となった
先週の動きは、21年前のように「主要国の実質的な金融緩和」を受けた「株高バブルへの道」の始まりかもしれないのではないか。米国株と米ドル/円の相関関係に変わりないなら、株高に連れて米ドル/円も大幅な上昇に向かう動きが始まった可能性があるのでは!?
吉田恒の為替デイリー
「NFP予想以上でも米ドル安」の理由
米ドル/円は7日発表の米雇用統計が良い結果だったが反落。株安へ連動したためか
NYダウは7日は陰線だったが、先週は大幅陽線。景気回復続く中、週足の大幅陽線の示唆のように新たな上昇相場が始まった可能性注目
吉田恒の為替デイリー
続・1999年との類似と米ドル/円「未来シナリオ」
2020年の米国株は1999年に似た展開になる可能性がある
その1999年は、新年スタート早々から株高となったわけではなかった。むしろ下落傾向が続いていたNYダウが安値を極め、勢いよく一段高に向かったのは2月中旬から。日銀ゼロ金利政策が、図らずも、株価がバブル化に向かう最後のトリガー役になった可能性
今回の中国の資金供給策は、1999年2月の日銀ゼロ金利政策と似た役割になった可能性
吉田恒の為替デイリー
1999年との類似と米ドル/円「未来シナリオ」
昨年の米国株を巡る状況は1998年と類似。1999年に入り米国株が一段高に向かったタイミングは、日銀の2月ゼロ金利決定と重なっていた
新型肺炎対策の中国の大規模資金供給が、1999年2月ゼロ金利のように世界的な株一段高のきっかけになる可能性注目
吉田恒の為替デイリー
豪ドル/円の年間予想は67~77円
豪ドル/円の底打ちにはCRB指数の上昇と米豪金利差豪ドル不利拡大一巡などが必要
豪ドルが底打ちするまでは、今年の予想レンジは67~77円程度か
吉田恒の為替ウイークリー
「新型肺炎ショック」株安・円高一巡の手掛かり
新型肺炎の影響などを懸念、株安・円高が拡大。旧正月明けの中国株の動向も警戒
ただ米景気回復は続いている。また、過去の「SARS」などの経験からすると、中国から地理的に離れた米国などから、徐々に株安リスク低下の可能性にも注目
吉田恒の為替デイリー
米1Q「成長加速」予想の2.7%
週明けは、旧正月明けで中国の株式市場は「新型肺炎リスク」で暴落する可能性が高そうだが、それがさらに一段の拡大に向かうかといえば、米景気回復との関係からすると微妙ではないか
吉田恒の為替デイリー
トルコリラ下落リスクの考え方
「大暴落」の後は、しばらく短期的な下がり過ぎも限定的にとどまる可能性が高かった。それを参考にすると、年内トルコリラ/円は15~16円は割れない可能性が高いか!?
吉田恒の為替デイリー
高金利通貨反落リスクの考え方
一時的なリスクオフに伴う高金利通貨反落に過ぎないなら、大まかな目安として、メキシコペソは5.6円を、南アフリカランドは7.5円を大きく、長く下回らない見通し
吉田恒の為替デイリー
続・英ポンド反落リスクは大丈夫か
金利差から大きくかい離し、昨年12月にかけて「上がり過ぎ」懸念が強くなっていた英ポンド/円は、その修正に伴う下落リスクが引き続き要注意ではないか