吉田恒の為替ウイークリーの記事一覧

チーフ・FXコンサルタントの吉田恒による週間為替展望です。注目通貨ペアの相場動向を解説します。

週の第1営業日に更新
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】11/20~11/24の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は、2022年以降の米ドル高値更新目前のところから、11月17日(金)には149円割れ近くまで急反落となった。 この主因は米長期金利、10年債利回りなどの低下が続いていることか。 米金利に主に注目しながら、当面は米ドル上値が限られ、下落拡大のリスクに要注意。今週の米ドル/円予想レンジは148~151円中心を予想。
【為替】11/13~11/17の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は5営業日続伸で151円台後半まで上昇。 151円台後半はテクニカルな重要分岐点。米ドル高・円安がここで止まるか一段と広がるかは、米景気減速を受けた米金利低下、そして円安阻止介入の有無などが鍵となる。 今週の米ドル/円は147~153円中心で米ドル高値波乱含みの展開を予想。
【為替】11/6~11/10の米ドル/円を予想する
日銀金融政策決定会合後、2022年10月米ドル高値近くまで米ドル/円上昇となったものの、その後は米金利の大幅低下を受けて米ドル/円も150円を割り込んだ。 米景気減速への注目が高まり、米金利は一段と低下する可能性もありそうだ。 大量の米ドル買いポジションの手仕舞いは米ドルの上値を抑制し、下落を加速させるリスクもあり。今週の米ドル/円は147~151円中心で予想。
【為替】11月の米ドル/円を予想する
米7~9月期実質GDPは4.9%上昇。「強すぎる米景気」背景に、米10年債利回りは5%まで、米ドルも150円まで上昇。 市場の注目は米景気減速へシフトの可能性。「米金利上昇=米ドル高」相場も転換か。 11月の米ドル/円は145~152円中心で予想。
【為替】10/23~10/27の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円の値幅が1円未満になるなど、このところ小動きが続いている。これは介入警戒の他、米金利上昇が米ドル買いにつながりにくくなってきたことの影響か。 米金利上昇は、強い米景気だけでなく、米財政赤字への懸念、「悪い金利上昇」の側面もありそうだ。 米金利上昇でも米ドル買いの鈍い状況が続くなら、米ドル高余地は限られる見通し。今週の予想レンジは147~151円中心で想定。
10/16~10/20の米ドル/円を予想する
先週はFOMC関係者の「ハト派」発言が相次ぐ中で米金利が低下、米ドル/円も一時148円台前半へ下落。 その後、米インフレ指標が予想より強く、米ドル/円は150円近くまで反発した。ただし、中東情勢への懸念によるリスク回避の影響もあり、米金利は上げ渋り感が目立ってきた。 今週の米ドル/円は、「弱い」予想の米景気指標や中東情勢を受けた米金利の動きに注目しながらの展開か。147~151円中心での展開を想定。
【為替】10/10~10/13の米ドル/円を予想する
先週は一時150円乗せも直後に米ドル急落。ただ介入はなかった可能性が高そうだ。 米雇用統計発表ではNFPが予想を大きく上回ったものの、「米金利上昇=米ドル高」は限定的にとどまった。景気への「遅行指数」雇用関連統計への反応が鈍くなった可能性も考えられる。 強い米景気は大幅な米金利上昇等で織り込まれ、むしろそんな金利上昇等が先行き景気減速をもたらす可能性に注目が移ってきたのではないか。米ドル/円は147~152円中心で予想。
【為替】10月の米ドル/円を予想する
9月は「予想以上に強い米景気」の可能性が広がる中、「米金利上昇=米ドル高・円安」が続き、米ドル/円は150円の大台に肉迫する展開に。 10月の最大の焦点は、「米金利上昇=米ドル高・円安」が続くかどうか。米金利上昇は、経験的には「限界圏」を超えており、その意味ではいつ終ってもおかしくなさそうだ。記憶に残る株暴落など「不吉の10月」アノマリーの影響なども要注意。 米ドル/円は2022年の高値、151円の更新には至らず反落に転じる可能性があるとの考えから、144~152円中心での展開を想定。
【為替】9/25~9/29の米ドル/円を予想する
先週は、注目されたFOMC、日銀会合などを受けて米ドル高・円安が再燃。ただ介入警戒や株安、リスクオフの拡大などを受けて、米ドル高・円安も伸び悩む展開となりました。 リスクオフが続いた場合、米ドル高・円安は伸び悩む可能性あり。米ドル高・円安が一段と進み介入との攻防劇が再現した場合は、一時的に米ドル急反落の可能性も。 今週の米ドル/円予想レンジは145~150円中心で想定。
【為替】9/19~9/22の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は、植田日銀総裁インタビューを受けて緩和見直し思惑から円高への動きも見られたが、一時的にとどまった。 今週はFOMC、日銀会合など注目イベントが相次ぐ。さらなる米ドル高・円安となった場合は、円安阻止介入との攻防が再開する可能性もありそうだ。 今週の米ドル/円は145~150円中心での展開を予想。
【為替】9/11~9/15の米ドル/円を予想する
米ドル/円は、例年通りレーバーデイ明けからこの間のレンジをブレーク。今回の場合は米ドル高方向へ大きく動き出すところとなったが、147円を越えてきたところから円安阻止介入への警戒感が強まってきた。 足元で米景気は過熱気味に強い状況が続いているようだが、それを受けた「米金利上昇=米ドル高」が続くのか、それとも円安阻止介入がその前に立ちはだかるのか。 円安阻止介入の可能性も高まってきたと見られることから、今週の米ドル/円は米ドル高値圏で波乱含みと予想。145~150円中心での展開を想定したい。
【為替】9月の米ドル/円を予想する
8月の米ドル/円は一時147円まで上昇。足元の米景気が予想以上に強い可能性のあることを受けた米金利上昇の影響が大きかっただろう。 ただ、米10年債利回りが4%以上に上昇するといった「上がり過ぎ」が、この先の景気減速をもたらし、米金利はこれまでから一変、「下がり過ぎ」に向かうリスクに注目。 9月の米ドル/円は、米金利の「下がり過ぎ」リスクをにらみ、上昇から下落へ転換、140~148円中心のレンジでの展開を想定。
【為替】8/28~9/1の米ドル/円を予想する
注目のジャクソンホール会議のパウエル発言を受けて、米ドル/円は僅かながら年初来の米ドル高値を更新した。 米金利が「上がりにくい一方で下がりやすくなっている」可能性に注目。円にも徐々に「売られ過ぎ」再燃の兆し。 今週は143~148円中心に米ドル高・円安が行き詰まる展開を想定。
【為替】8/21~25の米ドル/円を予想する
先週は年初来の米ドル高値を更新、146円半ばまで米ドル一段高となった。 その後、「人民元安阻止策強化」の報道をきっかけに米ドル反落。中国経済への不安を受けた円を含めたアジア通貨売りの買い戻しがあった可能性も。 米ドル/円は短期的な「上がり過ぎ」拡大の余地はあるものの、循環的には米ドル高・円安限界圏での推移が続いている。今週は142~148円で米ドル高値波乱含みの展開を予想。
【為替】8/14~18の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は、ほぼ一本調子で上昇し、一気に年初来の米ドル高値に肉迫する動きとなった ただし、米ドル高・円安は日米金利差などからのかい離も目立った 今週は米景気動向と円安阻止加入再開などをにらみ、142~147円中心に上下に荒い値動きになる可能性がありそう
【為替】8/7~11の米ドル/円を予想する
7月末の日銀会合以降の米ドル高・円安は144円手前まで続いた。ただその後は日米の株価下落や、米雇用統計発表後の米金利低下などを受けて142円割れへ米ドル/円反落。 今週は米インフレ指標発表や米国債入札を受けた米金利の動きに注目。 米国債ポジションなどから、米金利は「意外に上がらない」と想定。そうであれば、米ドル高・円安は限られそうだ。今週の米ドル/円は138~143円中心で予想。
【為替】8月の米ドル/円を予想する
7月の米ドル/円は137~144円のレンジで上下に値動きの荒い展開が続きました。 FOMC、日銀金融政策決定会合という注目イベントを通過しましたが、特に日銀は一部政策の修正があったため、その影響の見極めが当面の行方を考える1つの焦点になりそうです。 8月の米ドル/円予想レンジは137~144円中心で想定します。
【為替】7/24~28の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は前週から一変、米ドル高・円安へ大きく戻す展開となった。特に、7月28日予定の日銀金融政策決定会合を巡る思惑の影響が大きかっただろう。 1年前も、今回と同様に7月にかけて急落した米ドル/円だったが、8月以降は米ドル高値更新に向かった。ただ1年前と最近では違いもあり、この間の米ドル高値更新には至らないと予想。 米ドル/円の反発は限られ、今週は138~144円中心での展開を想定したい。
【為替】7/18~21の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は137円割れ近くまで急落。米金利低下や日本株下落をきっかけに、円「売られ過ぎ」の反動が広がったことが主因か。 一時米7月利上げ「打ち止め」観測で米金利低下が拡大。ただ7月14日(金)は利上げ長期化説が再浮上と、米金融政策を巡る思惑は振れが激しい。 個人的には「米金利上昇=米ドル高」再燃は限られると予想。今週の米ドル/円は136~141円中心での展開を想定。
【為替】7/10~14の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は7月7日(金)に急落した。米金利は上昇傾向だったが、リスクオフが円買い戻しをもたらした影響が大きかった模様。 今週はCPIなど米インフレ指標発表が続く予定。 米ドル/円はテクニカルには米ドル下値模索が続きそう。一方、引き続き株価の動向に注目しながら、140~145円中心で上下に振れやすい展開を予想。