相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第358回 4月前後の高値説、その正体は?
日経平均株価が15年ぶりの高値を回復するなど、今の強気相場をみていると、すぐに下落が始まるとは到底思えません。しかし、筆者が当初から目先の天井になると予想していた、18,800円~19,500円...
第357回 さらば「スバル」よ
2012年以降、このコラムで何度かご案内した、「スバル」こと富士重工業(7270)の株価が、少し気になります。気になるといっても、上昇に向けてということではなく、天井ではないか?と気持ちに...
第356回 「大きく広がる「夢」」
日経平均はついに2007年の高値18,261円を上回りました。2007年といえば、自動車メーカーを中心に、輸出企業が新興国の好景気に恩恵を受けたときの高値です。では、なぜその時の高値を上回ると、...
第355回 「ソニー株は変わったか?」
ソニー(6758)株が市場の注目を集めている。先日発表の決算では、デバイス分野の黒字化が寄与したことや、今期はテレビ事業が黒字に浮上することなどで、連結営業利益が従来予想の400億円の赤...
第354回 「ディズニー株の変調は何?」
久しぶりに宮内庁の行事「歌会始めの儀式」の話題となります。毎年の儀式では来年の「お題」が決まります。今年の「本」に続き、来年は「人」と決まりました。「歌会のお題」がその年の相場を予...
第353回 「注目の時間帯」
日経平均の最近の値動きで感じることですが、2014年12月8日の高値以降、下げて上げて下げて上げて、と要するに「ボックス相場(もみ合い)」です。今日は下げるかもしれませんが、続けて16,000...
第352回 「トヨタ株に相場のヒントが?」
テロへの警戒、原油安、ギリシャ総選挙の結果など、現在の世界を取り巻く懸念材料を挙げたらきりがありません。米国の景気減速懸念も少し浮上してきたところですし、ギリシャを発端とした欧州の...
第351回 「水素(H)で勝負!」
年初からリスク回避が続くマーケットですが、NY原油先物が1バレル45ドルの節目を意識できるかが注目です。ドル/円相場も1/14のNY時間で1ドル116円すれすれまで円高が進む場面がありましたが、...
第350回 「株、60年前は誰が買った?」
今年の干支は「乙未(きのとひつじ)」です。過去の「未」年は、1955年(乙未、神武景気の拡大)、1967年(丁未、いざなぎ景気、ポンドショック)、1979年(己未、第二次オイルショック、資源株...
第349回 「経験則は倍返しか?」
「掉尾の一振」が始まったのか?イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長の表明を受け、ダウ平均や日経平均は見事な戻りを演じている。筆者も過去にあまり経験したことがない勢いだ。10/31の日銀...
第348回 「トンビとハザマ」
ダウ平均は直近高値からあっさりと700ドルを超える下落幅になってきました。12/5高値(17,958ドル)から770ドル程度(7/16高値からの下落幅相当)は簡単に下げる試算はあったのですが、とりあ...
第347回 「重要ファクターは円からアジアへ」
中国本土市場は再び株式ブームに沸いています。上海総合指数は9日に乱高下し、終値ベースは5.4%(前日比)の下落となりましたが、利下げを好感して急上昇した反動と割り切れば当然の動きでしょ...
第346回 「地銀株と建設株」
2015年の注目業界・銘柄を教えて下さい!この時期の取材などでよく尋ねられます。株高による消費力底上げを背景に、百貨店株へ注目した時期もありました。ただ、景気のバロメーターにはなるけど...
第345回 「700ドル程度の下げも・・・」
日経平均の17500円は予想以上に重いです。「普賢と文殊」が効いているのでしょうか?個人的には気持ちは上放れなのですが、ズドーンと陰線を引きそうな雰囲気もありますね。いずれにしても、米...
第344回 「GDPショック一巡後の注目株」
17日の日経平均は今年二番目の下げ幅を記録。25日線とのかい離率は14日時点で10.0%まで広がり、昨年6月にかけて急落する直前高値の水準まで過熱していました。同時に示現したローソク足の「首...
第343回 「175は普賢と文殊」
「下げない相場は高い」「買いにくい相場は高い」「売りやすい相場は高い」、身に覚えないでしょうか?日経平均は17,500円まであと一歩に迫ってきました。前回、お伝えいたしました主要なフシ目...
第342回 「株、歴史的なフシ目」
日経平均はスパイクボトムのような切り返しの強さです。直近安値を付けた10/17に向けては相場の崩れを気にする向きが多かったようですが、長期の基本波動は裏切らなかった。2013年6月安値を起...
第341回 「視界が晴れる」
米国株の戻りが凄まじいです。今度こそは戻らない、といった見方が10月前半は多かったようですが、10/28現在、ダウ平均は9/19高値から-1.6%程度の水準まで戻しています。もっと凄いのはNASD...
第340回 「戻る局面の銘柄選び」
ダウ平均の9/19高値17,279ドルは、昨年11月高値(16,067ドル)からもみ合い期間の最大値幅1,204ドルを上げた17,271ドルの水準です。7/16高値17,138ドルは、12月高値と2月安値の中値(15,974ド...
第339回 「全体では微調整」
10月7日、「4夜連続・日本株オンラインセミナー」に講師として参加いたしました。ご聴講いただきました皆様、心よりお礼申し上げます。翌日の8日の朝、私はテクニカル分析の研究のため、ロンド...