相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第398回 ダメ押しが本物の安値?
1月7日のマネックス証券オンラインセミナーではお世話になりました。ご質問に対する十分な回答時間が取れなくて反省しております。次回このような機会がありましたら、最初にお客様からのご質問...
第397回 「年前半はT→Sへ?」の前兆
明けましておめでとうございます。今年も「相場一点喜怒哀楽」をよろしくお願いいたします。さて、2015年の先進国の株式市場は、日本株とドイツ株の米国株に対する優位性が際立つかたちとなりま...
第396回 「申酉(さるとり)騒ぐ」の前兆
日経平均は12/18、日銀による異次元緩和の補完措置の導入が発表され、取引時間中には25日線(図表の緑線)を上回り19,869円まで上昇する場面がありました。しかし、25日線がすでに下落基調に転...
第395回 逆張りは「陰陽」の数が決め手?
個別銘柄の買いと売りの取引を同時に仕掛け、相場下落時でも絶対収益を狙うヘッジファンドの古典的な投資戦略は有名です。2つの投資対象の間で、割安な方を買うと同時に割高な方を売り、その価...
第394回 「投資に使えるテクニカル分析」
今年も早いもので1カ月を切りました。私がボランティアで活動しているNPO法人日本テクニカルアナリスト協会絡みでは、今年はIFTA(国際テクニカルアナリスト連盟)東京大会というビッグイベント...
第393回 「相場がわからない」
日本郵政(6178)が高値をとってきました。再び上昇基調を強める可能性が高く、郵政3社の株価が相場全体をけん引するシナリオは捨て切れません。ただ、上海総合指数が急に大きく下げたり、米国...
第392回 「テクニカルの強弱」
日経平均は「押し目待ちの押し目なし」の状況が続いています。11/19の上昇でE計算値19,975円(9/29安値から10/9高値までの上昇幅を10/9高値に加えた水準)のターゲットを達成したあとは伸び...
第391回 「700円の壁を突破!」
フランス同時テロによる株式市場への悪影響が警戒されましたが、週初16日の日経平均の200円安も先週末の欧米株の下落で説明がつく範囲でした。欧米市場ともに影響は限定的でした。というか、米...
第390回 「短期と中期と長期」
ドル円相場は8/28に付けた戻り高値(121.75円)を上回り、8月急落後の下値固めが完了。円安方向に一段と騰勢を強める公算が大きいようです。一方、短期的には8/12安値(123.79円)前後が上値...
第389回 「雲抜けなら2万円のフシが・・・」
発表される国内企業決算(主に3月本決算企業の第2四半期)への反応は短期売買によって振れ幅が大きくなっているものの、内容的には通期下方修正への懸念は幾分和らいでおり、12月に向けては好業...
第388回 「ダウは年内の高値更新あるか?」
ダウ平均は10月23日、200日移動平均線(以下、200日線)を上回りました。短期的には原油安を理由にしたエネルギー関連株の下げが下押し要因となる可能性はありますが、200日線を超えたことで強...
第387回 「株、ドル/円とも2月ごろまでボックスか?」
FOMC(連邦公開市場委員会)や日銀政策決定会合を来週に控えるなか、東京市場は国内企業の決算発表(主に第2四半期)にポジティブに反応しています。業績絡みの材料に新日鉄住金や東京製鉄、安...
第386回 「ここから米株投資で負けない秘訣」
米国では主力企業の7-9月期(第3四半期)の決算発表が始まりました。相場全体に影響を与えうるようなサプライズはありませんが、すでに発表を終えたジョンソン&ジョンソンの決算をみていると...
第385回 「18800円を超えれば何が変わる?」
日経平均は9月29日の安値(16901円)から反発に転じ、5日には18000円台を回復しました。チャート上では、一般的に株価のフシとして意識されやすい25日移動平均線(17991円、7日現在)を上回る強...
第384回 えぇ!また1,000円動くの?
2015年は未年です。東証が戦後再開して以降、未年の過去5回(1955年、1967年、1979年、1991年、2003年)の日経平均を振り返ると、月足ベースでは10月にいったん高値を付ける傾向があるようです...
第383回 TOPIX先物に買い需要?
注目された米国のFOMC(連邦公開市場委員会)では利上げ見送りとなり、株式市場はここまでのところ弱めの反応をしめしています。不安心理を先延ばしにするようなことをなぜ選択したのでしょうか...
第382回 株と為替、超えなければいけないフシ
日経平均は現在、2007年高値18,300円を中心にもみ合いとなっています。8月28日高値(19,192円)と9月8日安値(17,415円)をたして、2で割ると18,303円になります。過去のもみ合いの中値や主要な...
第381回 日経平均、急落幅は過去と同じか?
日経平均の8月28日高値(19,192円)は転換線(19,188円、8月28日)や7月9日安値(19,115円)などが意識された格好となりました。その後の調整は当たり前といえば当たり前の動きなのですが、少し...
第380回 乱気流に制御不能
24日の日経平均株価は前週末比で895円安と、今年最大の下げ幅を記録しました。それでも「セリングクライマックス」(総弱気となり大量の売り注文が市場に出て、相場があく抜けする)ではありま...
第379回 年後半はどこで破裂か?
米国の住宅市場が堅調です。来週も今週に続き住宅関連指標の発表が続きます。このような堅調な結果は、米国の9月の利上げムードを高める方向に作用するはずなのですが、市場はなかなか気迷いか...