相場一点喜怒哀楽の記事一覧
個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。
毎週火曜日に更新

第464回 年後半は円安株高のリズムか?
米国の景気減速リスクばかりを気にしすぎると、米長期金利の上昇→ドル高・円安の流れは読み切れません。今回、ほとんど警戒していなかった欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁発言によるによるサ...
第463回 マイナスは米中関連業種だけ
高値更新基調が続く欧米株式、ドル/円相場も52週線をサポートに緩やかに円安方向に動き始めていますので、日本株に対する持たざるリスクが少し意識されだしているようです。材料難のときでも、...
第462回 32日目だと7月18日が怪しい
日経平均株価は25日線の上昇がストップし、来週も調整(モミ合い)が長引きそうな雰囲気です。日米金融政策のイベントが通過し、比較的材料不足の週となります。今週発表された米5月消費者物価...
第461回 今年は円高にだまされるな!
日経平均は2日に2万円台を回復しました。というわけでもないのですが、今回は日経平均の足元までの動きを振り返り、今後のイメージをお伝えしたいと思います。できるだけ簡単に書きますので、チ...
マザーズはこれからに期待
マザーズ指数は5月31日まで9連騰を記録しました。一方、日足では25日線からの、プラスかい離率が5%程度になると上値が重くなる傾向が強く、足元は概ねその水準に位置しています。売られ過ぎや...
アブラの6月相場、今年は大丈夫か?
このところNY原油相場が堅調です。ロシアとサウジアラビアが共同声明で、原油の協調減産を2018年3月まで延長すると発表したことが、上昇に拍車をかける要因となりました。22日には6月限が50.8ド...
トランプ騒ぎは短命か?
トランプ米大統領がロシア側に機密情報を漏えいしたとする、「ロシアゲート」疑惑が警戒感を強め、金融市場は一気にリスクオフに転じてしまいました。17日のアメリカのダウ平均は今年最大の下げ...
「牛、バーガー、めん、すし」対決!
5月に入りました。「今年はセル・イン・メイ(5月に株を売れ!)の相場格言が当てはまると思いますか?」とたまに聞かれます。しかし、「ここまで足元上昇すると反動で安くなる」と答えたいとこ...
去年もあった4月の急反発
去年もあった4月の急反発。19,000円~19,500円にある累積売買代金の「120兆円の壁」はかなりの上値抵抗になるはずなのですが、この勢いはどのように理解すればよろしいでしょうか。まさか、ほん...
120兆円の壁
アメリカと北朝鮮の軍事的な緊張は続いていますが、中国の大人の対応で沈静化に向けた第一関門はクリアしたように思います。次は、23日に行われるフランス大統領選挙の第1回投票結果に、ひとま...
ボリンジャーからみる日本株
業種別の株価指数の話が続きますが、業種別の中でも時価総額で、「電機」、「輸送用機器」に次ぐ3位の「情報通信」を取り上げて話を展開していきます。これは、4月11日の日経CNBC「夜エクスプレ...
次の反発局面は不動産株が面白い?
東京株式市場は名実ともに4月の新年度相場入りとなりました。朝鮮半島情勢やロシア情勢を材料としたリスク回避の円買い、6-7日の米中首脳会談、18日の日米経済対話、米財務省の為替報告書では...
外国人買い、4月は過去最大
ダウ平均は27日までの8連敗にもかかわらず、史上最高値からの下落率はわずか2.7%にとどまっています。27日といえば、ちょうどトランプラリーが始まる直前の、安値から97日が経過したところ。20...
来たか?
21日の米国株式市場で、ダウ平均は237.85ドル安、ナスダックが107.70ポイント安と久しぶりにびっくりするような下げ。ダウ平均とS&P500は前日比の下落率が1%未満の日が109営業日続きましたが、...
この手口、上昇局面なら無視できない
来週の東京株式市場は4日立会いですし、今週に比べると大きなイベントがありません。ただ、材料がないから動かないかというとそうではありません。日本の3連休中に米ダウ平均などが再び高値を更...
SQ後の11日間
ドル円は1ドル=114円台から円安方向に上値が重く、すでに来週のFOMC(連邦公開市場委員会)での米利上げを織り込んでいる状況です。週末の米2月雇用統計の結果や、上記FOMC後の議長会見の内容...
ダウは大天井ではない
ダウ平均は30年ぶりの連続記録(13日連続最高値)更新を逃してしまった、と思いきや、3月1日には300ドルを超す上昇となるなど、予測不能の「青天井」の状況となっています。1日現在、200日線か...
低位小型に妙味あり
2月に入ってからの東京市場の変化といいますか、気づきとなった点は、東証2部や日経ジャスダックなどの中小型株指数が2006年の高値を上回ってきたことです。アベノミクス相場で2006年~2007年当...
騰落レシオのボリンジャー
騰落レシオは値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求めます。その毎日のデータをつなげるとかなり変動が激しくなり、指標性にかけるため、一般的には25日間の平均を使って市場を分析します。...
相場は着実に地固めだぞ!
日米の金融イベントや米1月雇用統計の発表を通過し、東京株式市場はインパクトに欠ける展開となっています。景気指標の改善、企業業績の上方修正が伝えられる中でも、トランプ米政権への警戒感...