相場一点喜怒哀楽の記事一覧
個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。
毎週火曜日に更新
マザーズの騰落株線
市場分析のテクニカル指標に「騰落株線」というものがあります。ある特定の日を起点に値上がり銘柄数をプラス、値下がり銘柄数をマイナスし、それを累計した値を日々つないだ線です。市場人気が...
「残留・離脱」どちらでも株高?
日経平均は英国の国民投票を前に、いったん下放れてしまいました。やはり、13日の下げが厳しかったです。4月25日高値から5月31日高値を通る右肩下がりの上値抵抗ラインAと、5月2日安値から6日安...
英国民投票で三角放れはどっちだ!
日経平均は2/12安値(14,865円)から少し上昇したあと、もみ合い(調整)相場が続いていますが、その理由のひとつに25日線と75日線の推移があります。移動平均線は傾きが重要です。上向きでな...
ドルと原油の順相関は続かない
日経平均株価の過去6月相場を振り返ると、1996年~2015年までの20年間における騰落は14勝6敗と大幅に勝ち越し。2015年は年間の高値を付けました。株式市場は売買代金の低迷が続いていますが、裁...
金利上昇は小型株に軍配?
米国の利上げ再開を見込んで、米国の債券利回りが上昇しています。今回は足元の米債券市場の変化を想定し、今後の米株式市場をイメージしたいと思います。図表1に掲載した、イールドスプレッド...
コポックが予想する長期の買い場
日経平均の昨年高値(20,868円)からの調整は来月で12カ月(1年)が経過しますが、あらためて株価位置を確認してみます(図表1)。アベノミクス相場ではバブル崩壊後に付けた戻り高値のうち、20...
夏場の撤退効果は?
米国では一般的に、5月最終月曜日の「メモリアルデー(戦没者追悼記念日)」が夏の始まり、9月初めの「レイバーデー(労働者の日)」が新学期のスタートでもあり、夏の終わりと認識されているよ...
アブラの6月アノマリーは今年もか?
NY原油先物のチャートを図表に示しました。2013年以降の推移を終値ベースで遡ると、100日移動平均線(以下、100日線)が重要なフシになっているのがわかります。足元は100日線を上抜けている状...
連続マドは典型的な二番底サイン
産油国によるドーハ会合は増産凍結で合意に至らずでしたが、原油相場は思った以上に下げませんでした。ドル/円相場も直近安値1ドル=107.63円(2014年10月1日の高値110.09円と2014年10月15日安...
ミニデカップリングか?
前回の第408回「日本株の出遅れ解消は米株の調整後か?」のなかで、TS倍率(TOPIX÷S&P500)が次に上昇に向かうとした場合、短期的にはTOPIX(日本株)の上昇よりもS&P500(米国株)の下落によ...
日本株の出遅れ解消は米株の調整後か?
図表1は、TS倍率の52週線からのかい離率を示したものです。TS倍率はTOPIX(東証株価指数)を米国のS&P500で割った相対指数。そのTS倍率が52週(およそ1年間)の平均からどれだけ離れているかを...
日経平均は18,900円も想定可能か?
あすは経済イベントが盛りだくさんです。東京株式市場が始まる直前には3月調査の日銀短観、取引時間中には中国3月製造業PMI(政府発表)、財新中国3月製造業PMI(民間発表)、取引終了後、日本...
あすの投資戦略
来週28日に向けては、3月本決算銘柄への権利・配当取り目的の駆け込み買いの発生が予想されます。と同時に、この時期になると話題になるし、筆者も毎回話題にするのが「配当再投資の買い」で...
米株は200日線をトライ!
「第402回昨年と今年の急落後の違い」の中で、米国のS&P500は短期的には1970Pぐらいまでしかいかない、といった話をしましたが、既に2000Pを上回り、200日移動平均線(以下、200日線)に突っか...
全人代のあとはなぜか動くぞ
日経平均の最近の上値の重さを踏まえて。戻り高値をつけた昨年12月1日からの下落過程でみると、17,000-18,000円は過去の売買代金が多かった価格帯で、17,000円は出来高分析上ではいったん上値...
どうなる資源関連株の行方?
コマツ(6301)の日足のチャートをご覧ください(マネックス証券に口座をお持ちのお客様はログイン後の「投資情報」または「株式取引」メニュー等からチャートをご覧ください)。移動平均線やオ...
昨年と今年の急落後の違い
米国のダウ平均とS&P500のチャート上に少し変化がありました。2月22日の取引で、1月29日に付けた戻り高値を更新したことです。これは短期的なトレンドが転換するひとつのサインになりえる動きで...
期末前に文句なしの買い場か?
国内の長期金利の低下が著しく、2月9日には10年国債利回りが初のマイナス圏に低下しました。その過程で株式の配当利回りと長期金利の差が大きく開いています。図表は、TOPIX(東証株価指数)の...
第400回 悲観の中で生まれる底入れ
日経平均が終値ベースで1月25日高値(17,110円)を上回り、ひとまず下方へのリスクが和らぎました。メガバンク株の戻りの鈍さをみると、再び底割れがあるような気にもなりますが、そういう「疑...
第399回 満月も仮需もバロメータ
来週から国内企業の第3四半期決算の発表が本格化することもあってか、東京株式市場は週初から業績が悪くなさそうな内需株(以前に好業績内需株の位置づけで買われたことがある)の下値を拾う動...