相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
2つの警戒警報
「終わり良ければ全てよし」ということで、このまま今年は良い雰囲気で終わりそうなのですが、年初の急落が記憶の彼方になり過ぎてもいけません。今年を振り返れば、年初から中国の上海総合指数...
ドル/円、一過性なのか継続なのか?
ドル/円は1ドル=116円処のフシ突破です。意外にあっさりと上回って円安が進みました。116円台というと、アベノミクス相場の大幅な円安局面で、積もり積もった円売り超(円買いよりも円売りの...
金と原油
NY原油先物とNY金先物の相関関係をみると、現在は逆相関が強い状態にあるといえます。逆相関とは両者が逆の動きをすることです。原油は年初から上昇基調を保っている一方、金の方は夏場から大き...
銀行株はまだ上がるか?
12月はイベントがたくさんあります。今晩発表される米11月ISM製造業景況指数や週末の米11月雇用統計などの米経済指標、4日のイタリアでの国民投票、8日の欧州中央銀行(ECB)理事会、そして13日...
ドル/円は112円台半ばまでいくかも
ドル/円相場が1ドル=105円台半ばにある強い「節目の価格帯」を上回り、円安が加速気味の展開となっています。最近発表された11月8日現在の投機筋による円買いポジション超過は3万1,956枚程度...
トランプで株高促進へ
米大統領選挙はトランプ候補の勝利に終わりました。誰になっても、大統領が長期の景気循環を大きく変えることはないと思いますが、さすがに9日の東京株式市場は結果が明らかになるにつれて、株...
年ベースの下値固めなるか
日経平均株価はTOPIX同様、9/5高値(17,156円)を上回る強気サインが点灯し、相場全体の強気サインが一段と強化されました。目先的には25日移動平均線(16,862円、10/26現在)からの上方かい...
年末までの原油は縦・横の均衡点が重要
NY原油相場が堅調です。今年も6月からの調整かと思われましたが、もみ合い相場を経て早々に高値更新を試す勢いとなってきました。1/20安値(26.76ドル)から6/8高値(51.53ドル)までの上昇幅...
TOPIXは9月「三点同時」
東京株式市場は米国株式が不安定に推移するなかでも、為替市場でドル/円相場が1ドル=100円付近をサポートにできている以上、大きくリスク回避に傾くことはないとみています。下落する場面では...
今こそ、あの相場格言・・・
日経平均の17,000円超え維持は簡単ではありませんでした。前々回、年初から8月末までの東証1部の価格帯別累積売買代金(過去に売買が成立した売買代金を価格帯ごとに集計したもの)をご紹介した...
米国株の下値メド
米国市場が波乱の様相を呈してきました。金利上昇による世界的なリスク(債券バブルの巻き戻し)回避相場に警戒しておく必要もありそうです。さて、ダウ平均の新値10本足が陰転しました。最近は...
フシ突破で視界良好か!
日経平均は9月5日、約3カ月ぶりに17,000円台を回復しました。年初から8月末までの東証1部の価格帯別累積売買代金(過去に売買が成立した売買代金を価格帯ごとに集計したもの)をみると、15,500...
コポックは17,000円なら9月転換へ
5月19日の当コラム「コポックが予想する長期の買い場」のフォローアップをしたいと思います。図表1の青線は長期投資のタイミングをみる指標で、「コポック指標」といいます。「コポック指標」は...
半導体関連株は火付け役になれるか?
ジャクソンホール会合でのイエレンFRB議長の講演(26日)のあとも、来週は米国では8月雇用統計の発表を控え、市場は神経質な状況が続くことが予想されます。足元、米国では連銀総裁発言を通じて...
GCで4月高値超えあるか?
米国景気の強さが再認識され、米主要指数の史上最高値更新が投資家心理の改善につながっています。東京市場が順応する動きとしては、食品株など一部の内需優良株に変調(大幅安)が見られる反面...
8月相場はお盆で決まる?
東京株式市場は8月相場に入り、4日間が経過しました。今月はFOMC(連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合がないためなのでしょうか、何となく緊張感のない相場展開です。決算発表銘柄の動...
マザーズ市場の行方
マザーズ指数先物が上場しました。ご祝儀商いはあると期待していましたが、初日の寄り付きの商いは143枚程度。2日目の寄り付きは12枚に激減しました。三連休明けということもあったのでしょうが...
中期は強気、短期は弱気?
日経平均の11日の600円高は、米国発と国内発の好材料がきっかけとなりました。どちらの要因が強く作用したかは検証しようがないですが、筆者の感覚からいくと、米国発が70%、国内発が30%とい...
ダウと輸送株は真逆の立場
イギリスの代表的な株価指数であるFT100指数は、「Brexit」前の水準を早々に回復しました。年初来でもプラス圏に回復ということですから、「Brexit」による混乱はほぼ吸収したかたちとなりまし...
暴落に耐えた136銘柄
「英国の国民投票」が行われる前、第417回のこのコラムで「残留・離脱」どちらでも株高になるのでは、と言及しましたが、結果はご存知の通り。残念ながら外れてしまいました。どちらに転んでも...