田嶋智太郎の外国為替攻略法の記事一覧
株式会社アルフィナンツ 経済アナリスト 田嶋智太郎氏が、外国為替市場の動向や、為替市場への投資の考え方について解説します。
隔週月曜日に更新
月足から窺える?ドル/円の強気
先週末で6月が終わり、ドル/円の月足(6月)は終値で62カ月移動平均線(62カ月線)と31カ月移動平均線(31カ月線)の両線を上抜ける結果となりました。かねて本欄でもずっと注目してきましたが...
当面のドルの上値余地は?
先週6月15日付の日本経済新聞は、前日(6月14日)に行われた欧州中央銀行(ECB)理事会の決定内容を1面トップで伝えました。ECB理事会の結果を伝えるのは当然のことと言えますが、それを1面トッ...
忠実なユーロ/ドルはテクニカルに一旦下げ渋った
前回(5月28日)更新分の本欄で、ユーロ/ドルについて「なおも下げに歯止めがかからなかった場合は、昨年11月安値の1.1554ドル前後、あるいは昨年1月安値から直近(今年2月)高値までの上昇に...
当面のドル/円の下値は自ずと限られる!?
前回(5月14日)更新分の本欄で、ユーロ/ドルについて「再びユーロ/ドルが1.1900ドル処をクリアに下抜けるような展開となれば、そのまま1.1600ドル処や昨年11月安値=1.1554ドルを試す展開とな...
目先はドルの戻りにも一巡感!?
本欄の4月25日更新分において「ドル/円は110円処を一旦試す展開!?」などと述べました。実際、ドル/円は5月2日と5月10日に一時的110円台に乗せる場面があり、執筆時においても109円台前半の...
ドル/円は110円処を一旦試す展開!?
本欄の4月11日更新分において、筆者は昨年の11月初旬から続いていたドル/円の「高値切り下げパターン」が幕を閉じた可能性に注目し、当面は「108円手前の水準というのが一つの壁であり、それだ...
今まさに正念場を迎えた!?豪ドル/円
昨日(4月17日)、国際通貨基金(IMF)は恒例の世界経済見通し(WEO)を発表し、今年と来年の世界成長率予測を1月時点の予測と同じ3.9%に据え置きました。米国やユーロ圏の成長率予測は1月時点...
ようやくドル/円はリバウンド局面入り?
ようやくドル/円はリバウンド局面入り?本欄では、前々回に引き続いて前回更新分でもドル/円の局面変化の可能性について述べています。やはり、要素として大きいのは3月の決算期末を通過し、...
新年度入りでドル/円にも上値余地!?
春の麗らかな気候が心地良い4月となり、市場でも新年度入り後の株高やドル高に期待する声が盛んに聞かれるようになってきています。周知のとおり、今年の1月第2週から3月第3週にかけて日本株を...
対円でのドルはそろそろ売り一巡?
先週末23日、ついにドル/円は終値で105円を割り込み、一時的にも104.50-60円処まで下押す場面を垣間見ることとなりました。週明け26日以降は目先的にも下げ渋り、昨日(27日)は一時105.90円...
ユーロ/ドルは今、かなり重要な節目に到達してきている!?
2月28日更新分の本欄で、ユーロ/ドルについて「一つの正念場を迎えている」と述べました。それは、当時のユーロ/ドルが「まさにダブルトップの転換保ち合いフォーメーションを完成させるかどう...
複数のサイクル終点が近づく!?ドル/円
今度は「ゲーリー・コーン米国家経済会議委員長の辞任」ですか。よくもまあ、こう次から次へドル売り・円買いの"口実"がポンポンと飛び出してくるものです。少し振り返ると、先週は週初(26日)...
一つの正念場を迎えているユーロ/ドル
昨日(2月27日)、米下院金融委員会での証言に臨んだ米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がややタカ派寄りの先行き見通しを披露したことより、市場では「米利上げが年4回となる可能性」が取...
ドル/円は一旦底入れから戻りを試す展開へ...
前回(2月14日)更新分の本欄で、ドル/円について「2016年6月のブレグジット・ショック時からそれ以降、大よそ20~23週ごとに目立った安値をつけて底入れ&反発するパターン、言わば『20週(安値...
ドル/円はそろそろ20週サイクルボトムを形成する?
長らく続いているドル/円の下げ基調に、いまだ転換の兆候は見られていません。昨日(13日)はNY時間帯に一時107.41円処まで下押す場面もあり、ついに昨年9月8日につけた安値(107.32円)と顔合...
米・日株価の乱高下に対する所見
振り返りますと、かつて米国経済がITバブル(ドットコムバブル)崩壊の痛手から立ち直り、新たに金融バブルが萌芽し始めていた2004年6月から2006年6月にかけて米連邦準備理事会(FRB)が計17回...
"不用意"発言が後押ししたドル安に歯止めはかかるか?
先週は、ムニューシン米財務長官や黒田日銀総裁による"不用意"な発言が市場で目立って取り沙汰され、結果的にドル安・円高が一層進行することとなりました。いずれも世界経済フォーラム年次総会...
果たして、日銀の異次元緩和に「出口」はあるのか?
本日(24日)、ドル/円は一時的にも110円割れの水準を買いあさる場面がありました。110円割れは昨年9月半ば以来のことで、このところのドル/円はやけに弱含みで推移する状況が続いています。...
目下のドル安の流れはどこまで?
先週9日、10日あたりから、俄かにドル安の流れが強まっています。周知のとおり、きっかけの一つは9日の東京時間に日銀が残存期間10~25年を対象とした国債買い入れオペのオファー額を前回よりも...
2018年も基本的にはドル高・円安になびきやすい!?
古い相場の格言で「戌笑い」などと言われる2018年がスタートしました。来年は統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥年」であり、その前年となる「戌年」というのは、とかく景気刺激的なム...